【第40回】「ジャンプルーキー!」投稿者への広告収入100%還元を、アプリのみからWEBにも拡大しました!

こんにちは。編集部の「ルーキー!」担当M山です。

5月に「ジャンプルーキー!」は、
アプリ広告収入の投稿者への100%還元を始めました。

クリエイターの皆様に
「ルーキー!」で自由に連載して収入をたくさん得てほしい、
という思いからでした。

結果、予想を超える反響をもらいました。
日々、新しいマンガの投稿があり「ルーキー!」はおかげさまで、
どんどん活性化しています。

これまで投稿された作品は、16000作品を超え、話数で数えると54000作品にもなります。

こんな凄い反響をもらえるのだったら、
さらにクリエイターの皆様の期待に応えたい!

そこで、広告収入100%還元する対象を、
アプリだけでなく、WEBにも拡大することにしました。

本日9月3日より、投稿していただいたマンガがどんな環境で読まれても、
全ての広告収入を投稿者に還元します。

「ルーキー!」では閲覧数がアプリよりもWEBの方が遥かに大きい作品がほとんどです。
また、「ルーキー!」はたくさんの読者が集まる「少年ジャンプ+」から
読むこともできますが、その時表示されるのはWEB版です。

つまり、広告収入も、これまでより遥かに大きくなります。

よりクリエイターが創作をし続けて、読者に読んでもらうために、
理想的な環境を「ジャンプルーキー!」は追及していきます。

利用できるアドネットワークは、
アプリ版は、AdMob。
WEB版は、i-mobileとAdSenseです。

たくさんの投稿を今後ともお待ちしています!


自分の作品から広告収入を得るための設定方法はコチラ

「ジャンプルーキー!」
・iOSアプリはコチラ
・Androidアプリはコチラ
・WEBサイトはコチラ

【第39回】イラストレーター兼、ジャンプ+連載作家!高村真耶(MAYA)先生による“画力”向上インタビュー!

いつもジャンプルーキーへのご投稿ありがとうございます!

今回は、漫画家さんの多くが悩んでいるであろう<画力>についてのブログになります。是非参考にしてみてください!


先日、ジャンプルーキーでジャンプPAINT画力マンガ賞を募集しました。編集部が“画力”だけを評価して、優れた方には賞金と読切掲載権を授与するコンテストです。


どれだけ面白いストーリーだったとしても、絵が拙ければ、その漫画の面白さは読者には伝わりません。言うまでもなく、漫画を描く上で“画力”はとても大事です。

今回は特に“画力”に焦点をあてて、ジャンプ+でヨルの鍵を連載している高村真耶(MAYA)先生にお話を伺いました。

コミックス1巻はコチラ!

元々、大手ゲームメーカーでイラストレーターとして活躍し、その圧倒的な“画力”で描く世界観が漫画家・高村先生の最大の魅力になっています。
「絵がなかなか上手くならない…。」「絵は自信あるけど、漫画が描けない…。」と悩んでいる漫画家、イラストレーター必見のインタビューです!


*****


―――イラストレーターとして2冊画集を出版されていますが、イラストと漫画を描くときの違いは何ですか?

イラストは一枚の中に心情と物語や世界観を凝縮して、それをインスピレーションで感じてもらう、想像して頂くことが前提になるのですが、漫画はそれを更に言葉やしぐさ、流れや時間でも表現できる…、説明できる…という違いが一番大きく感じています。
漫画はイラストでは諦めていた伝えたいことの半分は出せるというか…。
でもイラストの「なんとなく、こう!」という瞬発力のあるパワーも大好きです。


―――どうやって絵の練習をしていましたか?

後にも先にも「練習」という言葉に当てはまりそうなのは、高校生のときにやったデッサンです。
それ以外は好きでただ描いているとしか言いようがないんですが、既に描けなくもない好きなものばかり描いていても上達するわけもなく…。ただ、たまに描きたい!と思ったものが想像だけでは全く描けない…と壁にぶち当たって、その時やっと資料を見てみるというのを繰り返していたのが大学生の頃だったかと思います。
仕事をするようになってからは要求があるので見ないと描けないものが多くて、資料をちゃんと見ることが習慣になりました。今もそれは続いていて、漫画はイラストと違って今まで描いてこなかった背景があるので、もうとにかく資料探しです。

