【第101回】漫画を描く人なら誰でも参加できる! 少年ジャンプ+による漫画家限定イベント開催決定!!

少年ジャンプ+編集部は、漫画家限定の初イベント「少年ジャンプ+presents 漫画家のツドイ」を2023年6月25日に開催します!

  • 開催日時

 2023年6月25日(午前午後2部制、入退場自由)
 ・午前の部:11時~14時(10時30分受付開始)
 ・午後の部:15時~18時(14時30分受付開始)

  • 会場

 東京都渋谷区
  ※23年秋大阪でも開催予定

  • 参加費

 無料

 
「漫画家のツドイ」ってどんなイベント?漫画家限定のイベントって具体的に何をするの?と思った皆さん! プロ・アマ問わずすべての漫画家の方に満足していただけるよう、少年ジャンプ+編集部は様々なイベント内容を用意しました。
今回はその詳細について皆さんにお伝えします!

イベント内容は主に3つ!
1つ目は、「トークステージ」!!

少年ジャンプ+連載作家と担当編集者による対談や、漫画家の疑問に編集部員が答える特別ステージをご用意しました。

姫様“拷問”の時間です』原作者の春原ロビンソン先生(×担当編集・赤)や、『幼稚園WARS千葉侑生先生(×担当編集・林)が登壇し、作品作りについて語ります。現役連載作家が、作品作りについて漫画家の皆さんのために語りつくす贅沢なステージです。

また、漫画づくりやデビューまでの流れの質問に答える少年ジャンプ+編集部員によるトークステージも!
キャラクターやストーリーなど創作の基本から、漫画家の金銭事情まで!? 普段は聞けないニッチな質問をどんどんぶつけてください!

2つ目は、「展示」です!
少年ジャンプ+大人気連載作品の原画を展示いたします。美麗タッチを目の前で見ることで、創作意欲が刺激されること間違いなし。
さらに、連載漫画家による創作に関する一問一答も公開。「主人公を描く際に一番気を付けていることは?」「原稿が終わった自分へのご褒美は?」など、漫画家のリアルに迫ることができます。人気漫画家とあなたの意外な共通点が見つかるかも?

3つ目は、「持ち込み」です!
少年ジャンプ+の現役編集者に持ち込みをすることができます。目の前で感想やアドバイスを受け取って、自分の作品をブラッシュアップしてください。
また、少年ジャンプ+編集者と自由に雑談できるフリートークコーナーも開設! 好きな漫画や漫画家としての悩みなど、気軽に何でもお話ししましょう。

さらに、少年ジャンプ+連載作品から漫画作りのノウハウを学べる特製小冊子&オリジナルトートバッグを来場者全員にプレゼント! 豪華景品が当たる抽選も実施予定です。

いかがでしょうか?
少年ジャンプ+が漫画家限定で開催する初のイベント「漫画家のツドイ」。漫画を描く皆さんの様々な気持ちにこたえるため、様々な内容をご用意しました。少しでもご興味あれば、応募いただければ嬉しいです。

詳細は公式サイトでチェック!
https://www.shonenjump.com/tsudoi/

応募締め切りは5月16日(火)! 応募多数の場合は抽選となります。
漫画を描いている皆さんにお会いできることを、編集部一同、心より楽しみにしております!


■現在募集中!
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【第100回】『阿波連さんははかれない』作者・水あさと先生にインタビュー! ギャグシーンとキャラクターの魅力を高めるためには…?

こんにちは! 少年ジャンプ+編集部です。

編集部ブログもついに第100回! いつもご愛読ありがとうございます。

そんな記念すべき今回は、少年ジャンプ+で連載中の『阿波連さんははかれない』の作者・水あさと先生にインタビュー! 現在募集中の「少年ジャンプ+漫画賞 2023年【春期】」の特別審査員でもある水先生に、ギャグシーンや魅力的なキャラクターの作り方などについて伺ってきました。

新人作家の皆さん必読の内容です!

