掲載への最短直接ルート! プロのための少年ジャンプ+掲載読切ネーム大募集!

大好評に付き、再び少年ジャンプ+掲載読切ネーム大募集!

募集期間:2021年7月27日〜2021年9月20日

デビュー済のプロ作家向け新作読切ネーム 募集開始!!

本日「プロのためのジャンプ+読切ネーム大募集!」応募受付を開始しました!

少年ジャンプ+は、No.1漫画アプリを目指しております。
そのために、全雑誌全アプリで一番の新作掲載量を目指して予定予算を組んでおります。
今年は、8月時点ですでに200本以上の新作読切を掲載して参りました。

「他誌ではボツになったが諦めきれないネーム」
「ずっと温めてきた秘蔵ネーム」
「この告知をご覧になって、新たに描いた意欲的なネーム」etc

どんなネームでも商業誌未発表の新作であれば応募可能です。

WEB雑誌の強みを活かして掲載ジャンルも幅広く歓迎します。
男性向け、女性向け、子供向けなど問いません。

締切は2021年9月20日(月)です。
アナタのご応募お待ちしております!

掲載本数の上限はありません。
ジャンプ+が掲載したいものがあれば、全て掲載します。

応募は非公開です。
貴方から応募があったことは、ジャンプ+編集部員以外には分かりません。
後日、掲載の可否についての結果を必ず連絡させて頂きます。

原稿料はモノクロ1ページあたり9,000円以上。
(※その後、連載される場合は12,000円以上となります。)
他誌でそれ以上の金額の実績がある方は
相談の上、原稿料を決めさせて頂きます。

奮ってご応募頂ければ幸いです。

※こちらはジャンプルーキー!への投稿ではなく、応募受付フォームから応募していただく企画です。


応募要項

・応募資格

商業誌(WEB商業誌含む)において過去に読切(※)or連載で掲載されたことがある方
※連載経験がまだない読切掲載経験のみの方も大歓迎です。

・募集作品
商業誌(WEB商業誌含む)へ未発表の読切ネーム。ページ数の上限は無制限です。
※個人同人誌や個人アカウントのTwitter・pixivなど商業誌(WEB商業誌)ではないものに掲載したものなら応募可能です。
※ネームに限らず、完成原稿のご応募でも構いません。
※日本語以外の言語でのご応募はご遠慮ください。

・募集期間
2021年7月27日〜2021年9月20日23:59

・掲載する場合の原稿の締切、掲載時期の目安
(原稿の締切)2021年11月中旬予定
(掲載時期)2021年12月下旬予定
※相談の上、締切・掲載を後ろ倒しにすることも可能です。


ジャンプ+とは

ジャンプ+は現在1800万DLを突破したアプリ漫画雑誌です。


ジャンプ+の原稿料

読切の場合は、モノクロ1ページあたり9,000円以上(※)。
他誌でそれ以上の金額で実績のある方は相談の上、原稿料を決めさせて頂きます。
(※)その後、連載される場合は12,000円以上となります。


※掲載の合否は9月30日頃にお送りします。想定以上に応募作があった場合は、お時間を頂戴する場合がございます。
※返信は応募要項を満たしているものに限らせていただきます。


【現在募集中!】
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【第78回】「SPY×FAMILY」「怪獣8号」「あやかしトライアングル」ネーム大公開!! 作品の魅力が伝わるネームづくりの極意

はじめまして!ジャンプ+編集部1年目のK谷です!
学生時代は医療系の勉強をしており、大学院では毎日顕微鏡で臍帯血(へその緒の血)の細胞を眺める日々を送っていました。今は少しでも早く一人前の編集者になれるよう、頼りになる先輩に色々なことを教えていただいきながら大好きな漫画を眺める毎日です!

そんな私が最初に「これは難しい…。」と思ったのが「ネーム」です。原稿になった漫画はよく目にする機会がありますが、ネームは今まで見る機会があまり無かったので「読みやすいネーム」の作り方が分かりませんでした。(「読みやすいネームなんて楽勝。」と思った方、まだサイトを閉じないでください。もう少しスクロールしていただくと、大人気作品を連載中の先生方のネームが…!もう少し、もう少しご辛抱ください…!)

「ネームは描いた本人が分かるように描けばいいよね。」と思う方もおられるかと思いますが、「読みやすいネームづくり」は漫画家を目指している皆さんにとっては重要な課題になります。
なぜ重要なのかというと、実はジャンプ+の連載会議には作品をネームでご提出いただくことになっているからです。読切作品をご提出いただく際も同様です。また、最近はジャンプルーキー!でもネーム原作のみを募集する漫画賞「少年ジャンプ+ネーム原作マンガ賞」(現在は応募を締め切っております)を開催しました。
このような理由から、作品の魅力が十分に伝わる「読みやすいネームづくり」は漫画家デビューには必要不可欠と言えます!

