【第25回】外国人の新人漫画家がジャンプで続々デビュー!! その経緯に迫った!!

今回の編集部ブログは、最近増えている外国人の新人漫画家のジャンプデビューについて、その裏側を掘り下げてみたいと思います。

現在も多くの漫画家志望者たちが、しのぎを削りデビューを目指しています。しかし、デビューできるのはごくわずか。ジャンプデビューは新人漫画家にとって非常に険しい道のりです。

そんなジャンプでいま、外国人の新人漫画家が続々とデビューを果たしています!!

週刊少年ジャンプ(2016年第2号)には、中国人漫画家・第年秒先生による読切『ドミノ』が掲載され、人気を博しました。

さらに先月、第年秒先生に続き新たな外国人の新人漫画家が、ジャンプ+での読切掲載の会議を勝ち抜き見事デビューが決まりました!!
そこで今回ジャンプデビューが決まった韓国人の新人漫画家・Sparkle先生に、いかにして掲載を勝ち取ったのかインタビューしてみました!!

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―――まずはSparkle先生のジャンプデビューまでの経緯をお教えください。

以前、応募した「ジャンプ+ × メディバン 創作マンガコンテスト」で本当に運良く受賞することができました。
それをきっかけに作品を描いていくことができました。
韓国での経歴はまだありません。

「ジャンプ+ × メディバン 創作マンガコンテスト」の優秀賞『鉄に咲く花』。この時はまだソードという名のペンネームで活動しており、初めての創作作品とのこと。

―――日本のマンガ賞に応募したきっかけは何ですか?

半年くらい遊んでいて、このままじゃダメだと思い作品を描き始めました。
最初はゲームの2次創作だったんですが、すごく反応がよかったので、それで、自分のオリジナルマンガを描いてみたらどうかな?と思っている中、偶然ジャンプのコンテストを見つけて応募しました!

その後、『鉄に咲く花』が受賞をしたことにより、少年ジャンプ編集部の担当がつくことに。
そこから担当編集と一から打ち合わせをして作品を作り上げ、他の漫画家との競争を勝ち抜き、見事ジャンプ+の読切掲載を掴み取りデビューを決めました。

2017年8月15日(火)ジャンプ+にて配信する『平凡同盟』

―――日本と韓国という離れた環境や言語も違う中で、どのような打ち合わせをして作り上げたのでしょうか?また難しいところは?

打ち合わせはスカイプを通して行っています。
打ち合わせでは翻訳を手伝ってくれる方がいるので、言語に関しては問題ありません。
ただ、韓国語で執筆しているのですが、日本語に訳された時に文字数が変わったりするので、吹き出しの大きさを決めるのに最初は一番悩みました。

担当編集とSparkle先生、そして通訳の3人でのスカイプ打ち合わせの様子

―――日本のマンガ雑誌でのデビューを目指す外国人の新人漫画家へ何かアドバイスはありますか?

失敗して、つまづくのも前に進む為の過程だと思います。
つまづいて、辛い時は休んで、また進んで、そのうちきっと最後まで行けると信じています!
一緒に頑張りましょう!!

―――今後の抱負をお聞かせください。

やっとスタート地点に立てたと思います。
これからも頑張って、いいマンガを描けるように全力をつくします!
ありがとうございます!

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「ジャンプ」では、国籍・出身地問わずどんな漫画家さんの作品も大歓迎です。

そんな「ジャンプ」が、世界に向けてマンガ賞を開催中!!
その名も『ジャンプ世界一マンガ賞』!!!

日本語を含む8か国語で募集中!!審査委員長は『NARUTO-ナルト-』の岸本斉史先生!!

ご応募いただいた中で、未来の「ジャンプ」を担う新たな才能をお持ちの漫画家は、少年ジャンプ編集部がデビューに至るまでの様々な障害(言語の問題、文化の違いなど)を全力でサポートをさせていただきます!!

世界中の才能ある漫画家をお待ちしています!!