「独特」「自分の世界」なら資料は見ずに自分の頭の中に蓄積されたものを描くべきと思いますが、「基礎力」の部分はやはり、ちゃんとこの世にあるものをしっかり見て描くことが上達の早道だったのだろうなぁ…と今更思います。


―――キャラクターを描くコツを教えてください。

想像…というよりは気持ち悪いくらい妄想するしかないかなって思っています。漫画はイラストよりキャラクターを動かせるので詳細を想像しやすいです。
私は(独学ですが)アニメーションも描いていたせいかどうかは分かりませんが、頭の中でキャラクターが動いている姿を想像するのが好きです。

口の開け方、髪の毛の重さ、まつ毛は影を落とすくらいなのか。指先は繊細で器用に動きそうだな、とか。投げ出された足に重そうだな、背は高そう、だとか。
3DCGみたいに360度眺められる空間で、その場で本人にちょっと回ってみてもらうと、それだけでキャラクターは全然違う動きをします。
しゃららんと優雅に回る、しぶしぶドスドス回る、嫌ですと首を振る…。だんだん匂いや声まで聞えるような気もしてきます。
キャラクターは我が子同然というのは本当だなぁと思います。それをまた手で描いて表現する、というのが難しいのですが、とにかくたくさん想像して、その半分だけでも表現できたらいいなと思っています。


―――現在、使用されている機材やソフトについて教えてください。

WindowsCLIP STUDIOで描いています。使い始めて約1年、特にカスタマイズも何にもしていません。デフォルトのままでとにかくすぐ描き始めることができます。素晴らしいソフトです。
カラーはPainter2018を。ずっとPainterを使ってイラストを描いていたのでCLIP STUDIOでカラーも描きたいのですがなかなか慣れなくて、まだ練習中です。サムネイルのイラストや13話の冒頭カラーはCLIP STUDIOで描いています。
ペンタブはintuos 5 touchを使用しています。液晶タブレットとか最新タブレットとかでは全くないです。もう何年の付き合いか分からないですが、壊れるまでは買い替えないかと思います…。もう1枚あるので当分買い替えどきは訪れないかもしれません…。(ペンは1本しかないのですが)


―――『ヨルの鍵』が初めての漫画連載ですが、漫画を描く上で気をつけていること、大変なことは何ですか?

質問とちょっと外れているかもです。すいません…。
編集さんの話をちゃんと聞く!!
気をつけているというより気になるというか…。連載が決まった段階で、「コマ割りは5コマくらいまで」「情報入れすぎない」「効果線ってね…」※画像1・2 「オノマトペって分かる??」※画像2・3 という、おそらくかなり低次元の話をしていただいたのですが、もう目からウロコがぼろぼろで、描き方教えて頂いたら漫画らしい漫画が描けちゃったよ!なんだか読みやすくなったよ!という衝撃がとにかくすごくて…。
「話を聞く」というのと「言うことを聞く」のという違いは間違えないようにしなくてはとよく自分を言い聞かせてはいます。

画像1
画像2
画像3
この、編集さんという存在が制作の上でイラストとは一番違っていて、一緒に作品を作ってくれる存在というのはイラストだけやってきた私にとって本当にある意味ショッキングでした。
イラストは「こういうイラスト」と依頼されて、ラフを描いて提出して完成までストイックに描き上げる。その工程中に作品に干渉されることは滅多になかったのですが、漫画は一転してダメ出し必至!(私がまだまだ未熟なせいかと思いますが)
ただこれがとにかく刺激的で、「これが描きたいです!(提出)」「ダメです!」「ほげー!!」「理由はね…」
リテイクを頂く、それに付き合ってくださる、ダメな理由を教えてくださる、何かよくなった。
「成長した!!!」というこの瞬間がたまらなく嬉しくて、今、刺激的です。面白いなあと。

先日編集さんに、「まやさんはもう漫画やめられないと思うよ…」と言われた時、呪いの言葉か何かか…と思ったのですが、んーそうかなあ、…そうかもしれないなぁ……そうかもしれないなぁ…と二三度同じことを逡巡しました。


―――漫画家を目指している人にオススメの“画力向上法”等があれば教えてください。

漫画が描きたい人が絵を描くことが好きかって、もしかして必ずしもそうでもないのかな…?と最近思うことがあって、でもやっぱり絵を描くことが好きと思えたらいいなぁ…と。
私は絵を描くことはもちろんなんですが、線を引くだけで楽しいので…。
「好き」が一番だな、と。

これは、漫画のいいところ!と勝手に思っていることなのですが、

絵が描きたくない…そうだプロットをやろう!