皆さん、「読みやすいネーム」「作品の魅力が伝わるネーム」を描いてみたくなってきましたか?
そんな皆さんのために今回はジャンプ+、週刊少年ジャンプでご活躍中の3名の先生方から連載作品の1話目ネームをご提供いただきました!素敵な作品を作っておられる先生方がどんな風にご自分の作品の魅力をネームで伝えたのか、しっかり見せていただきましょう!

一人目はジャンプ+大人気作品「SPY×FAMILY」の遠藤達哉先生のネームです。


最初にお見せするのは、メインキャラクターのロイドが登場するシーンです。
ネームの線は少なめですが、ロイドのクールな表情や敵の焦っている顔はしっかりと伝わってきます。
表情はキャラクターの感情が一番見える部分なのでネームでもしっかり描いていきたいですね。


次はロイドのアクションシーンです。
ロイドと敵のコマごとのポーズが一目で見て分かるので、激しいアクションなのにかなり読みやすいです!
また、ラストでロイドが椅子を敵に叩きつけているコマでは、折れた椅子の破片も省かずにきちんと描いてくださっているので、こういったところから戦いの激しさが伝わってきます。

最後は娘のアーニャのロイドに対する印象が変わった瞬間を描いたシーンです。
作品の見せ場では、キャラクターが一番かっこよく見える演出が必要になります。
ここでは、アーニャの表情からロイドの後ろ姿がどれ程かっこよかったかが伝わることにも注目していただきたいです。もしネームの段階だからといってアーニャの表情を曖昧に描いてしまったとすれば、このシーンの魅力はここまで伝わらなかったと思います。

以上遠藤先生のネームでした!
描きこみが多い印象では無かったのですが、それぞれのコマで伝えたいことがきちんと伝わるネームになっていましたよね。たくさん描きこめば読みやすいネームになるわけではない、ということがよく分かりました。
遠藤先生、ご協力いただき誠にありがとうございました!


二人目はジャンプ+史上最速コミックス累計300万部を突破した「怪獣8号」松本直也先生のネームです。

まずは討伐された怪獣が見開きいっぱいに描かれたページです。
この世界での「怪獣」のイメージが伝わってきますね。
そして怪獣だけを描くのではなく、怪獣に押しつぶされた建物や信号機を描くことで怪獣の巨大さと「マジで今週中に終わるのかよ…」という怪獣専門の清掃業務を行うカフカの台詞に読者が共感できるようになっています。
こういった部分を伝えるために、一番見せたい怪獣以外の部分も描き込む必要があったことが分かりますね。

続いてカフカとレノが怪獣に遭遇するシーンです。スピード感がビシビシ伝わってきます!
キャラクター同士の位置関係が分かるように描写してくださっているので、激しい動きがあっても混乱せずに動きについていけますね。
また、カフカとレノが来ている防護服のデザインなど省略してよい部分は省略していることに注目です。


最後は1話のラストシーンです。
カフカが怪獣になったコマは原稿になった時に、窓の外に大きな月が出ていた背景が印象深かったのですが、ネームの段階からそういった演出がきちんと描かれています。
この背景が白い壁か大きな月が見えるかでこのコマの印象は大きく変わりますよね…。
こういった演出の部分はネームの段階から入れておく必要がありそうです!

以上、「怪獣8号」松本先生のネームでした!迫力がビシビシ伝わってくるネームでしたね。
それぞれのコマで見せたいものを自分で決めて、それ伝えるのに必要なものを丁寧に描く重要性が分かりました。
松本先生、ネームをお見せいただきありがとうございました!



最後のお一人は週刊少年ジャンプで「あやかしトライアングル」を連載中の矢吹健太朗先生のネームです。
今回は連載会議用にかなり描き込みを多めにしたネームをご提供いただきました!もちろん、普段の週刊連載ではここまで描き込みの多いネームを作るのは難しいので、もう少しラフに描いたネームで打ち合わせを行っているそうです。なので、皆さんも「こんなに描き込まなきゃいけないのか!」とは身構えずに、矢吹先生のネームの魅力を探していきましょう!



最初にお見せするのは、すずの可愛さが目一杯表現されたシーンです。
すずが着ている洋服や靴も丁寧に描かれており、すずがどんな可愛いらしさを持った女の子なのかがよく伝わってきます!
「自分が可愛い/かっこいいと思うキャラクターはこれです!」ということが伝わるネームにすることが作品の魅力を伝えるネームを作る第一歩になりそうです。


次は祭里のアクションシーンです。
技の1つ1つの迫力が伝わってきます!かっこいいですね。
祭里がどんな忍者でどんな敵と戦うのかがよく理解できます。
決めポーズや決め台詞にはキャラクターの性格が映し出されるので、そういったシーンではキャラクターの仕草や表情の描写を丁寧するとキャラクターの魅力が伝わりますね!