ジャンプ+で読む

*****

――『阿波連さんははかれない』は、どのようなきっかけから生まれた作品なのでしょうか。

コミティアで出した同人誌が初出でしたが、その時は「キャラクターから物語を作ってみよう」と思って描きました。
ストーリーよりもまずキャラクター、「こういう人がいたらかわいい」や「面白そう」など考えてキャラを作り、それを骨組みにして物語にしました。
同人誌の『阿波連さん』を読んだ担当さんにお声をかけていただいて、自分の希望により連載化が決定しました。

――『阿波連さんははかれない』の魅力の一つに、シュールなギャグシーンがあると思います。ギャグシーンで読者を笑わせるために必要なポイントについて、教えていただきたいです。

これは1つの手段ですが、まず読者の笑いのガードを下げさせる、または予想外の角度から笑わせるのがポイントだと思います。
面白いものが来るぞと言われると、読む方は身構えてしまいます。
しかしふとした瞬間に笑える要素を入れると、うまく読者のツボに入りやすくなります。
『阿波連さん』ではまず無表情ということで、読者の笑いのガードを下げさせております。
コマ外が黒という普段の漫画では回想で使われる、割とシリアスな場面で使われがちな表現もそれに一役買っているとおもいます。

――『阿波連さんははかれない』では連載が進むにつれ、思わず応援したくなるような魅力的なキャラクターが多数登場します。水先生がキャラクターを1から考案される上で、大事にされていることがあればお聞きしたいです。

キャラの役割がかぶらないことです。
それぞれのキャラの特徴はかぶっている部分はあるものの、役割が違えばちゃんとそれぞれの魅せ方があると思っています。
あと架空のキャラクターに説得力を持たせるには、リアルな部分や共感できる部分などを一つまみ入れることが大事かと思います。
簡単な方法として、作者の実体験や考えを一部分でもいいのでキャラに加えると、キャラに深みが生まれると思います。

――「少年ジャンプ+漫画賞 2023年【春期】」の特別審査員に、今回水先生が就任されました。水先生は以前、この漫画賞に応募する新人作家さんに向けて「数をこなしましょう」とアドバイスされていました。このお考えに至った経緯について、詳しく伺えれば幸いです。

プロとアマでは圧倒的に完成させた作品の数に差があります。
うまくなるにはやはり数、逆を言えば数をこなせばうまくなるのです。
あれこれ悩むのはとりあえず後まわしにして、とにかく完成まで描ききりましょう。
描ききれば問題点もたくさん見えてきます。問題点は次回作で直しましょう。そうすると悩んでる暇はないでしょう。
あとシンプルに「数打ちゃあたる」ことにもつながります、描いたものはとにかく公開しましょう。
「いくら描いてもうまくならない」という場合は問題点の見直しが足りないか、まだまだ数が足りないか、のどちらかがほとんどです。

――「少年ジャンプ+漫画賞 2023年【春期】」の締め切りまで、残り約2ヶ月です。この漫画賞に向けて作品作りを進める新人作家の皆さんに、改めてアドバイスがありましたら、お願いいたします。

一つの作品やアイデアに縛られず、いろんなものをどんどん描きましょう。
あと2ヶ月あればあと2本描いて、どちらかいいものを選ぶくらいの気持ちでいきましょう。
もし「作画が間に合わない」というのであれば作画スタイルを見直した方がいいかもしれません。
今は作品作りに便利なものがあふれていますので、うまく使いこなして自分のこだわりとの落としどころを見つけましょう。
プロになると、全てのことにこだわる時間などありませんので。

*****

水先生、ありがとうございました!
まずは数をこなして、自身の課題を明確にしつつ経験を積んでいくことが、実はデビューへの最短ルートである…ということが分かりました。
「少年ジャンプ+漫画賞 2023年【春期】」の応募締め切りは5/31(水)です!まだまだ準備期間はたっぷりあります。皆さんの渾身の作品をお待ちしております!


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【第99回】「ジャンプルーキー!」web版新機能のお知らせ

いつも「ジャンプルーキー!」をご利用いただきありがとうございます。

この度「ジャンプルーキー!」では、気になるお知らせを素早くチェックできる「通知機能」をweb版でも導入しました。
投稿した作品へのコメントや「いいジャン!」のお知らせ、お気に入りの作品の新着情報を、投稿者の皆さんにお届けします。

読者の反応が次々に届けば、投稿にも意欲がわくこと間違いなし。
ご自身の作品作りに、通知機能を大いに活用していただければ嬉しいです。


通知の内容は、画面の上部(ヘッダ)にある「通知アイコン」から確認できます。

お届けする通知はこちら!