話が思い付かないからキャラデザしておこう!

緻密に描きたくないときはネームに限るよね!

とやりたくないことから脱出して、気分転換しながら作れるところだなーと思っています。


*****


高村先生ありがとうございました。

インタビューにもあったように“基礎”がとても大事です。自分が描きたいキャラクターや世界観を漫画として上手く表現するためには、<デッサンをする><資料を見て描く><人に意見を聞いてみる>、といったこと等を繰り返し、“基礎力”を上げることが“画力向上”の近道だと思います。
是非、皆さんの今後の画力の研鑽の参考にしていただけると嬉しいです。


少年ジャンプ+で絶好調連載中!! 『ヨルの鍵』はコチラ!

【第38回】ジャンプ+連載獲得までの道 第3回連載グランプリ受賞者に聞く!

いつもジャンプルーキーへのご投稿ありがとうございます!

ジャンプルーキーに投稿くださっている方々の中には、
「ジャンプ+で連載したい」という思いを持ってくださっている方もいるはず。

そんな方々のために、ジャンプ+連載グランプリ(こちらの漫画賞では「少年ジャンプ+」連載&ジャンプコミックス化が確約されるグランプリを必ず1本選出しています)を経て、現在ジャンプ+で「この先、どぶ沼注意」を連載中の星カビ先生と、「君が不思議」を連載中のこがねむし先生にお話を聞きました!


―――なぜ「ジャンプ+連載グランプリ」に応募しようと思ったのでしょうか?

星カビ「ジャンプ+で連載」「コミックス化」この2点が漫画家志望者には凄く魅力的で、すぐに飛びつきました。

こがねむし他の編集部の月例賞で伸び悩んでいたので最後に「読者投票の賞に応募したいな」と、連載にはならずとも「とにかく自分の作品を多数の人に読んでもらいたい」と思って応募しました。


―――ジャンプ+連載グランプリのための準備期間はどのくらいでしたか?

星カビ3、4か月だったと思います。

こがねむし不思議ホイホイの設定はそもそも2011年くらいから温めていて、実際にグランプリに出した原稿の準備期間という意味では4か月くらいです。


―――意識したことや、戦略などありましたか?

星カビかなり昔ですが以前ジャンプスカウトキャラバンへ持ち込みに行った時、編集の方に「ジャンプはキャラだよ!」と言われ、キャラを意識していました。

こがねむし一話目は主人公の設定と作品の世界観の紹介、二話目はそれをふまえての一話完結の短編、三話目は続きを読みたいと思ってもらえるように引きを意識して描きました。三本で序破急になる様なイメージです。あとは各話の冒頭、特に一話目は読者さんの興味を引ける様にと考えました。他にも主人公に目的を宣言させる、などたくさんあります。ちょっと書ききれません。


―――参考にしたものなどありますか?

星カビとりあえず「刻刻」を読み直しました。

こがねむしとにかく客観性が欲しかったので数社に持ち込みに行って複数の編集さんの意見を聞いたりしました。自分の作品を面白いと思わない編集さんの意見も取り入れてあります。
とにかく「人の言うこと」を参考にさせて頂いています。


―――受賞した時のお気持ちは?

星カビ受賞の連絡をいただいたときは心臓が壊れそうなほど嬉しかったです。

こがねむし実感がありませんでした。実感が湧いてからはプレッシャーしかありません。順位が順位でしたし「他の作家さんに恥ずかしくない漫画を描かないと」と。あとは「結果出るの早っ!」と思いました。


―――連載が始まって、良かったことは何ですか?

