審査委員長・松井先生が選んだ「松井優征 漫画賞」の結果発表です! 準大賞が1本、奨励賞が6本出ました。
「松井優征 漫画賞」について詳しくはこちら。
松井先生コメント
極端に色気の無い女体が逆に奏功して、話を追うのに集中できました。
アイディア一発勝負で作者の才能を示したいならば、手数とインパクトの両方をもっと足す必要があると思います。
松井先生コメント
今ひとつ軸がはっきりしませんし、登場人物の一部が動物である事の強みもあまり活かせていません。「くだらない」「しょうもない」ネタで読者を楽しませるには、逆に人並外れたセンスや勉強が必要です。
松井先生コメント
この話に説得力を持たせるには、背景が不可欠です。重要な部分だけでも、状況説明のために頑張って描くべきだったと思います。着想は面白いので、それを100%活かす練り込みと舞台作りを。
松井先生コメント
絵も演出も即戦力に近いと思います。
ただ、作中の肝心なワードについての説明が簡素すぎるため、続き物を途中から読んだような印象でした。ファンタジーの宿命ですが、巧みな世界観説明はやはり必要です。
松井先生コメント
行動原理が明確で良いキャラだと思います。強いて言えば、オチの予想がつく話だけに着地の前にもう一捻り欲しかったです。
後は、どうしても読み切り向けの話なので、続編も作れそうな話も見てみたいです。
松井先生コメント
「上手い絵と派手な演出でオセロ」という戦略は正しいのですが、「これを読んだらオセロ(ボドゲ)をやりたくなる」ような面白さには今一歩結びついていません。
バンジョーが後半埋れてしまったのも惜しいです。
全体で見ると、レベルの高い作品が多めだったと思います。
その半面、レベルの高低にかかわらず、「ここさえ改良すれば格段に良くなるのに!!」という、惜しい作品が大半でした。
身近な漫画好きの知人の何人かに見せ、欠点を挙げてもらえば、共通する意見の中にその改良点は浮かび上がるかもしれません。「この1作品で自分の将来が決まるかも」という意気込みで、減点を1つでもへらし、加点を1つでも増やして下さい。
松井先生コメント
独特の発想が光り、一山当てれそうなポテンシャルを感じました。自分の世界を貫きつつ、量を沢山描いて下さい。
ヘタウマの絵も魅力ではありますが、読者を増やすため、女の子はもう一磨きを。