<投稿者の皆さん>
 ● 自分がフォローされたとき
 ● 自分の作品が購読されたとき
 ● 自分の作品(話)が「いいジャン!」されたとき
 ● 自分の作品(話)にコメントがついたとき

<読者の皆さん>
 ● 購読中の作品が最新話を更新したとき
 ● フォロー中の作者が新作を公開したとき
 ● フォロー中の作者が「ひとこと」を更新したとき
(※作者が通知を送る設定を有効にしているときのみ)


また、受け取る通知の内容を個別に設定できます。
通知の受け取り設定を変更したいときは、「設定」にある「通知設定」欄から変更をお願いします。


さらに、「ひとこと」機能のweb版も登場!
「ひとこと」を記入することで、読者の方々に近況や執筆状況を伝えられます。
皆さんの作品を待つフォロワーに、作品の更新をアナウンスすることも可能です。

ひとことは、PCでは「ダッシュボード」、スマートフォンでは「作品・メニュー」から投稿できます。


今回のweb通知だけでなく、メールアドレスでも通知を受け取れる「メール通知」機能の開発も進めています。「メール通知」は近日リリース予定です!


さて、「ジャンプルーキー!」の新機能はいかがでしたか?
読者から反応がどんどん届けば、作品作りも楽しくなりますよね。
「通知機能」や「ひとこと」を皆さんの執筆活動に活かしていただければ嬉しいです。


今後も「ジャンプルーキー!」はスムーズな漫画投稿や購読をサポートするため機能改善・開発に努めてまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。

(※ 通知の設定など、詳細はヘルプもご確認ください。)



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【第98回】本屋大賞ノミネート作品から見えてくる 作品づくりのヒント!!

こんにちは!
いきなりですが、最近 “小説” を読んでいますか?
新人さんは勉強のためにマンガはかなり読んでいる印象ですが、
小説を読んでいる方は少ない気がします。
確かにマンガと違う面も多いですが、実は参考になることが多いんですよ!

そこで、今回は小説を読む習慣がないという新人さんに
小説から得られる面白いマンガづくりのヒントをご紹介していきたいと思います。

さて、どんな小説を読めば良いかですが、正直どんな作品でもOKです!
とはいっても、そう言われると選べないという方には
“過去1年間に発売された色々なジャンルの面白い作品を読める”
本屋大賞 ノミネート作品をオススメします!

本屋大賞は「売場からベストセラーをつくる!」をコンセプトした賞で、
審査は全て全国の書店員さんの投票で行われます。
本に詳しい書店員さんたちが「面白い」「読んでほしい」と思う作品を選ぶので、
ノミネートした10作品には選ばれる何かがあるんですよね。

それでは早速、今年のノミネート作品を例に
小説から学べるマンガづくりのポイントを見ていきましょう!


テーマと題材選びの工夫
新しい作品を描くとき、使いたい題材が他の作品でも使われてきたものであることは多いと思います。その時に、題材を他の人と同じように描いてしまうと作品に新鮮さが欠けてしまいます。
そんなとき、他作品との差別化を計る方法として「題材を描く視点を変える」を試してみてください。例えば、サッカーを題材にしたとき「選手」の視点で描くのではなく、「監督」や「マネージャー」「サポーター」などを視点にしてみると、サッカーを新しい形で描くことができます。
川のほとりに立つ者は(寺地はるな/双葉社)では題材を変わった視点から描き、そうしなければ見せられない部分を見せています。こういった工夫があると他作品と同じ題材でも十分新鮮に見せることができます。

また、題材の切り口を変えるのも重要です。

君のクイズ(小川哲/朝日新聞出版)は「クイズ」、ラブカは静かに弓を持つ(安壇美緒/集英社)では「音楽」が題材になります。
こういった題材を描く時には「才能と努力」や「題材そのものの面白さ」などに焦点を当てて作品を描きたくなりますが、この2作品はそこから少し距離を置き、それぞれの題材とあるものを掛け合わせて新鮮さを生みました。
ではどうすればそういった発想が出るのか、といった時にまず試して欲しいのが題材について深く調べることです。両作品とも参考文献が多いことが特徴的でした。最近興味のある題材について、まずは深く調べてみると作品づくりのヒントが見つかるかも知れません。

題材やモチーフの組み合わせが良いと作品のテーマが読者に伝わりやすくなります。例えば、月の立つ林で(青山美智子/ポプラ社)では、いる場所が違えど見えるものは同時「月」と、どこにいても同じ内容を聴くことができる「ポッドキャスト」の組み合わせで、人と人との繋がりを描きました。

月は昔からよく作品に用いられますが、ポッドキャストは現代だからこそ選べた題材だと思います。自分が描きたいテーマに合い、且つ新鮮な読み味を出していけるように、世の中の様々なものに興味を持ち、題材の選択肢を広げてみましょう。