星カビやっぱり自分の作品が多くの人に読んでもらえるのが一番嬉しいです。

こがねむし今までの経験とは比較にならない人数の読者さんに作品を読んでもらえる事、その反応がダイレクトにわかる事です。


―――これから漫画賞へ応募する人に対してコメントをお願いします。

星カビ漫画を投稿すれば誰にでもチャンスがあると思いますので、投稿を迷っている人はぜひ参加してほしいです。

こがねむし上の回答と矛盾して申し訳ないですが自分自身がこれは絶対面白いんだと言い張れる部分については、自分の作品を面白いと思わない人の「ネタ詰め込み過ぎ」「ややこし過ぎる」といった意見は一切無視して応募しました。もちろんその意見は正しくて、実際に同じ感想を抱く読者さんもいたと思いますが、結果そうしたことで自分の作品を自分と同じように面白いと信じてくれる担当さんがついてくれました。志望者としてはこれ以上に望むべきことはないです。これは例え今回連載が取れていなくても成功だったと思います。


―――最後に、作品の宣伝をお願い致します!

星カビ「この先、どぶ沼注意」はミステリアスな主人公どぶ沼清一郎が嫌な感じに動き回るお話になってます。ぜひぜひよろしくお願いします!

こがねむし全話無料で読めますのでぜひ暇つぶしに使ってください。よろしくお願いします。


両先生、ありがとうございました!


いかがだったでしょうか?
ジャンプ+の多くの作品は連載会議を経て、連載が開始されていますが、
現在作品を募集中の第1回ジャンプ縦スクロール漫画賞など、「連載確約」の漫画賞に応募してみるのもジャンプ+連載への近道かもしれません。


今回インタビューにお答えいただいた星カビ先生の「この先、どぶ沼注意」と、こがねむし先生の「君が不思議」はジャンプ+にて連載中ですので、ぜひ一度読んでみて下さいね。

それでは、また次回の編集部ブログでお会いしましょう!


少年ジャンプ+で絶好調連載中!! こちらからご覧ください。

[少年ジャンプ+]この先、どぶ沼注意
[少年ジャンプ+]君が不思議

【第37回】実作×研究=ヒット!? ジャンプ作家たちのヒットの秘訣を盗み取れ!

創作で最も大事なのは言うまでもなく「作品をつくること」

自分が思うままに情熱を叩きつけた作品で賞を獲ったり連載が勝ち取れたりすればそれほど素晴らしいことはないでしょう。


ただ、作品づくりがそれほど簡単なことでないのは皆さんご存知の通り。

中々結果が出ずに伸び悩んでいる人や、創作活動に少し疲れてしまった人は、先人たちがどんな風にマンガづくりと向き合っていたのか研究してみるのもいいかも知れません。


今回は、ジャンプ作家を始めとした様々なクリエイターがどのように創作活動をしているのか、いかにしてヒットを生み出してきたのかヒントが得られるコンテンツをご紹介します!



内容紹介:
「売れない漫画家(?)」天望良一が、様々なクリエーターに創作に関するノウハウやヒットに至るまでの苦労など色んなことを突撃取材! 少年ジャンプ+にて好評連載中。
作・天望良一



内容紹介:
史上初「少年ジャンプ」の制作現場に密着! 日本一の漫画誌の裏側と、その秘密に迫る!!
この連載を読めばジャンプがどのように作られているのかがわかり、創作の助けになるかも!?
作・サクライタケシ

連載の内容がまとまったコミックスも発売中!



内容紹介:
豪華ジャンプ作家総勢25名のラインナップで、デビュー秘話から制作現場までを徹底解剖する究極のシリーズ!
分冊百科形式で、誰もが知るスーパーヒットメーカーの創作の秘訣や来歴の書かれたブックレットや作画映像が収録された非常に豪華な内容となっているぞ!



内容紹介:
ベストセラーを生むジャンプ人気漫画家37人に世界を驚かせるものづくりの発想法を訊く!
創刊50年を迎えた『週刊少年ジャンプ』が築いてきたマンガ創作技術を凝縮しました。その総人数はズラリ37人! 誰もが知っているベストセラーマンガを生み出した先生たちばかりです!
そんな彼らが語った総計15万字の貴重な言葉、さらには「仕事机」「道具」「資料」といった現場の写真からは、マンガ家を志望される人々はもちろん、クリエイティブな職に就く人々やビジネスマンにも必ず役立つであろう金言やヒントで埋め尽くされている永久保存版です!!



いかがでしたか?

これらの連載や書籍は、読んでいるだけで面白い内容のものばかりですが、創作の勉強になること間違いなしです。
創作活動の息抜きがてら、是非ご覧になってみてください!

