【第114回】少年ジャンプ+副編集長・中路が選ぶ、創作に役立つジャンプ+傑作読切3選

少年ジャンプ+副編集長の中路です。

新しい才能を発掘し、これまでに無かった作品を世に出すことが媒体としての使命と考え、ジャンプ+は創刊以来沢山の読切を掲載してきました。

他の人が描いたアイデアの集積である読切は、これから連載や読切掲載を目指す志望者の方にとって、これ以上ない良い教材です。

とはいえ、ジャンプ+で読める読切はあまりに量が多く、何を読んだらいいのか選ぶのに迷ってしまいそうです。

シンプルにランキングの上から順番に読んでいくのでも良いですし、サムネイルやタイトルで気になった作品を読んでみるのも良いと思います。
※その場合、サムネイルやタイトルにすでに読者が興味を持つためのアイデアが入っているので、なぜ気になったのか考えてみるのも良い思考の訓練になります。

今回のブログでは、多くの選択肢の中から選ぶ際の1つのヒントとして、沢山の方に読まれた名作読切の要素を分解し、その切り口から見たおすすめ作品を3つ紹介していきます。

私自身、これまで編集者として漫画家さんと一緒にたくさんの読切を世に出し、またジャンプ+に入ってからは副編集長として掲載可否の判断のため、スタッフから回ってきた読切を読んでは読者の反応をずっと見てきました。
そうした経験を重ねていくうちに、多くの方に読まれる読切にはいくつかの要素があることがわかってきました。

A・読みやすい
B・感情を揺さぶられる
C・作者の嗜好が強く反映されている
D・驚かせる仕掛けがある
E・共感性が高い
F・キャラクターが良い
G・印象的なセリフがある
H・印象的な演出がある
I・導入の数ページで印象に残る場面がある
J・ポジティブな印象を残す
K・見せたいアイデアの焦点が絞られている
L・興味を惹く舞台設定

などが挙げられます。

話題になる読切は、上記の要素のどれかを強く持っているか、複数持ち合わせています。
では実際にどのような作品があるのか、具体的におすすめの読切を紹介していきます。

*****

『骸区』鈴木祐斗先生
少年ジャンプ+で読む

現在、週刊少年ジャンプで『SAKAMOTO DAYS』を描かれている、鈴木先生のアクション読切です。
治安の悪い環境、視点役の切羽詰まった状況、そんな中ガラの悪いチンピラに絡まれる老人が見せる意外な行動…と、導入から一気に作中世界に引き込まれます。
また、ラスト付近のどんでん返しの仕掛けも、作品を強烈に印象づけています。
前述の ADHIK といった要素が強いですね。
他にも限りなく余計な要素を省いて、31Pという短いページ数にまとめている、抑制的な構成能力の高さも素晴らしいです。
同じ鈴木先生の『ロッカールーム』も、驚かせる仕掛けのある素晴らしい読切なので、未読の方はぜひどちらも読んでみてください。


『ヒトナー』屋宜知宏先生
少年ジャンプ+で読む

最近、大きな話題になったので、読んだ方も多いと思います。
獣人の世界に宇宙の遥か彼方から人間がやってきて、獣人たちが人間を知るうちに、次第に獣人世界に不穏な空気が広がっていきます。
ここからどうなるんだろうと思わせてくれる舞台設定、理性を保とうとしても猫としての本能に抗えない愛くるしいキャラクターに、強く心を惹かれます。
前述の要素としては、 ACFJKL でしょうか。
また、高い人間の能力を読者は最初から知っているけれども、作中のキャラクターたちは気づいていないという状況設定も、そこから美味しい展開が作りやすい優れた設定です。
同様の状況設定は多くの作品で取り入れられています。


『静と弁慶』三木有先生
少年ジャンプ+で読む

薙刀という題材で、青春期の男女の別離と成長を描いた作品です。
淡々と進む展開の中で、これまで普通にあった二人の関係が決定的な別れを迎えるまでを描いています。
徐々に高まっていく感情と決定的な別れの場面、そしてそれを一筋細い糸で繋ぎ止めるために見せた勇気。
練り上げられたセリフの一つ一つが対応する場面と相まって、大きく感情を揺さぶる効果を発揮しています。
成長を描いたラストシーンの効果で、ポジティブな読後感も増しています。
主な要素は、 ABEGHJ といったところかと思います。
ジャンプ系だからといって派手な題材である必要はなく、描き方次第で多くの読者を獲得できることを示した作品だと思います。

*****

以上になります。
参考までに他のおすすめ読切も挙げておきます。
ほとんどが無料で読めるので、ぜひご一読ください。


 
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【第113回】『ふつうの軽音部』が生まれるまで【クワハリ先生インタビュー】