最後に祭里が女の子になってしまう衝撃のシーンです。
女の子になった祭里をどう見せるかは1話の肝になるので、コマ割りや構図が正確に伝わるネームが求められます。
今回のネームは読者にどんな風に祭里を見せたいかがしっかり分かる内容になっていますよね!
読者をどうやって驚かせたいのか、頭の中にある作戦がネームを見た人に伝わるように描くのが大切なのかなと思います。

以上、矢吹先生のネームでした!
キャラクターの目までしっかり描き込まれていたので、キャラクターの感情が強く伝わってきましたね。
ここまで濃密なネームを描くのは大変かとは思うのですが、メインキャラクターの目だけはネームの段階から丁寧に描いてみるとキャラクターの魅力が伝わるネームになるかもしれません。

ここまで3人の先生方の素敵なネームをご覧いただきましたが、いかがでしたか?
線の密度は一人一人で違いはありましたが、どの先生も作品の魅力が伝わるネームになっていたと思います。
ネームは漫画の設計図であり、作品の出来不出来の半分はネームで決まるとも言われています。
ネームの時点から「読者の目」を意識して読みやすいネームを作ることは必ず作品の読みやすさにもつながるので、このブログの内容を参考に「読みやすいネーム」を意識して作っていただきたいです。

そして作品が完成したら、ぜひジャンプルーキー!に投稿又はジャンプ+にWeb持ち込みいただけると嬉しいです!!
編集部一同、いつでも皆さまの作品をお待ちしております。
最後になりますが、ご協力くださった遠藤達哉先生、松本直也先生、矢吹健太朗先生、本当にありがとうございました!


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【第77回】間違えると致命傷!? 新人作家さん原稿ミスあるある3選!

いつもジャンプルーキー!にご投稿ありがとうございます! 今回のブログはジャンプ+の小池均(こいけひとし)が担当させて戴きます。

抽象的・具体的とわず創作論は読んでいて楽しいものですよね。
そこで皆様の漫画をレベルアップさせる金言の様な創作論をご紹介…というわけでは今回はありません。
今回は逆に間違うとかなりヤバい。皆さんの漫画を「台無しにしない」ための注意項目のご紹介です。
題して「間違えると致命傷!? 新人作家さん原稿ミスあるある3選!」
面白い漫画を描くための方法論は一筋縄には習得できませんが、原稿を台無しにしないためのいくつかの方法は5分もあれば習得(確認)できます。
原稿を描きなれた方には当然の内容ばかりですが、今回あげた3点は未だに非常に多く、編集者として「何度言っても言い足りない。一生言い続けなければいけない」系の注意喚起です。事故を防ぐための事務連絡みたいなものとしてお付き合いいただければ幸いです!

*****

【1】セリフの文字の大きさが小さい
「そんな初歩的な!」と驚かれるかもしれませんが、マジのマジで多いです
絵を描くのが大好きな新人さんがキャラや背景を目いっぱい描いた結果フキダシが小さくなる場合や、ギャグ・コメディ作品を描く新人さんがこれまたノリノリでセリフ紡いだ結果メチャクチャ読みにくくなるケースが多発しております。

具体的なQ数はスマホで読む事を想定する場合「22Q」以上が望ましいです。
私が以前、週刊少年ジャンプに所属していた時は
『18Q以上推奨で小さくても15Qが限界。14Q以下は読者にかなりのストレスを強いる、ないし印刷が荒い場合そもそも読めない可能性も』
と先輩から教えを受けましたが、スマホで画面が小さくなった結果それより+4~5Qそれぞれ上昇している印象です。

文字は基本、大きければ大きいほど読みやすいです!
バランスは取る必要はありますが、基本「セリフは大きく!」を意識してみてください!


【2】画面の外側にフキダシやキャラの顔を寄せて描いてしまう
これもメチャクチャ多いです。
よくルールとして言われるのは「フキダシの文字やキャラの顔は基準枠内に収める」です。勿論こちらを守れば当然完全セーフなのですが、基準枠の外側に出てもちょっとぐらいなら別にセーフです。
ただ、とんでもなくはみ出て「外側の仕上がり枠に近づき過ぎてしまう」とNGになります。

「なんで? 仕上がり枠=スマホ・PC画面の表示枠なんだから大丈夫でしょ?」とお考えになる新人さんがいらっしゃるかもしれませんが、一般的な商業作品の場合は電子書籍だけでなく紙の書籍も想定したデータ(漫画画面)作りをします。
紙の印刷はアナログ・物理なので、絶対100%印刷や裁断がズレず仕上がり枠どおりの紙の書籍ができるとはなりません。残念ながら。
なので、それを想定して印刷所では「多少の余裕」を仕上がり枠から間引いてデータを作ります。
その「多少の余裕」を侵すくらい外側にフキダシや顔を置いた場合、印刷所の方はセリフの文字を小さくしたり、印刷面を縮小したりズラしたりなど読みやすさを犠牲にしながら事故防止の為に対応します。
それが悲劇の顛末です。

具体的には8~10ミリほど仕上がり線から余裕を持たせましょう!