【第36回】アプリ「ジャンプルーキー!」の凄すぎる反響と、新機能について

こんにちは。編集部の「ルーキー」担当M山です。

先日リリースした「ジャンプルーキー!」アプリについて、
配信開始後の1週間でどんな反響があったのか、早速発表します!

そして、早くもユーザーの声を反映して、新機能や改善点が、続々決まっていってます。
それらも早速ご紹介していきます!



まず、反響から。

これまでの「ルーキー」は、平均すると、
1週間で
80~100作品、270~340話の投稿がありました。

しかし、先日アプリを出した途端、

なんと・・・

1週間で投稿されたマンガは
533作品、1458話!!!

投稿していただいたWEB作家さんの人数も一気に増加し、
累計3700人を突破しました!!!

凄すぎる・・・!

レベルが高い作品も多く、
おかげさまで「ルーキー」めちゃめちゃ盛り上がっています。

アプリを開くたびに、面白いマンガが新たに配信されてくるので、
何より私自身すっかりアプリの熱心な読者・ユーザーになりました。

今後も、投稿WEBマンガアプリの決定版を目指して運営に励んで参ります。



続きまして、新機能や改善点のご報告です。

まだリリースしたばかりですが、今後どのようにサービスを改善していくか、議論を重ね、すでにたくさんの新機能や改善点が決まってきています。


1)作品をシェアした際のリンク誘導先を、WEBからアプリに変更します。

現状は、アプリで作品を閲覧した際に、作品をTwitterなどにシェアすると、
そのURLの飛び先はアプリではなくWEBページでした。

よって、シェアして読者を増やしても、
広告還元の対象であるアプリへは誘導ができませんでした。

その点、投稿者から改善してほしいという声を受けまして、
シェアしたURLの飛び先を、WEBからアプリに変更することにしました。

実装後は、アプリをインストールしているユーザーは、アプリでその作品が開く仕様になります。(アプリをインストールしていないユーザーは、これまで通り、WEBサイトが開く仕様です)

どんどんシェアしていただき、たくさんの読者を招いて、アプリの広告収入還元額を増やしていただきたいと思います。

こちらは、6月頃に実装の予定です。

(5/23追記)上記は対応が完了いたしました。


2)投稿者に還元する広告収入を、アプリだけではなくWEBにも拡大します。

おかげさまで、「ジャンプルーキー!」アプリは、
100%広告収入を還元するという方針に、大きな反響がありました。

ここまで反響があるんだったら、もっともっと作家さんの期待に応えたい!

そこで、100%還元する広告収入の対象を、
アプリだけではなくWEBに拡げることを決めました。

実現すると、現状はアプリよりWEBでの閲覧数の方が多いため、
還元する広告収入額もより大きくなることが予想されます。

夏までには、対応開始する予定です。
広告配信会社との調整とシステムの改修をはじめたばかりなので、しばしお待ちください。


3)マンガビューワの見開き表示や拡大操作に対応します。

これまで、アプリでマンガを表示する際のビューワは、
見開きページは片ページずつの表示、そして拡大はできない仕様でした。

しかし、ユーザーからの指摘を受けて、
見開き全体を表示させ、拡大もできるように、改修することに決めました。

つきましては、拡大機能を本日リリースしたiOS版でお試しいただけます。
Android版についても現在対応中です。
追ってリリースしますので、しばらくお待ちください。
見開き表示についても、夏までには反映できる予定です。


「ジャンプルーキー!」は、WEB漫画家さんと、読者の声を受けて、どんどん進化していきます。

どのように進化していくかはWEB漫画家さんと読者の声次第です。

ぜひ、 #ジャンプルーキー で、皆さまのご意見を引き続きいただければ幸いです。
今後の運営に生かしていきたいと思います。


最後にひとつ、告知を・・・。

現在、第1回「ジャンプ縦スクロール漫画賞」を募集中です。
応募作から3本以上連載確約の、チャンスが大きい漫画賞です。
「ルーキー」アプリも縦読みのマンガアプリですが、
ぜひスマートフォンでの表現を追求した力作をお待ちしています!
プロアマ問わず、WEB公開済の作品でも応募可なので、お気軽にぜひ!