少年ジャンプ+で今年1月から連載が始まり、最新話更新時にはXでトレンド入りするなど、話題沸騰中の『ふつうの軽音部』。
本日4月4日にコミックス1巻が発売されるのを記念し、原作者のクワハリ先生に緊急インタビューを実施!
知る人ぞ知る(!?)ジャンプルーキー!投稿時代のことから、創作論まで、たっぷり話を伺いました。

少年ジャンプ+で読む

『ふつうの軽音部』(原作:クワハリ/漫画:出内テツオ)
ちょっと渋めの邦ロックを愛する新高校1年生・鳩野ちひろが、大阪にある高校の軽音部に入部し、日々の部活動や人間関係に奮闘する様子を追った青春ドラマ。実在の楽曲を使用した歌唱シーンや、リアルで等身大なキャラクター描写、予測不可能な展開で、注目度急上昇中の本作は、原作担当クワハリ氏が2023年1月〜9月にジャンプルーキー!で連載しSNS等で話題を呼んでいた『ふつうの軽音部』をベースに作られている。

*****

<ジャンプルーキー!で火がつき少年ジャンプ+で連載化>

――クワハリ先生は、漫画賞受賞経験も読切掲載経験もなく、『ふつうの軽音部』が商業誌デビュー作という異色の経歴であることが特筆すべき点だと思うのですが、まずは、原作版『ふつうの軽音部』が生まれた経緯を教えてください。

コロナ禍で「何か新しいことに挑戦したい」と、絵の練習を始めた一環で、「自分が小さい頃から好きだったマンガを描いてみよう!」と思ったのが最初のきっかけでした。
ただ、自分の力ではゼロからストーリーを作れる気がしなかったので、1作目は自分の高校生活を題材にしたエッセイマンガを作ってTwitter(現X)上に連載形式で公開していたんです。
高校生活をひと通り描き終えたときに、「よりお話に起伏を作れるフィクションを作ってみたい」と思い、企画を考える中で生まれたのが『ふつうの軽音部』でした。

ジャンプルーキー!版を読む

題材としては、自分自身が経験していて詳細に描けるものとして「軽音楽部」を選び、「大人数の軽音部を扱った作品はなく、差別化できるのでは」と考え、今の設定にたどりつきました。

(ジャンプルーキー!版 第3話 p4より)

――1作目のエッセイマンガ連載から間をおかずに2作目に着手されていて、「描きたい」「表現したい」という強い創作意欲を感じます。

そもそも自分は絵が下手で、プロのマンガ家なんてなれるわけがないと思っていて、「描ける範囲で楽しく描いてみよう」と、あまり気負ってなかっただけだと思います…。
ジャンプルーキー!(以下「ルーキー」)での連載中も、描き続けるモチベーションになっていたのは、創作欲というよりも徐々に増えていった読者の方々からの反応だったという意識の方が強いです。
『ふつうの軽音部』は3話までは自分のTwitter上で公開していたのですが、もっと多くの人に読んでもらいたいと考え、ルーキーにも同時に投稿を始めました。そこからTwitterでもルーキーでも読んでくれる方が増えていったのですが、最新話をアップするたびにいただくコメントがいつも本当に嬉しくて…。コメントがなかったら描き続けていなかったかもしれませんね。

――そこから、2024年1月に少年ジャンプ+で連載が始まるまではどのような経緯があったのでしょうか?

ルーキー経由で、ジャンプ+編集部の方から連載会議にチャレンジしませんかと連絡をもらいました。
自分の作画のペース的にもスキル的にも、また、当時フルタイムで仕事をしていたこともあり、商業誌での連載は難しいとお伝えしたところ、作画担当として出内テツオ先生を紹介していただき、自分は原作に専念するという条件で、連載会議に挑戦することになりました。
連載が決まってからは、すでにルーキー上で公開していたお話をベースに、各話のペース配分を練り直し、キャラクターデザインなど相談しながら準備を進めていきました。

――作画担当の出内先生との連携も見事ですよね。

出内先生の表現力は本当にすばらしいのですが…特に、ビジュアル面での細かなアイデアは自分では思いつかないようなものばかりでいつも感心しています。読者の方々からも反応のあった、11話の体育祭でのキャラごとに異なるハチマキの巻き方も、自分では絶対に思いつかなかったですね…。

――少年ジャンプ+での連載では、各話のページ数も増えてネームを少しずつ改変していますよね。

ルーキーでは各話8ページで連載していましたが、あれは実は自分の作画力の限界で仕方なく8ページになっていたんです…。各話約19ページになったことで、やむなくはしょっていた部分を今はしっかり補完して描けているなという実感があり、ネームを組み直す作業も楽しいです。

<キャラクターは全員自分自身…!?>

――ジャンプルーキー!投稿時代の話に戻りますが、主人公・はとっち(鳩野ちひろ)をはじめ、キャラクターはどうやって作っていったのでしょうか?