【3】グレースケールはNG!
悲しいかな、これも多いです!
商業誌でモノクロ漫画を描く場合、基本的にグレースケールは使ってはいけません!

これも【2】同様、電子版と紙版の両方を想定した漫画データ作りをしないといけない事による弊害です。
アプリ雑誌で連載する上で、ないし電子版の単行本を出す上ではグレースケールは問題ありません。が、紙版だとグレースケールが再現できないからNGです。
アナログのモノクロ印刷では網点の密度で疑似的に濃淡(グレー)を作り出しています。同様の方法で濃淡を作るのがアナログ原稿で使うスクリーントーンです。
グレースケールの濃淡は上記の方法と違う表現。なので、アナログの印刷では綺麗に再現出来ないのです。

必ずデータはモノクロ2階調でお願いします!

*****

以上、ありがちな新人作家さんの原稿ミスをお送りしました。
最後にもう一つ。諸々のチェックのためにジャンプルーキー!を活用しましょう! 漫画が公開された時の完成形を画面で実際にチェックできるのは非常に有用です! 特に今回の【1】はバッチリチェックできます。
下書きの段階ならば読者には公開されませんので、「別にルーキーに投稿したい訳ではないのですが」という人にもおススメです。

ジャンプルーキー!では今後も皆様のご投稿をお待ちしております!



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【第76回】創作に役立つ、児童小説のおススメ3冊

ジャンプ+の林士平(@SHIHEILIN)です。

今回は、ジャンプルーキー!にご投稿頂いている皆様の創作に役立つ、児童小説のおススメ3冊をご紹介しようと思っております。
なぜ児童小説をオススメするか、簡単に説明します。

漫画は、絵と文字で構成されています。

「絵」の練習は、漫画・アニメ・イラスト・実際のモノ・人のデッサンや、模写等を通して「目」を鍛えてペンで実際に線を引いて、ブラッシュアップしていくものだと思います。

そして、絵の連続で描かれる漫画の「演出」や「間」「リズム」は、過去の名作や、売れた作品から学べます。勿論、漫画からだけではなく、映画やアニメ、ドキュメンタリー等からも、学習が出来ます。(今回はその話ではないので、演出等の話の詳細は、別の機会で。)

では、漫画の文字で構築されるモノローグ・セリフの「言葉」での表現部分は、どのように鍛えていくべきものなのでしょうか?
僕が思う成長方法は、上記に上げた「絵」の学習方法と考え方は一緒です。良い文章に触れて、何故良いと感じるのかを考えて、考えて、自分のものに出来るようにする。良い言葉に触れて、分析して、そして真似をしてみること。それが成長する一番の方法だと思います。
良い言葉を使える作家さんは、面白い漫画を描くことが出来る可能性が高いと、僕は考えます。

そして、良い言葉を知っている作家さんは、幼い頃から、良い言葉に触れた育った方が多い印象です。勿論、漫画・アニメ・映画だけでも、良い言葉に触れることは出来ます。ですが、良い「小説」良い「エッセイ」良い「詩」良い「文学」良い「文芸」には、本当に心に残る言葉が多いのも事実です。またエンタメとしての歴史が深いので、蓄積され洗練された「言葉」の数も多いです。

漫画家志望者は、「文字」の力を高めるために、「本」を読むべき、と僕は思っております。
ただ、新人作家さんと話していても、小説が苦手だ、文字を読むのが億劫だ、と仰る方が多い傾向にあります。そのような、本に苦手意識を持っていらっしゃる方に「入門編」としてオススメなのが、「児童小説」です。

オススメする理由は、
・圧倒的に読みやすい。
・大人が子供に読ませたいと考える「名文」が多い。
の2つです。

子供向けの小説なので、平易で分かりやすい表現が多いです。漢字に全てルビがふってあるので、読めない字がないです。また、大人が真剣に考えて子供に読んでもらいたい、と思う作品なので、読みやすくかつ、美しい文章が多いです。

まずは、入りやすいものから、文章を読む楽しさを覚えていきましょう。本を読む、文章を読む「楽しさ」を知ったら、きっと児童文学だけでなく、様々な名作小説に触れていくことも出来るようになるので。物語の世界は、漫画やアニメ、映画だけではないです。「文学」の世界にも広大に広がっています。是非に楽しんで、成長していきましょう。