「ジャンプルーキー!」
・iOSアプリはコチラ
・Androidアプリはコチラ
・WEBサイトはコチラ

【第35回】投稿マンガアプリ「ジャンプルーキー!」をリリースしました。

こんにちは。
編集部の「ルーキー」担当・M山と申します。

2014年から運営してきた「少年ジャンプルーキー」は、
本日「ジャンプルーキー!」と名前を変え、さらにアプリの配信を開始しました。


お知らせはしていなかったのですが、
昨年の夏くらいから、密かにアプリを作り続けていました。

なぜアプリをリリースしたの?
「ルーキー」はどう変わるの?

その思いを編集部ブログに書かせていただきます。


◆なぜアプリをリリースしたの?

これまで、編集部が「ルーキー」を運営してきた一番の狙いは、

少年ジャンプやジャンプ+での連載を目指してもらえる新人作家さんと出会う場所を作りたい

という考えでした。

結果、「ルーキー」投稿者から、たくさんの連載作家が誕生しました。
(たった3年半の期間で誕生したジャンプコミックス刊行作家は、なんと18名!)

編集部の期待以上の成果を生み出すサービスに成長しました!


しかし・・・

こんな思いも頭をよぎるようになりました。

(他の投稿サイトにも、面白いWEBマンガがあるな~(ルーキーには投稿してくれてないな・・・)

とか、

(スマホで投稿WEBマンガを読むとき、専用の定番アプリが欲しいな~)

とか、

そんな思いです。


そこで!!!

当初の「少年ジャンプやジャンプ+での連載を目指してくれる新人作家さんと出会いたい!」という狙いを、少し変えることにしました。


商業誌での連載を目指さない作家さんにも投稿してほしい。
話題のWEBマンガはいつでも「ルーキー」から生まれてほしい。


「全WEBマンガ家さん」が投稿してくれて
「全マンガ読者」が読んでくれるアプリ。


そんな欲張りな狙いで
スマホアプリを作ることにしました。


◆「ルーキー」はどう変わるの?

1)「ジャンプっぽくないマンガ」大歓迎です!

これまでは、ジャンプでの連載を目指してくれる人と出会いたかったのですが、もはや、今回のリニューアルから、対象ジャンルは全て!対象読者は日本語読める人、全員です!

サービス名からも「少年」をとりました。

そして、「少年誌」「青年誌」「少女・女性誌」というジャンル分けを新たに作りました。
ジャンルに当てはまらない作品も含め、多様な作品をお待ちしています。


2)広告収益を100%還元します!

設定をすることで、アプリでの閲覧数に応じ、マンガの最後に入る広告収益が100%投稿者に還元されます。


「ルーキー」で自由に連載して、収入を得てほしい
という思いです。

読者の数が増えれば増えるほど、額も増えていきます。

幅広く読者が集まるオープンな場所でありたいので、「ファンからの金銭支援」ではなく、まずは「閲覧数に応じた広告収益還元」としました。

少しでも多くの描き手の皆様が創作をしやすく、続けやすい環境を作りたいと考えています。


3)アプリ化で読者の反応を受け取りやすい!

読者が描き手を「フォロー」したり、
投稿した連載作品を読者が追ってくれる「購読」の機能があります。
もちろん、投稿した作品は読者の「コメント」で反応や応援メッセージを読むことができます。
「フォロー」や「購読」、「コメント」は、
アプリ化したことで、通知を受け取ることもできます。


マンガ業界の危機が叫ばれる中で、
ジャンプは、マンガ家さんと読者に、
もっともっと貢献したい!

そんな想いを込めて、
本日「ジャンプルーキー!」アプリ、
配信スタートしました。

ぜひアプリを利用してみてください。
どうぞよろしくお願いします!


iOSアプリはコチラ
Androidアプリはコチラ


※皆さまのご意見を参考にしながら、「ルーキー」アプリは改善・成長していきたいと思っています。
お気づきになったことがあれば、 #ジャンプルーキー でぜひツイートしてください。
確認して今後の運営に活かして参ります。

【第34回】あの手この手で才能を探してます!千差万別ジャンプ+の漫画賞大紹介!