主人公の鳩野はかなり自分を投影していますが、他の登場人物は、「この主人公とバンドを組むとしたらこんな子がいたらいいなあ」とか「ライバルにはこんなキャラで…」と、主人公を中心に配置を考えていきました。
あまり論理的には考えているわけではないのですが…
各キャラクターを「明るい」とか「クール」とか、ざっくりとした第一印象で考えておいて、その第一印象だけだとありがちになってしまうので、二面性を与えられるようにエピソードを作っていったというイメージかもしれません。
例えば、鳩野に入学早々に話しかける(内田)桃は、ぱっと見は「明るい元気な子」ですが、実は恋愛に対してコンプレックスやトラウマを抱えていて…というエピソードが9話〜10話にかけて出てきます。

また、(幸山)厘は「クールなキャラ」として考え始めていたのですが、話を描いている途中で、「展開を進めてくれるような力のあるキャラクターが欲しいぞ」と思い、「第一印象がクールな子にその役割を負わせたら面白いのではないか?」と考え、今のキャラクター像になりました。

――個性豊かで等身大なキャラクターたちに共感しながら読んでいる読者が多いように感じます。それぞれ全然タイプが違うキャラクターをリアルに等身大に描き分ける上で意識していることはありますか?

リアルと言っていただけることが多いのですが、「リアルに描こう」という意識は全然なく……もともと山本さほ先生や福満しげゆき先生などのエッセイマンガを読むのが好きなので、もしかしたらそれがリアルさに影響しているかもしれません。
あとは、実際に会ったことのある人や触れてきた創作物のキャラのエッセンスが混じってはいると思うのですが、どのキャラも明確なモデルはなく、自分の思考回路や性格、経験を投影しているという意識が一番強いかもしれないです。
恥ずかしいですが、例えば、ヨンスのちょっとキモいデートの誘い方は、昔自分がやってしまったことそのままですし、

桃が舞伽に逆ギレっぽく返信をするエピソードがありますが、その拗ね方もすごく自分っぽいんです(笑)。 

そういった自分の経験や感覚を用いてエピソードを入れているのが、リアルと言っていただける理由なのかもしれないですね…。
ただ、自分としては、リアルさを追求するよりも、フィクションとしての盛り上がりや面白さを優先して大事にしていきたいと思っています。

<予測できないストーリーの作り方>

――あるある日常コメディかと思いきや、先の読めないサスペンス的な展開にわくわくさせられ、かと思いきやドラマに感動させされたりと、予測不能な展開と独特な読み味も『ふつうの軽音部』の魅力ですが、ストーリーはどのように考えていますか?

これもあまり計画的には考えていなくて…文化祭や進級などのイベントを軸に大きな流れを先までざっくりと想定しつつ、各話の展開は話ごとに描き進めながら決めていっています。
基本的には「このキャラとこのキャラがぶつかったらどんなことが起こるかな」というところから考え始めることが多いかもしれません。というより、自分がネガティブな人間なので、違うタイプのネガティブな人間同士がぶつかったらどんなことが起こるかをつい想像してしまうというか…。
あとは、今は鳩野のバンドメンバーが揃っていく過程が配信されていますが、「このキャラはどういう流れでバンドに加わることになるだろうか」とキャラありきで、想像を膨らませてエピソードを作っていっているという意識です。
例えば、「桃はキャラクター的に、入学時から鳩野と同じバンドを組みそうにはないから、最初は別のバンドに入れよう」「主人公のバンドがあっさりと序盤で解散してしまうというのも、他の作品にはあまりない展開なので良いかも」…という思考回路だったように思います。

――8話からの急展開で一気にドラマが動き出し、日曜日の配信直後にXでトレンド入りするなど、大きな反響があったのも印象的です。

ありがたいことに、8話以降のドラマが動く話でも何度かトレンド入りしたりと、たくさんの反響がいただけてとても嬉しいです。本当は「1話で主人公の行動原理をしっかり見せてがっつり読者をつかむ」ということができたら良かったのですが、キャラの考えていることをためてから明かしたかったのと、1作目に描いていたエッセイマンガのノリを引きずっていた部分はあるかもしれないです…。

――今後はどんな展開を考えていますか?

ルーキー版の最新話にはまだ追いついていないですが、追いつくまでの話でもどんどん新要素を出していく予定です。追いついた後も、部活の話をしっかり描いていきたいと思っています!