展開の爽快感
意外な展開でありつつも、期待外れでないラストは読後に爽快感を得ることができます。そういった展開づくりはまとめ上げるのがかなり難しいのですが、#真相をお話しします(結城真一郎/新潮社)、方舟(夕木春央/講談社)では鮮やかな裏切りを見ることができました。

少し異なる裏切り方をしていますが、どちらも十分爽快感を得られます。こういった体験を読者に届けるには、緻密な構成を丁寧な状況描写で描き、読者のために一番良い視点を用意する必要があります。こういった作品を読み、読者への仕掛け方を勉強してみると、自分でも読者を驚かせられる展開が描けるようになるかもしれません。


キャラクターの見せ方
答えのないテーマを描く時、結末を決めるのが難しいことはないでしょうか。そんな時、キャラクターに結末の説得力を上げてもらえることがあります。
汝、星のごとく(凪良ゆう/講談社)、光のとこにいてね(一穂ミチ/文藝春秋)では、答えを出すのが難しいテーマを描いていましたが、読後にモヤモヤはなく、素直に感動を得られました。

これは「キャラクターにとっての結末」という見せ方ができていたからだと思います。結末までのエピソードを通して、キャラクターがどんな経験をして、何を考えて来たのかが分かると、選んだ道に納得しやすいです。どの作品でも当てはまるような正解ではなく、この作品・このキャラクターだからこそ納得がいく正解であればあるほど、印象的な作品になるのではないでしょうか。

自分とは全く違うタイプなのに、深く共感できるキャラクターと出会ったことはありませんか?宙ごはん(町田そのこ/小学館)ではそんな体験ができました。

表面的には違うように見えるけれど、抱えているものや考え方に共感ができたからだと思います。そういった繊細な感情描写はマンガにも通ずる部分があり、文字だけでそれを表現する小説は感情描写、キャラクターの表現方法の教科書のようなものです。色々なパターンを頭の引き出しにストックしておけば、マンガの絵を描くときに「何を見せれば、何が表現できるのか」がスムーズに導き出せるようになるかもしれません。案外、感覚ではなく言語化して始めて使いこなせることが多いので、そういった意味でも小説は良い教科書だと思います。

深く共感できるキャラクターの逆で、異質なキャラクターも作品の魅力を高めることがあります。爆弾(呉勝浩/講談社)ではミステリー要素の面白さに加え、魅力的なヒール役がいました。

嫌な言い回し、動作などを言葉で見せてもらえるので、マンガからでは上手く言語化して整理しにくい、変わったキャラ作りのポイントを確認することができるかもしれません。

以上、10作品からマンガづくりに活かせるポイントの例を紹介しました!
本当はもっと語りたいところなのですが、今日のところはここまでとします。

今回は小説を紹介しましたが、世の中には様々なコンテンツがあります。
ぜひ、貪欲な気持ちで色々なことを吸収した上で素敵な作品を作ってください!



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【第97回】「U23ジャンプ+マンガ賞」募集開始!若き編集者から熱いメッセージが届いたぞ!

いつも「ジャンプルーキー!」へのご投稿ありがとうございます!

ところで、つい先日募集を開始した「U23ジャンプ+マンガ賞」をご存知でしょうか?

「U23ジャンプ+マンガ賞」の詳細はコチラから↓

こちらは「23歳以下」の作家さんを対象とするマンガ賞です。
若い感性を持つ作家さんにデビューのチャンスを、という編集部の熱い想いから生まれました。
今回は選考を担当する若手編集者から、応募者の皆さんへのメッセージをお届けします!
熱のこもったメッセージ、是非ご覧ください。

*****

◆I上(23歳)
担当作:『終末のハーレムAfter World』『終末のハーレム ファンタジア
好きなマンガ:『BLEACH』『ダンダダン』『ひきだしにテラリウム』

こんなことが嬉しかった、あんなことが悲しかった、こんなことにドキドキした。若い世代の皆さんの感情が詰め込まれた作品を読むのが、今から楽しみです。「どうしても描きたいことがある」「ふと描いてみたらできちゃった」、動機は何でも大丈夫です! たくさんのご応募、心よりお待ちしております。

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◆T橋(23歳)
担当作:なし
好きなマンガ:『忘却バッテリー』『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』『進撃の巨人』など

はじめから、絵やストーリーなど全てが完璧なマンガを描ける…そんな作家さんはほとんどいないと思います。このマンガ賞で拝見したいのは、短所が少ない作品ではなく「自分はこんなことをマンガでやりたい!」という意図がはっきりと表れている作品です。萎縮することなく、伸び伸びと描いた力作をお待ちしています!