いつもご投稿ありがとうございます!少年ジャンプ編集部です。


長くご利用いただいている方はお気づきかもしれませんが、ジャンプルーキーは色々な漫画賞を実施しています。
投稿してくださる方の「ありとあらゆる形の才能を最大限キャッチするため」、日夜頭をひねるのも編集部の大切な仕事。次々に新しいタイプの漫画賞を発表しています。


ということで、今回のブログは過去現在のその試行錯誤を改めて紹介です。
※募集規定や特典などの情報は2018年5月3日現在で実施中・実施済みのものです。今後変更になる可能性があります。


まずはこちら↓

<月間ルーキー賞>
ジャンプルーキーの大黒柱の漫画賞。毎月実施。読者の皆様が最終候補を選定し、それを受けて編集部で受賞作を決める。
最近では、シルバールーキー賞を受賞した作品「ロッキンユー!!!」が4月7日よりジャンプ+にて連載開始しました。
過去では、「貧民超人カネナシくん」が16年12月に投稿→即連載決定→2月からそのままジャンプ+で連載という特別ケースもあります。
常設の月例賞ということもあり連載作家や読切掲載作家を一番輩出してる屋台骨。
受賞作はプロの誌面やアプリに混じって即掲載されます。


ただ、「〇〇ルーキー賞受賞で受賞作掲載とか、スピード遅い。新人賞とかプロセスがダルい」とお思いの方もいらっしゃるかと思います。

そんな方はこちら↓

<ジャンプ+連載グランプリ>
連載へ超特急の漫画賞。グランプリ受賞者には紙コミックスの発売も確約。連載1~3話をまとめて投稿。ジャンプルーキー読者、編集部、ジャンプ+読者と順番に審査。
第3回グランプリ「この先、どぶ沼注意」が5月1日より連載開始。過去3回の実績としては、グランプリ受賞作以外にも特別賞として4作品の即連載が出てます。


以上2つは読者と編集者で決める賞です。ということで次はそのカウンターでもあります。「読者や編集者よりも憧れの〇〇先生に作品を選んで欲しい」という貴方はこちら↓

<矢吹健太朗漫画賞>

<うすた京介漫画賞>

<松井優征漫画賞>
ジャンプのレジェンド作家が審査委員長の漫画賞。
受賞作は100%審査委員長の評価で決まります。過去には審査委員長の先生直々のトロフィー授賞式が行われ、憧れの先生に直接根ほり葉ほり質問できるというプライスレスな超絶副賞があった回も。


レジェンド作家が審査委員長、という点は同じですが、舞台はデッカく「世界」!
そんな貴方や日本語圏以外の人向けの漫画賞がこちら↓

<ジャンプ世界一漫画賞>
英語・中国語・スペイン語など8か国語で募集のワールドワイドな実力比べ。
審査委員長は世界的大ヒット作「NARUTO-ナルト-」の岸本斉史先生です。現在審査中ですが、岸本先生の心を射止めるのは果たして…。


審査員押しの次に紹介するのは…ジャンル限定の漫画賞↓

<少年ジャンプに絶対載るギャグ賞!!>

<スポーツマンガ賞>
月間ルーキー賞などではどうしても目立ちにくいジャンルをピックアップ。そこへの才能をキャッチするため、ジャンル限定の募集です。


続いてはこちら。
漫画と言えば『お話』と『絵』の合作。ということでその2つを分けてスペシャリストを募集!↓

<ジャンプPAINT画力マンガ賞>
審査するのは「漫画の画力のみ」。ネーム力もストーリーも関係なし。募集のためのネーム描くのもちょっと…な人向けに「公式ネーム」も用意しました。
絵には自信あるけど、お話作りの方は正直あまり興味ない…な方も大歓迎な専門賞。


画力と来たら、当然「お話」部門もあります↓

小説投稿サイトエブリスタ様との合同企画の賞。応募形式は漫画ではなく【文章】です。とにかく連載漫画の5話目までの話やキャラクターなどの内容で面白い人がNo1な賞。絵力は全く関係なし!


以上、だいたい7種ぐらいの試みを紹介させていただきました。


最後にもう一つ。

ジャンプルーキーは日ごとにチェック担当を決めて全作品を編集者がチェックしています。
上記の賞を受賞してない投稿者の中からも、「編集者のスカウト」で読切作家20人以上連載作家10人以上が誕生しました。
各担当が「これは!」と思った作品や作家さんはガンガン連絡させていただいてます。いいジャン数や閲覧数も関係なしのスタイルです。

ということで、ジャンプルーキーは皆様の才能を受け取るべく、今後も色んな受け皿を数々作成・運用していきます!
皆様の力作、お待ちしてます!