――最後に、読者の皆さんへのメッセージをお願いします。

応援してくれる読者の皆様のおかげで成り立っている漫画です!! まだまだ描きたいことが沢山あるので今後ともお付き合いいただければ幸いです!!

――クワハリ先生、ありがとうございました!

*****

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【第112回】読者をタップ(クリック)に導け! サムネとタイトルのコツを少年ジャンプ+読切掲載作家に聞いてみた!!

皆さんこんにちは。「ジャンプルーキー!」をご利用いただきありがとうございます。少年ジャンプ+編集部のS浦です。

たくさんの作品を手軽に読める現在、「すごく面白いのに多くの人に読まれなかった作品」も残念ながら数多く存在します…。まずタップ(クリック)してもらうことは非常に重要です!
そのためにぜひ工夫していただきたいのは
サムネイルとタイトルです!!!
理由は簡単、マンガアプリ(サイト)を開いた読者が一番最初に受け取る情報だからです!(媒体や表示形式によって例外もありますが)
サムネイルとタイトルで「この作品を読んでみたい!」や「何か気になる!」と思ってもらうことが、多くの人々に読んでもらうことに繋がります。
月間ルーキー賞受賞を目指す方にとっても、ランキング上位に入るためにぜひ考えてみて欲しいポイントです。

そこで、今回は
少年ジャンプ+に最近読切が掲載され、高い閲覧数を記録した作家の方々にサムネイルとタイトルで心がけていることを聞いてみました! ※2023年10月7日~2024年1月7日の3か月で、掲載後1週間以内の閲覧数が60万以上を記録した作品です。

*****

『なんにもない、なんでもない』藤野ハルマ先生
少年ジャンプ+で読む

① そのタイトルにした理由は何ですか?

物語の内容に沿ってピンときたワードで決めました。タイトルはネームが固まってきた後に決めることが多く、文字の雰囲気や語感の良さを意識していると思います。仮タイトルは「じじいVS中学生(仮)」でした。

② そのサムネイルのカットにした理由は何ですか?

前作でサムネは大事と学んだのでインパクトを大事にしました。簡単なラフを8案程やり取りして一番ピンとくるものを担当さんに選んでいただきました。アプリで縮小後どう見えるかイメージするのが大切だと思います。


『彼女』二反田洋先生
少年ジャンプ+で読む

① そのタイトルにした理由は何ですか?

ギュスターヴ=アドルフ・モッサの『彼女(エル)』に影響を受けたからです。魔性の女です。

② そのサムネイルのカットにした理由は何ですか?

何が一番目を惹くかなと考えた時、美人の三白眼だと思ったので。


『心中』原作:矢薙先生 作画:増渕ウナム先生
少年ジャンプ+で読む

① そのタイトルにした理由は何ですか? ※矢薙先生に質問

元々「心中」という言葉をギミックに使った物語だったので、それに因んだ流行りの長いタイトルを色々考えたのですが、逆に短い方がインパクトあるのかな?と思い「心中」にしました

② そのサムネイルのカットにした理由は何ですか? ※増渕ウナム先生に質問

今回の心中では数ある読み切り作品の中でまず目立つように、被らないことを一番意識しました。 そこで肌色など既存の色を使うのが一般的ですがあえて使いませんでした。目立つためには何かリスクを負って挑戦することがひとつだと思います。


『男は笑っていた』永井青先生
少年ジャンプ+で読む

① そのタイトルにした理由は何ですか?

わかりやすさを最優先にしたかったからです。読者様が全く内容を知らない読切作品なので、どんな話か想像できず手がつけにくくなることを防ぐために、作品の雰囲気がわかりやすくなるようなタイトルにしてみました。

② そのサムネイルのカットにした理由は何ですか?

作中の気に入っていたシーンだったからです。そのシーンをそのままサムネイル用に描き直しました。小さくても目に留まるようにキャラを大きく描き、且つ細かいところのディティールで繊細な絵になるように心がけました。


『息することすら許さない』市川苦楽先生
少年ジャンプ+で読む

① そのタイトルにした理由は何ですか?

「許さない」のようなネガティブなフレーズって言葉として強く、ポジティブなフレーズよりも良くも悪くも心に残りやすいと思うからです。

② そのサムネイルのカットにした理由は何ですか?

明るい印象の無いタイトルだからこそ闇を感じさせない笑顔のカットの方が違和感が生まれ目に留まりやすくなると思うからです。


『犬の面』墨ケンゾウ先生
少年ジャンプ+で読む

① そのタイトルにした理由は何ですか?

今回のタイトルはパッと見ただけでも目に留まるような「短い言葉」と「異質さ」を意識してつけました。

② そのサムネイルのカットにした理由は何ですか?