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◆S浦(25歳)
担当作:『デビィ・ザ・コルシファは負けず嫌い
好きなマンガ:『BLUE GIANT』『ハイキュー!!

参加される皆様は23歳以下で、2000年以降に生まれた作家ということになります。最新の感覚は、新しいマンガを作るうえで素晴らしい武器になると思います。皆様が何を好きだと、大事だと感じているかをぶつけてくれるような作品を読んでみたいです。

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◆A部(25歳)
担当作:なし
好きなマンガ:『ONE PIECE』『アイシールド21』『SKET DANCE』『SHIORI EXPERIENCE ジミなわたしとヘンなおじさん』

皆さんのように早い段階からトライ&エラーを積み重ねていけば、いつか自分にしか醸し出せない個性に辿り着くかもしれません。後に「このマンガ賞に全力を注いで良かった」と振り返れる力作をお待ちしております!

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◆S(27歳)
担当作:『姫様“拷問”の時間です』『すすめ!ジャンプへっぽこ探検隊!
好きなマンガ:いろいろ

「自分なんてまだ賞に応募できるレベルじゃない…」と足踏みしている人へ。この賞が、あなた自身もまだ気づいていない自分の才能に出会うきっかけになるかもしれません。可能性に溢れた皆さんの作品を読めるのを楽しみにしています。善は急げ! まずは行動あるのみです!

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◆K谷(27歳)
担当作:『恋人以上友人未満』『アラガネの子』『深東京』『忘却バッテリー
好きなマンガ:『NARUTO―ナルト―』『東京喰種トーキョーグール』『ハチミツとクローバー』

自分の好きを詰め込んだ熱量溢れる作品を送ってもらえたら嬉しいです。応募には勇気が必要かもしれませんが、応募することで自分では見つけられなかった、作品の魅力を見つけてもらえることもあります。未熟な部分があっても大丈夫です! 多くの作品と出会えることを楽しみにしています。

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*****

若き編集たちの熱いメッセージ、いかがでしたか? 皆さんの作品を心から楽しみにしているのが伝わってきましたね。
最後に、賞を企画した担当者からのメッセージを紹介します。

「とにかく気軽に送ってみて頂ければ嬉しいです!
自信がある人も、無い人も、マンガが好きな人も、他の媒体の方が好きな人も、ページ数は短くても、長くても、ジャンルも問いません。このマンガ賞でたくさん才能と出会えることを楽しみにしております!」

「U23ジャンプ+マンガ賞」は4月30日締切
荒削りでも構いません。ご自身の才能をそのままぶつけたような、皆さんの面白い!が詰まった作品をお待ちしております。


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【第96回】タイザン5漫画賞の魅力に迫る!!

新人発掘のため様々な漫画賞を用意しているジャンプルーキー!。
そんな中、ついにルーキー出身作家さんを冠する漫画賞が初登場!
それがタイザン5漫画賞です!!

快進撃を続けるタイザン5先生に直接審査してもらえる漫画賞の魅力をお伝えすべく、今回は担当編集F氏にインタビューしました。
参加に悩んでる方はぜひご参考になればと思います!

*****

――タイザン5漫画賞をやろうと思ったきっかけは?

「ジャンプルーキー!」出身の若手作家で、「少年ジャンプ+」「週刊少年ジャンプ」の2誌で活躍するタイザン5先生。タイザン先生に呼応して幅広い才能が集まれば嬉しいな、と思い実施を決めました。
(タイザン5先生の快進撃はジャンプ+にとっても大きな影響を与えてくれましたよね…!)

――どんな作品(作家たち)を待ってますか?

ご自身の才能をそのままぶつけたような、のびのびした作品を拝読したいです。
タイザン先生に作風を寄せる必要は全くないので、皆さんの面白い!が詰まった作品をお待ちしております。

(自信を持って編集と先生に! 面白いをまずはぶつけて欲しいですよね!)

タイザン5先生のルーキー投稿作『讃歌』

――応募作品で気を付けてほしい点は?

文字の大きさと綺麗さです。
セリフを詰め込み過ぎて読みづらい作品も多いので、読みやすい文字量を意識していただけると嬉しいです。
またデジタルの方はなるべく文字入れをして、アナログの方は丁寧に描いていただけると助かります。

(ルーキーでデビューした先にあるジャンプ+はマンガアプリ…スマホという小さい画面で読んでもらうことを想定してるので、特にフキダシ&文字の大きさと量は大事だよね~とよく編集部でも話題に上りますよね)

――最後に応募を考えてる方に向けて一言!