さて、では入門編のオススメ児童小説は以下の3冊です。


○『二年間の休暇』 (ジュール ヴェルヌ著)

『十五少年漂流記』の方が聞いたことあるタイトルかもしれないですね。
僕にとっての、冒険小説の原体験の一つです。
夏の休暇を、船で海岸を一周して過ごすことになっていた十五人の少年たちが、思いがけない事故のため、無人島に漂着する。ときに反目しながらも、彼らは力をあわせてさまざまな困難を乗り越えていく物語。
年齢も国籍も全く異なった少年たちが、アクシデントによって余儀なくされた孤島でのサバイバルを経て人間的に大きく成長していくのですが、少年同士の確執など、等身大の少年達が生き生きと描かれています。
キャラクターだけでなく、物語を先へ先へ引っ張る「謎」の提示も上手い本作。是非に読んでみて下さい。


○『獣の奏者』(上橋菜穂子著)

日本生まれのファンタジー小説で、一番面白い作品はこれじゃないか、と個人的には思っている作品です。人と獣の友情。人々の欲望が生み出した歪な仕組み。国や歴史が覆い隠す真実…。平易な文章で構築されているのに、オリジナルな世界観をスルスルと読めることに驚くはずです。
難しい言葉でなくても、物語は紡げるし、心に残ることも出来ることが分かるはず。まずは1冊目から読んでみて下さい。きっと、すぐに二冊目が欲しくなるはずなので。


○カラフル(森絵都著)

第46回産経児童出版文化賞を受賞の本作。ジュブナイル小説の名作。
コメディタッチで、読み進めやすく、しっかり驚きもある物語。
有名なので、どこかしらで表紙は目にしたことがある人が多いかと思います。
シンプルで、爽快感ある、物語の強さを理解できるかと。こちらも小学校高学年でも楽しめる文章なので、小説の入門編には向いているかと思います!

以上です。
まだまだ、大量にオススメ小説はありますが、それはまた別の記事でいつか書けたら幸いです。ご自身の担当編集者にも、オススメの小説聞いてみると良いと思います…!

良い文章に触れて、自身の言葉の感覚を鍛えて、皆様の作品創りに生かしていってみてくださいね。
皆様の意欲作、ご投稿お待ちしております。


*****

■現在募集中!
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掲載への最短直接ルート! プロのための少年ジャンプ+掲載読切ネーム大募集!

前回好評に付き、再度 少年ジャンプ+掲載読切 ネーム大募集!

募集期間:2021年4月20日〜2021年5月20日

デビュー済のプロ作家向け新作読切ネーム 募集開始!!

本日「プロのためのジャンプ+読切ネーム大募集!」応募受付を開始しました!

少年ジャンプ+は、No.1漫画アプリを目指しております。
昨年は、新人賞受賞作を含めると、年間200本以上の新作読切を掲載してまいりました。
今年も、全雑誌全アプリで、1番の新作掲載量を目指して、予定予算を組んでおります。

「他誌ではボツになったが諦めきれないネーム」
「ずっと温めてきた秘蔵ネーム」
「この告知をご覧になって、新たに描いた意欲的なネーム」etc

どんなネームでも商業誌未発表の新作であれば応募可能です。

WEB雑誌の強みを活かして掲載ジャンルも幅広く歓迎します。
男性向け、女性向け、子供向けなど問いません。

締切は2021年5月20日(木)です。
アナタのご応募お待ちしております!

掲載本数の上限はありません。
ジャンプ+が掲載したいものがあれば、全て掲載します。

応募は非公開です。
貴方から応募があったことは、ジャンプ+編集部員以外には分かりません。
後日、掲載の可否についての結果を必ず連絡させて頂きます。

原稿料はモノクロ1ページあたり9,000円以上。
(※その後、連載される場合は12,000円以上となります。)
他誌でそれ以上の金額の実績がある方は
相談の上、原稿料を決めさせて頂きます。

奮ってご応募頂ければ幸いです。

※こちらはジャンプルーキー!への投稿ではなく、応募受付フォームから応募していただく企画です。


応募要項

・応募資格

商業誌(WEB商業誌含む)において過去に読切(※)or連載で掲載されたことがある方
※連載経験がまだない読切掲載経験のみの方も大歓迎です。

・募集作品
商業誌(WEB商業誌含む)へ未発表の読切ネーム。ページ数の上限は無制限です。
※個人同人誌や個人アカウントのTwitter・pixivなど商業誌(WEB商業誌)ではないものに掲載したものなら応募可能です。
※ネームに限らず、完成原稿のご応募でも構いません。
※日本語以外の言語でのご応募はご遠慮ください。

・募集期間
2021年4月20日〜2021年5月20日23:59

・掲載する場合の原稿の締切、掲載時期の目安
(原稿の締切)2021年7月中旬予定
(掲載時期)2021年8月中旬予定
※相談の上、締切・掲載を後ろ倒しにすることも可能です。