私は流行りの絵が描けないので逆に、私が描ける絵を全面にだせば「異質感」がでるのではと思いこのカットにしました。


『真夜中のハイライト』原作:熊谷亜門先生 作画:今井ミキオ先生
少年ジャンプ+で読む

① そのタイトルにした理由は何ですか? ※熊谷亜門先生に質問

最初は昔吸っていた煙草の銘柄から「真夜中のピースライト」というタイトルにしていたのですが、ハイライトの方が洒落ているので変更しました(hi-liteとhighlightが掛かっています)。ちびまる子ちゃんのお父さんも吸っているイケてる煙草です。

② そのサムネイルのカットにした理由は何ですか? ※今井ミキオ先生に質問

本編の内容に沿っているのは前提として、影のある女の子が大きく写っているサムネには訴求力があると思ったのでこの構図とライティングを選びました。顔の近くに手を置くことで情報量を増して視線が来るようにもしています。


『付き合って3年記念日に私の左手は呪われた』並木ヨウイチ先生
少年ジャンプ+で読む

① そのタイトルにした理由は何ですか?

秀逸なタイトルが思いつかなかったので、それならばパッと見た時に物語の設定が想像できるようなシンプルなものにしようと思い、1ページ目のモノローグをそのままタイトルにも持ってきました。

② そのサムネイルのカットにした理由は何ですか?

なるべく読者の目に留まるように、カラーによる呪いの気持ち悪さを全面に押し出したかったからです。あとは物語のラストシーンと対比できるよう、似たポーズを描こうとしました。見返したら全然似てませんでしたが。

*****

作家の皆様、ありがとうございました!
作品の情報を適切に伝える、目につきやすい文言を使用する、あえて違和感を与えるなど、さまざまな狙いが込められていることが分かりました!
ぜひ皆さんも色んなアイデアをサムネイルやタイトルに込めてみて欲しいと思います!


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【第111回】『バトルシーンだけ!漫画賞』募集中!『マリッジトキシン』作画担当依田瑞稀先生に聞く、魅力的なバトルシーンの描き方!

いつも編集ブログを読んでいただき、ありがとうございます!

我々ジャンプ+編集部は、まだ見ぬ才能に出会うため日々様々な漫画賞を企画・開催しています。そんな中でも今回紹介したいのは、現在開催中の一風変わった漫画賞。
その名も、『バトルシーンだけ!漫画賞』

↓ 詳細はこちら

こちらは、「魅力的なバトルシーンを描けているか」のみを評価の基準とした、長いストーリー、展開、構成、一切不要の、まさにバトルシーンの描写に特化した漫画賞です。
「とにかく迫力のある、カッコイイバトルシーンを描きたい!」そんなあなたの応募をお待ちしております!

ただ、一口に「魅力的なバトルシーン」と言っても悩んでしまう作家さんは多くいらっしゃると思います。そこで今回は、ジャンプ+にて連載中の『マリッジトキシン』で作画担当を務める依田瑞稀先生にインタビューを行いました!
迫力満点で、個々のキャラクターがはっきり感じられる、まさに「魅力的」なバトルシーンを描く依田先生から、創作のヒントを伺います!

ジャンプ+で読む

*****

――バトルシーン・アクションシーンを描く際に気を付けていること、こだわっていることがあれば教えてください。

アクションをしているキャラクターを描く時は、のびのびとした線で構成したシルエットにすると、見ていて気持ちがいいと思うので、デッサンの正確さも大事なのですが、必要に応じてシルエット重視にしたりしています。

バトルシーンでは描き込みを増やすことも意識しています。
どこがどう動いているかわかるようなブレる部分を作ると、描き込みが増して、迫力が出たり、動きが出たりするのかなと思います。
構図を、場合によって前後で強めのパースをつけて迫力を出すことも有効だと思います。
ポーズが、スポーツの動きに近いかも?と思ったら、そのスポーツの画像や動画から参考にしたりもします。

【第4話20-21ページより】動きのある脚部を中心に描き込みを増やし、躍動感を表現!


――迫力あるシーンを描くために行なっている、特別な練習法・勉強法はありますか?

大好きなアニメーターさんの動画を流して、画面を見ながら、手元は見ずに、取り込みたい上手な部分を模写するイメージで、グルグルと手を動かすことをしています。脳が動く感じがして、いい絵が描きやすくなる気がします。


――先生が作中で一番気に入っているバトルシーン・アクションシーンを教えてください。

50話の見開きで、下呂の膝裏で、テルアキの首を捕えるように蹴り飛ばすシーンです。
下呂の静かな怒りが、表情に出せたかなと思います。静脈先生のネームのシチュエーションのおかげで、静かな病院内で人知れず大切な人を守る、ってすごくかっこいいなと、お気に入りのシーンになりました。

【第50話10-11ページより】城崎のピンチを人知れず救う下呂。派手なアクションと無音のギャップがカッコイイ!


