【第9回】「少年ジャンプに絶対載るギャグ賞」No.1作家&審査員編集者 特別インタビュー!!

少年ジャンプルーキーにいつもご投稿ありがとうございます。
今回の編集部ブログは、先日結果が発表された「第二回少年ジャンプに絶対載るギャグ賞」のNo.1受賞者にインタビューを敢行!!
さらに今回は審査員も務め、No.1受賞者の担当に付くことになった少年ジャンプ編集者にも突撃インタビュー!!
まずは受賞者のオイユウタ先生のインタビューからどうぞ。

第一回よりも投稿数もレベルも上がっている中でのNo.1獲得。少年ジャンプ本誌電子版11号に掲載!!

Q:受賞したお気持ちを率直にお聞かせください!

A:こんなに嬉しい事は無いです!
自分の4コマを信じて描き続けたかいがありました!
ありがとうございます!

Q:少年ジャンプルーキーに投稿しようと思ったきっかけは何ですか?
また、「少年ジャンプに絶対載るギャグ賞」は意識して投稿されましたか?

A:いろんな層の読者の方に読んで頂きたいので投稿しました。
この賞を取れる自信は全く無かったですが、ダメ元で応募してみました。

自信が無かったというが、5コマ目をうまく使った表現に審査員からは高い評価を受ける。

Q:これからの野望を教えてください。

A:たくさんの人に楽しんでもらえる4コマを描き続けたいです!

オイユウタ先生ありがとうございました!
自信は全くなかったと仰っていましたが、見事No.1を獲得!
皆さんも自信が無くても、まずは投稿をするのが漫画家への第一歩です!!
投稿したら思わぬ高い評価を受けることも…!?

今回はさらに審査員も務め、今回新たにオイユウタ先生の担当となった少年ジャンプ編集者にも突撃インタビューで色々聞いちゃいました!!

Q:まずは、今回の賞をきっかけにオイユウタ先生の担当となりましたが、どんな所が魅力で担当となりましたか?

A:5コマ目という工夫と、独特の空気感です。
最近は、3コマ目で落として4コマ目はシュールというネット系4コマが多い印象なので、そこからはずしているのがよかったです。
とはいっても、ベタなものも描けそうなのも魅力だと思います。

Q:今後はどのような作品を目指していって欲しいですか?

A:とりあえず4コマ(5コマ)は描けているので、 これ以外の形式のものを読んでみたいです。
本音を言えば、僕は週刊少年ジャンプの編集でもあるので、「ジャンプ本誌」を目指せる企画も見てみたいということもあります。
「紙」「デジタル」どちらにせよ「売れる」企画がいいなと思います。

Q:様々な「ギャグ賞」を審査してきたと思いますが、この「少年ジャンプに絶対載るギャグ賞」を審査した感想をお聞かせください。
また今後はどんな作品を求めますか?

A:週刊少年ジャンプの「赤塚賞」「Gカップ」などと違って、ネットならではのギャグが多いという印象です。
そういう意味では「フフッ」と笑える作品が多いでしょうか。 なので、インパクトが強い作品も欲しいですね。
「ジャンプじゃ載せられないだろ!」みたいな。今回で言えば「鼻」が強烈で好きでした。
…と言っても、これは個人的な好みなので、ジワジワ系でもインパクト系でも面白い作品待ってます!

最終候補8作品の中でも強烈な個性で強いインパクトを残した「鼻」。

これを参考に、次回開催も決まった「少年ジャンプに絶対載るギャグ賞」への投稿をお待ちしています!!
そしていつか、この賞から未来のジャンプを担うような面白い作品が生まれることを期待します!!

「第二回少年ジャンプに絶対載るギャグ賞」の選考結果はコチラ

【第8回】ジャンプ+掲載への登竜門!「読切会議」とは

少年ジャンプルーキーへの投稿、いつも本当にありがとうございます。
今回の編集部ブログは、ルーキーのその先…ジャンプ+の「読切会議」について紹介します。

以前このブログで紹介しましたが、ジャンプルーキーに投稿された作品を編集部員が見て連絡し、担当になります。そして作家と担当は打ち合わせを重ねながら、ジャンプ+への掲載を狙っていくことになります。
その大きなチャンスとなるのが、例えば先のニューイヤー読切カーニバル(以下、ニューイヤー)のような、大規模な読切シリーズになります。
その掲載作を決めるのが「読切会議」です。