ジャンプ+とは

ジャンプ+は現在1600万DLを突破したアプリ漫画雑誌です。


ジャンプ+の原稿料

・原稿料
読切の場合は、モノクロ1ページあたり9,000円以上(※)。
他誌でそれ以上の金額で実績のある方は相談の上、原稿料を決めさせていただきます。
(※)その後、連載される場合は12,000円以上となります。


※掲載の合否は5月27日頃にお送りします。想定以上に応募作があった場合は、お時間を頂戴する場合がございます。
※返信は応募要項を満たしているものに限らせていただきます。


【現在募集中!】
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【第75回】200万閲覧突破!Twitterでバズった話題作「ぼくとねこ」作者初インタビュー! 投稿者必見!読者に刺さるストーリー作りの秘訣とは?

こんにちは。ジャンプ+編集部も2年目に突入しました、まだまだ新人のF田です。
突然ですが、皆さん、ぼくとねこというジャンプルーキー!投稿作品をご存じですか?

ピンク色の有害な霧に覆われてしまった世界で、「ねこ」と共に生きる「ぼく」の物語。序盤の描写で、今まさに起こっているコロナ禍を想定した方も多いのではないでしょうか。
Twitterを中心に大きく話題となるも、作者のyouさん・作品の多くは謎に包まれていました。
あの優しい物語を作った方はどんな方なのか? そして、なぜ猫だったのか? 担当のO本さんとともに「ぼくとねこ」創作裏話を聞いてみたら、作品作りの原点に立ち戻ることができました。

*****

<「ぼくとねこ」着想の背景―コロナ禍だからこそ、何か描かなきゃ嘘だと思った>

F田:本日はジャンプルーキー!編集部ブログのためにありがとうございます! まず初めに、「ぼくとねこ」をどのように思い付かれたのかお伺いしてもよろしいでしょうか?

you:去年の4月、1回目の緊急事態宣言に突入した時に、なにか描かねばというよく分からない義務感にかられて。じゃあとにかく毎日10枚ずつマンガを描いて、みんなが読めるようにしようと思って。それで描き始めました。

F田:ピンク色の霧に覆われた世界が描かれますが、あれはやっぱりコロナのことなんですね。
 

you:はい。でも、いちいち理屈的なアレで始まっていないので…。何もするな、家に閉じこもってろって煮詰まった状態に放り込まれた時に、何か描かなきゃ嘘だと思いました。今描かなきゃダメだろうと。じゃあ何を描こうかと…。考えて、猫かなと。今の状況で猫について描くのは意味があるだろうなと思って。
F田:コロナだから何かしなきゃという気持ちと、猫が好きだという2つの要素で描かれたということなんですね。
 

you:はい。猫はその、これだけ猫が好きだと描く価値が出てくるだろうなと思って。だからコロナで何かってなったら、猫について描くのがいいだろうと。それは勘。自分の持ち合わせているものを考えて、猫かなあと。

F田:なるほど、そうやって始まったんですね。「ぼくとねこ」はSNSでかなりバズったかと思うのですが、どうでしたか?

you:突然始まったような感じ。ぐわっと伸びた。バズるっていうのは一瞬にして起こるんだなと。
 

F田:盛り上がっていましたよね。どう思われましたか?
 

you:ちょっと焦っていました。え!?と。感想とかも出てるのかなと思ってTwitter見たら、「猫──!」みたいな。なんじゃこりゃと。珍しい経験をさせていただきました。でも身内や知り合いの人間、一切誰にも話していませんので…この世界で私とこの作品が繋がっていることを知っているのは、F田さんとO本さんだけです。

F田:あら、光栄です。

 

O本:ははは

 

you:この世界で、2人だけ。だから、何にも周りは変わってない。一切誰にも言ってないので。一人でネット見てビビってる感じで。いつまで続くんだろうと。もう落ち着きましたよね。ほっとしました。


<「ねこ」のモデルはyouさんの飼い猫>

F田:また、猫についてお伺いしたく…。「ぼくとねこ」の猫にモデルはいるんでしょうか?
 

you:います。16年くらい前かな? 庭に子猫でやってきたんですよ。それから飼い始めて。だからもう相当なおばあさん。若い頃は気が強くてツンツンしてて、でも最近は甘えてくるようになって、尚更可愛く見える。まだまだずっと生きている予定です。

F田:猫に関して、何か一言お願いできますか?
 

you:なんだろう…。あ、全国の猫に迷惑をかけたかもしれない。「猫を抱きしめに行く!」みたいなことを言う人が結構いて、全国の猫に迷惑をかけたかもなとは思いました。