――先生が特に影響を受けた・リスペクトしている漫画家さんがいれば教えてください。

村田雄介先生です。ペン入れの仕方が特に大好きです。
同じく作画を担当されているという面でも、とても憧れの存在です。


――バトルシーンの中でそれぞれのキャラクターの特徴・魅力を出すために行なっている工夫があれば教えてください。

膝や肘や脇を、品のあるように閉じさせるかワイルドに開けさせるか、猫背にさせるか背中をピンと反らせるか等、キャラごとに動きの癖があると思うので、その印象に沿った動きになることを意識しています。
どこを風になびかせて、くびれさせるシルエットにするのかも、キャラデザの段階から意識すると、バトルシーンを描く時に動かしやすいです。

【第35話16-17ページより】下呂と潮、初の共闘シーン。腰や肩周りの描き分けで、キャラの個性を演出している!

*****

依田先生、ありがとうございました!
いかがでしたでしょうか。シーン一つ一つにしっかり意図を込め、「どうしたらより良い画面になるか」を考え続けること、漫画だけでなくアニメ作品や現実世界の写真・映像からも要素を取り入れる努力を続けること、どれもが「魅力的なバトルシーン」を作るためには重要なのだとわかりました!

バトルシーンだけ!漫画賞では、

  • 異能力バトル部門
  • リアルファイト部門
  • 自由部門

の3部門で、バトルシーンを含む8p以上の漫画作品を募集しています!
異能力バトル部門・リアルファイト部門ではジャンプ+が公式プロットをご用意! ストーリーを考えるのが苦手な方でも簡単に参加可能な賞となっております。
賞金50万円の大賞作品は必ず1本以上選出! さらに、佳作以上に選ばれた作品には必ずジャンプ+編集部員の担当付を確約いたします!

締切は2/29(木)です。
皆様の力作、心よりお待ちしています!


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【第110回】2023年のジャンプルーキー!を数字で振り返る

日頃から「ジャンプルーキー!」へ投稿いただきありがとうございます。
そして、新年あけましておめでとうございます!
2023年も、多くの方々に「ジャンプルーキー!」を利用いただきました。そこで、今回は2023年の「ジャンプルーキー!」を、数字でひも解いていきたいと思います。

*****

◆ ユーザー(読者)数・閲覧数
まずは、ユーザー(読者)数です。2023年「ジャンプルーキー!」に訪れたユーザー数は、545万人!! 多くの人に訪れていただいています。
次に、閲覧数です。2023年「ジャンプルーキー!」の総閲覧数は、7,800万!! それだけ、あなたの作品が多くの人に読まれるチャンスも多いです。

◆ 投稿数
続いて、投稿作品数です。2023年に投稿された作品数は、9000超!!  話数は37,449話!!(いずれも11月時点)
1か月あたり800もの作品が投稿されています。2016年5月20日のブログでは、1か月あたりの投稿作品数が約250作品でした。その頃から比べると、3倍以上になっています! 編集部では全投稿作品に目を通していますが、力作が多く、読みごたえがあります。

◆ 投稿作品のカテゴリー
次は、カテゴリーについてです。ジャンプルーキー!では、7つのカテゴリーを最大2つまで設定できます。2023年全投稿作品のカテゴリー割合は、以下のようになっています。
比較的多いカテゴリーが、「バトル」「ファンタジー」「コメディ/ギャグ」となっています。ただ、とびぬけて多いカテゴリーというのはなく、幅広い作品が投稿され、読まれていることが分かります。もし作品を作っていて、普段と違うカテゴリーに挑戦するとしても、読まれるチャンスは十分にあります。

◆ 月間ルーキー賞候補作(毎月10位以内の作品)の特徴は?
続いて、「月間ルーキー賞候補作(毎月10位以内の作品)」「月間ルーキー賞受賞作」に限るとカテゴリー割合はどのようになるのでしょうか。その結果がこちら。

月間ルーキー賞候補作のカテゴリー割合(2023)

月間ルーキー賞受賞作のカテゴリー割合(2023)

投稿作全体のカテゴリー割合と、大きくは変わりません。受賞に関して、「賞を取りやすいカテゴリーはあるのか?」と疑問に思われることがあるかもしれませんが、ジャンプ+編集部は、特定のカテゴリーで受賞作を選ぶということはありません。