読切会議に向けて、担当は作家と打ち合わせを重ね、
①作品のネーム
②絵柄、画力の分かるキャラクターカットや、実際の原稿見本
の2つを用意します。

ニューイヤーに掲載された「愛言葉 LEAF WORLD」のネームと絵柄見本。

そして、担当のアピールポイントを書いた紙(編集部では、上書きと呼んでいます)を付け封筒に入れ、提出します。

ニューイヤーに実際に提出されたネームの封筒の一部。上にタイトルや担当のアピール、下に、各編集の感想が記載されている。

作品の提出から会議までに、編集部全員(編集長、副編集長含む)がネームを読みます。そして作品を読んだ各人の感想を、上書きに書き込んでいきます。

そして、いざ会議の時間!
ジャンプ+では、会議も編集部全員で行います。各担当が自分の作品のプレゼンをし、皆で上書きを基にその作品の良さ・欠点・修正すべきポイントなど意見を言い合います。喧嘩になることも…?
そうして一つ一つの作品について検討していき、最後に、どの作品を掲載するのかを決めるのです。ちなみにこの流れは、連載作品を決める「連載会議」でもほぼ同様です。

ニューイヤーでの具体的な数字を挙げます。
・提出された作品総数…35作品(うち、ルーキー出身…13作品)
・掲載された作品…10作品(うち、ルーキー出身…5作品)

会議に出された本数のおよそ3分の1、そして掲載作で言えば、何とその半分がルーキー出身作家の作品です。掲載に至らなかった作品の中には、過去のWJ本誌の連載作家もいました。いかにジャンプ+が新しい才能=ルーキーを重要視しているかが表れているかと。

これからもジャンプ+では、どんどん読切シリーズを実施していく予定です。
ルーキーのその先に進むためにも、まずは投稿から! 力作、お待ちしています!

少年ジャンプルーキー投稿作家の作品も多数!
[少年ジャンプ+]の読切シリーズ作品を読む

【第7回】「ニューイヤー読切カーニバル」にルーキー出身作家が多数登場!

いつも少年ジャンプルーキーを読んで頂き、また投稿して頂きありがとうございます!
今年の夏に少年ジャンプ+で開催された「ヨミキリフェス」好評につき、年末年始から「ニューイヤー読切カーニバル」が開催されます!

5日間連続×2回、全10作品が配信されるのですが…
なんとそのうちの5作品がルーキー出身作家さんの読切なのです!(前回のブログで書いてあったのはこれらの作品のことです)

未来のヒット作家となるべく、ジャンプ+という次なるステージに上がった作家さんたちはこちら!

◆12月31日配信
「スーパーでんせつのさいきょう忍者SAYURI」コンノタダアキ(作者のルーキー投稿作品はこちら


◆1月2日配信
「魔法少女チンパンジー」しゃど地蔵(作者のルーキー投稿作品はこちら


◆1月3日配信
「那由他の蹴り」成田成哲(作者のルーキー投稿作品はこちら


残り2作品は近日中にジャンプ本誌やルーキー上でお知らせします!
是非彼らの活躍をその目で確かめてみてください!

そして!
ジャンプルーキーは今後も漫画家デビュー最速ルートであるべく、スタッフ一同作家のタマゴの皆さんを最大限サポートしていきますので、今後もルーキーへの投稿、お待ちしております!!

【第6回】ルーキーブロンズ賞から連載開始! 「アクセルスター」葉那先生インタビュー!!

少年ジャンプルーキーにいつもご投稿ありがとうございます。
今回の編集部ブログは、第1回月間ルーキー賞ブロンズ賞受賞作にしてジャンプ+連載に昇格した「アクセルスター」の作者・葉那先生へインタビュー!必見!

ジャンプ+で好評連載中の「アクセルスター」は第1回月間ルーキー賞ブロンズ賞受賞作!

Q1:ルーキー投稿作を連載作にする過程で意識した点があったら教えてください

ルーキーに投稿した漫画は「読者」の事はあまり考えていなかった…と言うか、好き勝手に描いただけの原稿だったので、ジャンプ+で連載になるのなら男の人にも読んでもらえるように…と少しだけ意識しました。意識し過ぎるとかえって良くない気がしたので少しずつ成長していけたらと思っています。

Q2:ジャンプ+の編集者と打ち合わせしていて、良かった点などあったら教えてください

漫画を描いていると、迷走して自分でもよくわからない所へ行ってしまう事があるのですが、そうなる前に正しい道へ引き戻してくれるので、とても有り難いです。
あとまだイメージがぼんやりしている時に色々アイデアを出していただけるのも助かっています。
聞くだけ聞いてスルーしてしまう事もありますが、そこから面白そうな話が自分の中で膨らんでくるとワクワクします。

Q3:ジャンプルーキーに投稿しようとしている方へ、メッセージをお願いします

ネット投稿は個人的に雑誌投稿や持ち込みより勇気がいると思いますが、デビューを目指している方なら、一気に多くの編集さんに読んでもらえたり、すぐに読者の方の反応がわかるので、とても効率が良いのではないでしょうか。
私みたいなのが賞をもらえて連載をさせてもらえているので、ジャンルの間口はかなり広い気がします(笑)
これからも楽しみに閲覧させていただきます。

葉那先生ありがとうございました!
賞の受賞者に限らず、ジャンプ編集部はジャンプルーキーから新たな才能・作家を発掘し読切や連載へ続々送り出します。

まだ正式発表は先なので上記の一覧には入っていませんが、ジャンプルーキー投稿作家から「連載決定が1名」「読切掲載決定が5名」おり、現在原稿作成中です。
続々デビューのジャンプルーキー、君もこの流れに続け!