<話作りについて:読んだ人の解釈で話が完成する>

F田:それでは次は、作品作りについてお伺いしたく…。私、youさんが描かれる猫の絵がすごく好きで。
 

you:ありがとうございます。でも1話目の猫はかなり適当な感じで描いているはずなんですよ。でも描いているうちに、猫をちゃんと描かないのは嘘だと。なんとなく、勘で。猫をちゃんと描かないとお話自体成り立たないだろうという気がしてきたので、だんだん猫だけ手が入ってきちゃったんです。

F田:最後の方の猫はすごく丁寧に描いてありますもんね。
 

you:はい。でもその辺は理屈がどうとかいう話じゃなくって。描いているときはなんとなくこうだよなと思って進めているんです。

F田:なるほど。明確な狙いがあるわけじゃないんですね。
 

you:はい。結果としてTwitterの感想とかを見ると「猫だけちゃんと書いてあって他はいい加減なのは逆にいい!」みたいなの書いてあって、ふふ、なるほどね!と。

F田:読者の方が解釈してくれるんですね。

 

you:そう。描く人みんなそうだと思うんだけど、描いているときは、描いていない時よりちょっと頭がいいんですよ。で、シラフの時じゃないけど、描いてない時に「あそこはなんでこうなったの?」とか聞かれると、なんでだろうねえと。そういう返事しかできない。ほとんどの人は多分そうだと思う。だからみんながいろんなこと言って褒めてくれて、説明してくれるのってありがたいなと。

F田:読んでくれる人が解釈してくれて完成すると。
 

you:そうですね。それぞれがそれぞれの中で、すごく理想のイメージがあると思うんで。なんかこう、思い入れがすごくってありがたい。だから、おそらく作者は何も言わない方が良いだろうと。みんなの頭の中でいい形になって残っているみたいだから。


<話作りについて:セリフは嘘のないように>

F田:また、セリフ運びがすごい素敵ですよね。優しくてあったかい感じがとても好きでした。
 

you:ありがとうございます。でもなんていうか、描いている方は優しいを終着点にしようと思って描いているわけではないので。とにかく、嘘がないように。なんでもそうなんですが、カッコつけようとか、みんなに優しいと思ってもらおうとか、泣かせようとか思って描くのは、嘘が混じってるんですよ。それを到着地点に設定した時点で、話の流れが、死にかけているんです。

F田:嘘がないように…

 

you今の時点で正直に嘘のない感じで描けば、結果どうなったかは読んだ人が判断してくれる。もちろん良い話にしようと思って作っているんですけれども、泣かせてやるぞと思って書いているのではなく、なるべく嘘をつかないようにしようと思っていました。

F田:じゃあたとえば、よく感動的なシーンで使われる、「絶対仲間を見捨てたりなんかしない!」とかいうセリフがあるじゃないですか。

you:仲間を見捨てたりしないとその人が本当に強い思いで書いているのなら、そこには嘘はない。でも仲間を見捨てないと描くと読者がここで泣いて喜んで…と思って描いたものには、嘘が混じっている。読者が素敵と喜んでいるならそれはそれでいいんですけど。本当に強い思いで書いている人は、作家として強いと思います。

F田:なるほど…

 

you:もちろん商売だから、盛り上がるようにやらなきゃいけないとは思いますが、結局描いている人は自分の中から引っ張り出してくるしかないから。根っこのところに太い思いがあると、後は自然に形が出来上がっていくと思います。それを見て作者はなんて冷たい考えなんだろうと思うかもしれないし、この人は優しい物語を描くいい人だなあと思うかもしれない。本人が正直に書いた結論に対し、周りの人がそういうふうに思うということです。

O本:身につまされるというか…。ありそうな話というか、そういうテンプレというか、こういう話ってこういう感じだよね、こういう主人公でこういうライバルだよね、みたいなことを重ねて描くのってやりやすい。

you:それは創作の落とし穴ですね。でもそれをずっとやっていると、抜け殻みたいなものしか、描けなくなると思います。

F田:なるほど…恐ろしいですね。
 


<ルーキーの投稿者に向けて>

F田:最後に、ルーキーに投稿している方へのメッセージをお伺いしたいです。
 

you:若い方に一言!みたいなのがあるとしたら…描いている人だとある程度わかるかもしれないんですけど、漫画って全部が出ちゃうんですよ。その人のもう、中に隠していることでもなんでも。自分でも気が付いていないことでも、なんでもかんでも、漫画って出ちゃうんですよ。恥ずかしい。

F田:恥ずかしいと。

 

you:はい。でもどのみち最後は、恥ずかしいと思ってたなんて無駄なことだったと思う瞬間が来ますので。今のうちに開き直っておいた方がいいんじゃないでしょうか。それこそ70とかになって、なんであんなに恥ずかしがってたんだろう、周りなんて全然関係なかったのにとか、自分が好きなように描けばよかったのにと後悔しても、もう体が動かないでしょうから。20代くらいで開き直ったらいかが?と。私もいい歳になってから開き直りましたから。