さらに、月間ルーキー賞候補作の投稿形式についても見てみましょう(下図)。2023年月間ルーキー賞候補作110作品(1~11月)のうち、読切作品は87作品、連載作品は23作品でした。また、月間ルーキー賞受賞作に絞ると、すべて読切作品でした。

月間ルーキー賞に絞ると、読切作品のほうが評価されやすいですね。もちろん、ジャンプルーキー!では連載作品の投稿も大歓迎!「連載争奪ランキング」も開催されています。
自身がどのような形態で、どのような作品を作りたいのか、それを大事にしていただきたいです。

*****

いかがでしたか? 2023年もジャンプルーキー!では、非常に多くの方に作品を投稿いただきました。
また1年間で、ジャンプ各誌(※)へ56名ものたくさんの作家さんがジャンプルーキー!からデビューしました。
ジャンプルーキー!は数ある漫画投稿サービスの中で、最もデビューに近く、編集部一同新しい才能を待ち望んでおります。投稿作品はすべてチェックし、有望だと思った方にはスカウトさせていただいています。

漫画家デビューを狙っている方はもちろん、プロ志望ではなく多くの人に作品を読んでもらいたい人、どんな方でも大歓迎ですので、お気軽に投稿をお待ちしています!

2024年は少年ジャンプ+、ジャンプルーキー!ともに10周年を迎えます。これからさらに盛り上げていければと思っております。今後ともよろしくお願いいたします!!

(※)ジャンプ各誌とは「少年ジャンプ+」「週刊少年ジャンプ」「少年ジャンプ増刊」「最強ジャンプ」です。


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【第109回】「個性的」って結局何!?『シバタリアン』のイワムロカツヤ先生に聞いてみよう!!

いつも編集部ブログを読んでいただき、ありがとうございます!

漫画家の皆さんは、担当編集との打ち合わせや漫画賞での講評で「もっと個性を!」と言われたことはあるでしょうか。
「そう言われても、具体的にどうすれば個性的な作品になるんだ…」と悩まれた経験もあるかもしれません。

そこで今回は、よく言われる漫画の「個性」って結局なんなのか…について、少年ジャンプ+で圧倒的な独創性を放つ『シバタリアン』を連載中のイワムロカツヤ先生に伺います。
驚きあり、納得感ありのご回答をいただけました!

ジャンプ+で読む

*****

――よく「個性的な作品を目指して」などと言われますが、イワムロ先生の考える「個性的」な作品の特徴とは何でしょうか。

ズバリ「個性的な作品を目指していない作品です」!!!
理由は次の質問で説明します。
ちなみにこれが「掴み」と言って、漫画の教科書があるならほぼ最初に書いてある基本的な技術です。


――「個性的な作品が作れない…」と悩んでいる新人作家の皆さんに、アドバイスがありましたらお願いします。

考える事は大切ですが悩まなくて良いと思います。

「個性的な今までに無い作品を描く!」とデカくて曖昧な事をやろうとするほど同じ事を考える人は多くなるし、思いつく事なんて同じ人間なので大差ないです。

どんなダメだと言われる漫画にも個性的な部分はどこかにあります。
ただそれが読んだ人に伝わっていないだけです。
何故伝わらないのかは基本を守ってないからです。
基本って何かと言うと、漫画の描き方とか脚本術みたいな本10冊読んだ時に共通して書いてある事です。

それらは全て読む人に伝えるための技術です。
だから「読みやすさ」とも言い換えられます。

視線誘導をしっかりやるとか、ページの最後のコマは引き、大事なコマは大きくとか、主人公は1番変化する人物とか、オープニングとラストは対になるとか……まだまだあと100個位はあります。
そんな事知っていると思うかもしれないですけど、連載してヒットしてる漫画ですら全部できている作品は少ないと思います。
もちろん僕も全然できてません。

漫画の常識を変えたとか、この先生にしか描けないとか、大袈裟な事を言われている作品ほどそういう基本を守って普遍的な「皆と同じ事」をしっかりやっていると思います。

だからあんまり個性的なものを描こうと思わずにちゃんと伝わる漫画を描く事が大切で、それができた時に初めて小さな個性の輝きを、読んだ人が勝手に見つけてくれるんじゃないでしょうか。

つまり「個性的な作品を目指さない事が個性を伝える一番の方法」だと、赤ちゃん漫画家の僕は信じてます。


――イワムロ先生がキャラや企画を考案される際に、普段から意識していること/気をつけていることがあれば教えてください。

企画は小さな経験を大きな話にする事を意識していて、キャラの服と髪型はそのキャラクターがそれを選んだ理由とか考えてます。
あとは心の声とか、モブキャラの語りでキャラの説明をするのは最終手段だと思って描いてます。
できるだけセリフや行動、服とか立ち方、姿勢、座り方、走り方とか、そういう事で伝える努力をしてます。
これは僕の好みですからやる必要は無いです。
こういうやらなくても良いのにやってしまう事が個性的と言うのかもしれないと今思いました。