締め切りまであとわずかですが、お手元に原稿があれば気軽に応募してください!
他社の落選作品でも、昔の作品でもOKです。ご応募お待ちしております!

(今までにない作風の方がどんどん集まってるので私達編集も審査が本当に楽しみです!)

*****

担当F氏、ありがとうございました!
既に応募〆切まであと少しとなっておりますが、悩んでる方もぜひお気軽にご応募ください!

タイザン5漫画賞のご応募はこちらから↓↓↓

話題沸騰!! タイザン5先生の新作、週刊少年ジャンプ一ノ瀬家の大罪が絶賛連載中です! 1~3話まで試し読みもできますのでまだの方はぜひ♪↓↓↓

他にも魅力的な漫画賞がたくさん! ジャンプルーキー!で漫画家の一歩を踏み出そう!
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【第95回】読者を惹きつける主人公&物語を生み出す秘訣とは?『魔都精兵のスレイブ』の原作者・タカヒロ先生にインタビュー!

いつも編集部ブログを読んでいただき、ありがとうございます!

今回は少年ジャンプ+で連載中、そして2023年にテレビアニメ化も予定されている魔都精兵のスレイブの原作者・タカヒロ先生にインタビューします!

12月1日から募集が開始された少年ジャンプ+漫画賞 2022年【冬期】の特別審査員も務めるタカヒロ先生に、今回は読者を惹きつける物語と主人公の生み出し方を伺います。

今期のジャンプ+漫画賞に応募を考えている新人作家さんは必読です!

第1話を読む

*****

――『魔都精兵のスレイブ』はどのような着想から生まれた作品なのでしょうか。

読者に幸福感を与えたいというコンセプトがありました。初期は、もう少し主人公の姉にスポットがあたっていたのですが、少年誌にしては倒錯的すぎたので打ち合わせを重ねて今の形になりました。とにかく分かりやすいエンターテイメントを目指しています。

――毎話の物語の見せ場を強くするためのポイントがありましたら、お願いします。

あらかじめ見せ場をひとつ決めて、それを目立たせるように構成を作ります。ご褒美がある回なら、そのご褒美の山場、バトル回であれば能力が初めて出た時や技が決まった時などです。ちなみに構成は単行本5巻ぐらいで1つの章になるようにしています。

――『魔都精兵のスレイブ』の主人公である和倉優希と羽前京香のような、読者を惹きつける主人公を生み出すための秘訣を教えていただきたいです。

スレイブのような作品では主人公へ嫌悪感をもたれない事が特に重要なので、優希は言葉ひとつ表情ひとつ凄く注意しております。ここらへんは長年の経験が活きているので、参考にはならないかもしれません。京香は親しみが持たれやすいように性格や信念、戦いの性能などをシンプルにして分かりやすくしています。

――少年ジャンプ+で連載中の『魔都精兵のスレイブ』は 100 話目の更新が目前に迫ってきていますが、長期の連載を紡いでいく中で、キャラクターや物語に関する良いアイデアが思い浮かばなかったときの対処法はありましたか。

とにかく考えて考えて考えまくる事ですね。散歩したり食事したり、何かをしながらもストイックに考えまくる。そうすると偉いもので、苦しみの末にアイデアは湧いて来ます。
なのでアイデアが尽きぬように定期的にインプットはしてます。

――「少年ジャンプ+漫画賞 2022年【冬期】」の特別審査員に、今回タカヒロ先生が就任されたということで、漫画賞に応募する新人作家さんに向けて、漫画を作るうえでのアドバイスがありましたら、お願いします。

インプットについてですが、インプット先は映画でもゲームでもアニメでも漫画でもお笑いでも特撮でも何でもありだと思います。周囲の友人や知人がキャラメイクの参考になったりもします。だから友達と遊ぶのもインプットです。鋭敏なアンテナを常に立てておいて下さい。

*****

タカヒロ先生、ありがとうございました!
惹きつけられる世界観、そして好感を持たれる主人公を読者に届けるためには、読者目線で振り返りの意識を持つことが重要だということが分かりました。

「少年ジャンプ+漫画賞 2022年【冬期】」の応募は始まったばかりです!締め切りは2月28日(火)とまだまだ時間はありますので、皆様のたくさんの力作をお待ちしております。

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