O本:恥ずかしいとか、なんでもないことだと。
 

you:はい。

 

F田:でしたら、少し上の年齢層の方に向けてはいかがでしょうか。ルーキー投稿者や持ち込みに来られる方には、年齢気にされる方も多いので。十分お若いのに。

O本:20代とかでも、年齢を気にされる方が多いんですよ。
 

you:あんまり無責任なこと言えないなあ、自分のこと差し置いて言うのもなんだけど…えー、なんだろう、才能というものがあるとして、自分の才能は何かといえば、この歳になっても漫画を描こうとしたことでしょう。それを信じられるのなら、続けてみればいかがでしょうか。

F田:描きたいと思う気持ちが大事ってことでしょうか?
 

you:大事っていうか、他の人どうこうとかじゃなくて。自分でもどうにもならない領域の話だから、放っておいても描くんです。何が才能かと言われたら、いい歳になっても、まだ描こうかなと思えることでしょう。儲かるとかそういう話ではなくて、そうせざるを得ない部分が才能ってもんじゃないでしょうか。

O本:いい話を聞いた…。

 

F田:描きたいと思うことが才能…! 本日はありがとうございました!


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いかがでしょうか? youさんのおっしゃるとおり、ジャンプルーキー!に投稿してくださる皆さんは、描きたいと思う才能を既にお持ちの方々だと思います。才能あふれる皆さんのご投稿、楽しみにお待ちしております!


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【第74回】人体構造を理解しよう

突然ですが、皆さんは漫画のキャラクターを描く際に何を使って勉強しますか?
作家さんと打ち合わせで良く聞かれるのが“どうやったら魅力的なキャラクターが描けますか?”と言うものです。

オリジナリティを探すのはもちろん大事です。
ですが、その前に結構抜けているのが“人体の基本”です。
これがわかってないと、歪なキャラデザになったり、自由にキャラクターを漫画の中で動かせません。
基礎ができるからこそ、あえてデフォルメしたり、演出優先で構図を崩したりできるようになります。
そこから魅力的なキャラクターを模索するのにつながっていくので、まずはぜひ基礎から身につけて欲しいとお伝えします。

とはいえ、じゃあ何をやったらいいんだ?というのは最もな疑問です。
そこで、私は美術系出身ではないし、決して絵が上手くないので、自分でたくさんの教材を試して、どんなものがおすすめできるかをやってきました。
今回は独学で、かつ人体構造がいまいちわからない…そんな方に入門となるお勧めの書籍をいくつかご紹介します!


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【1】モルフォ人体デッサン

まさに人体の入門書です。いいのが文字が少なく、とにかく真似して描いてみるところから入れます。
男女の体の差もですが、筋肉の構造、骨格の動かし方などが非常にわかりやすいです。


【2】スケッチで学ぶ美術解剖学

こちらも人体構造の入門書ですが、人体の構造、筋肉、骨格がそれぞれ色分けされていて、パッと見でもわかりやすく描かれています。特に筋肉&骨格は大変わかりやすいです。


【3】骨から描く モルフォ人体デッサン ミニシリーズ

こちらは【1】の骨を描いて、人体の構造理解を深めようというものです。ある程度のデッサン力は必要ですが、“人間の身体”を本当の意味で描けるようになるには“骨”を描くのが一番の近道だと思います。


【4】箱と円筒で描く モルフォ人体デッサン ミニシリーズ

正直、これが一番お伝えしたい書籍です!上記のような人体の基礎を学んだあと、この書籍を手に取ると、人体を“簡素化”して描くことができるようになります(もちろん個人差があります)。まさにマンガやイラストの基礎となる簡略化を教えてくれるので、これができるようになれば、基礎はある程度固められたと言えるのではないでしょうか!


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今回は実際に試してよかった書籍ばかりですが、世の中にはたくさんの教材になるような著書や動画、サイトがあります。いっぱい見て、実際に描いて、自分の“基礎”にしたい!できる!わかりやすい!と思うものを見つけるのが、基礎を向上させる一番の近道です。もちろん、基礎は常に磨かないと腕が落ちてしまうので常に絵を描き続ける努力が必要ですが、少しでもその助けになるものをお伝えできたら幸いです。

最後に番外編…お伝えします!


★番外編★
Newton別冊の人体シリーズは、本来医学生や体の造りを学びたい方向けなのですが、かなりしっかりと骨格や筋肉のつき方、女性と男性の違いが描いてあって、ちょっとした資料になります。文字量は多いですが、人体への理解を深めたい方は入門書の一つとしてぜひ読んで見てください!


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