――衝撃的な企画・展開で話題となっている『シバタリアン』ですが、どのようなきっかけで誕生した作品なのでしょうか。

まずホラーを描いてみようって決まって、
大群って怖いなぁ → 何が増えたら怖いだろう → 学校で一緒だったけど名前も顔も思い出せない人が怖い
そんな感じで膨らませていった気がします。


――イワムロ先生はアイデアに煮詰まることはあるのでしょうか。もしある場合は、その際の解決策を教えてください。

1人になる、人と話す、運動をする、乗り物に乗る、寝る、風呂に入る、線一本でいいから描いてみる、自分の漫画を読み返す、一度諦める……などなどしながらひたすら苦しんでます。
楽しいです。

*****

イワムロ先生、ありがとうございました!
確かに、持ち込み作品や漫画賞投稿作品を拝見する際も、いわゆる「読みやすい(=セリフ量が多すぎない、コマ割りがわかりやすくメリハリがある、視線誘導が丁寧、etc…)」作品の方が、キャラの魅力的な特徴や驚きのあるストーリー構成といった良さを見つけやすい気がしました。
ご自身の作品の「個性」に悩まれている方は、物語をわかりやすく伝える工夫について再考してみると、突破口が開けるかもしれません!


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少年ジャンプ+掲載読切ネーム大募集!

募集期間:2023年11月14日(火)~2024年1月31日(水)

応募は非公開 
漫画賞受賞・読切経験者なら応募可
原稿料1ページ10,000円以上(応相談)

※掲載にならなくても少年ジャンプ+編集部よりスカウトが届く場合がございます。


少年ジャンプ+は、No.1アプリ漫画雑誌を目指しております。
そのために、全雑誌全アプリで
一番の新作掲載量を目指して予定予算を組んでおります。
2022年は、230本の新作読切の掲載が決まりました。

「他誌ではボツになってしまったネームがある」
「今、担当が付いている雑誌と合わないかも…」
「より多くの人に自分の作品を読んでもらいたい」

etc.

どんなネームでも商業誌未発表の新作であれば応募可能です。

締切は2024年1月31日(火)です。
アナタのご応募お待ちしております!

掲載本数の上限はありません。
少年ジャンプ+が掲載したいものがあれば、全て掲載します。

応募は非公開です。
貴方から応募があったことは、少年ジャンプ+編集部員以外には分かりません。
後日、掲載の可否についての結果を必ず連絡させて頂きます。

原稿料はモノクロ・カラー1ページあたり10,000円以上※。
(※その後、連載される場合は12,000円以上となります。)
他誌でそれ以上の金額の実績がある方は
相談の上、原稿料を決めさせて頂きます。

奮ってご応募頂ければ幸いです。

※こちらはジャンプルーキー!への投稿ではなく、応募受付フォームから応募していただく企画です。

応募要項

  • 応募資格

商業誌(WEB商業誌含む)において賞受賞、または過去に読切(※)or連載で掲載されたことがある方
※連載経験がまだない読切掲載経験のみの方も大歓迎です。

  • 募集作品

商業誌(WEB商業誌含む)へ未発表の読切ネーム。ページ数の上限は無制限です。
※個人同人誌や個人アカウントのX(旧Twitter)・pixivなど商業誌(WEB商業誌)ではないものに掲載したものなら応募可能です。
※ネームに限らず、完成原稿のご応募でも構いません。
※日本語以外の言語でのご応募はご遠慮ください。

  • 募集期間

2023年11月14日(火)~2024年1月31日(水)23:59

  • 掲載する場合の原稿の締切、掲載時期の目安

(原稿の締切)2024年4月上旬予定
(掲載時期)2024年5月上旬予定
※相談の上、掲載・締切を後ろ倒しにすることも可能です。
※掲載の合否は2024年2月中旬頃にお送りします。想定以上に応募作があった場合は、お時間を頂戴する場合がございます。
※返信は応募要項を満たしているものに限らせていただきます。


少年ジャンプ+とは

少年ジャンプ+は現在2600万DLを突破したアプリ漫画雑誌です。


少年ジャンプ+の原稿料

読切の場合は、モノクロ・カラー1ページあたり10,000円以上(※)。
他誌でそれ以上の金額で実績のある方は相談の上、原稿料を決めさせていただきます。
(※)その後、連載される場合は12,000円以上となります。


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