◆少年ジャンプ+で好評連載中の「アクセルスター」はこちからご覧ください。
[少年ジャンプ+]アクセルスター

【第5回】編集部員に直撃!! 少年ジャンプルーキー作品に求めるモノ!!

編集部ブログも第5回を迎えました。少年ジャンプ+創刊1周年を迎えても尚、さらなる才能を求め続けている少年ジャンプ編集部。
新たな才能を発掘するべく、少年ジャンプルーキーのチェックに余念がない編集部一同ですが、そんな編集部員に少年ジャンプルーキーについてインタビューをしてみました!! 投稿者は要チェック!!

ジャンプ一筋10年以上のベテラン編集も熱心に「ルーキー」をチェックしています。

Q1:これまで「ルーキー」投稿作品をきっかけに声を掛けた作家は何人ぐらいいますか?

編集A:30人~35人

編集B:10人ほど

編集C:10~15人

編集D:20人ぐらい

他にも新たな描き手に飢えている少年ジャンプ編集部の者が随時作品をチェック!多数の作家へのアプローチもしています!

Q2:「ルーキー」をきっかけに担当が付いてから、どのくらいで「ジャンプ+」への掲載を決めましたか?

編集A:読切フェス『うちのタマはちょっと変!!』のそら蒼さんは初めての連絡から半年で掲載を決めました。他にもたくさんの作家さんと掲載、または連載を目指して日々打ち合わせ中です!

編集C:『アキと君代の次回決闘‼︎』の梶川岳さんは最初に連絡を取ってから約4ヶ月での読切掲載でした。また、「ルーキー」出身作家で新連載が近日中に始まる作家の方は、約半年で連載を獲りました。

編集D:『あの娘はヤリマン』の北内乙三さんは声を掛けてから連載が決まるまでは3ヶ月でした。また、まだ情報解禁前ですがルーキー出身作家の新連載が決まっております。その方は連絡を取ってから6ヶ月でした。

Q3:「ルーキー」で投稿して欲しいのはどんな作品ですか?

編集A:やはり他と違うことをチャレンジしている作品は目が引くと思います。個人的には少年ジャンプでも戦えるような熱い冒険ファンタジーと可愛い女の子が登場するラブコメがいいなと思います。

編集B:刺激的な作品・読みやすい作品・対象の読者が広い作品をお待ちしています!

編集C:強いて言うならば強烈な主人公が活躍しまくるアツいバトル要素のある漫画を読みたいですね。現在の少年ジャンプ+はホラーやサスペンス、ラブコメなどが強いのですが、 そうしたバトル漫画をもっと欲しいと考えています!

編集D:個人的にはサスペンスとかスポーツを担当してみたいですが、正直面白ければ何でもOK!

編集E:「企み」のある作品です。読者に驚きを与える仕掛けや、他に無い企画に挑戦する等々、狙いを持った作品を期待してます。

このように「ルーキー」では熱い作品はもちろん、大いなる志を持つ作家さんを日々求めています。「ルーキー」に投稿すれば、たくさんの少年ジャンプ編集部の人間が目を光らせてチェックをしているので、作品に魅力があれば担当編集が付くこと間違いなし!!
また担当が付いた後も、担当編集とやりとりを繰り返し連載を目指せます!!

ぜひ、「少年ジャンプルーキー」への投稿をお待ちしております!!!

【第4回】初の「雑誌掲載!!」シルバールーキー賞受賞者にインタビュー!!

もう秋ですね。編集部ブログも早いもので、4回目の更新となりました。
今回は、6月期の月間ルーキー賞で「高原の耳長族」が史上初の「シルバー賞」受賞に輝いた、sasa先生への直撃インタビューを敢行しました!
では早速!

Q:まずは受賞、本当におめでとうございます!
これからジャンプNEXT!!誌上での掲載も控えていますが、受賞を知った際の感想を教えて下さい。

ルーキー賞創設から初の「シルバールーキー賞」を受賞した今作!

A:嬉しかったのですが、率直に言うとその時はあまりピンと来ていませんでした。
後日、近所の本屋にあったジャンプNEXT!!を見て、ここに自分の漫画が載ると考えると、これはえらいことだなと実感した次第です。

Q:なるほど。徐々に実感が湧いてきた感じですね。
ちなみに、今回の作品を描くにあたって、心掛けた点はなんでしょうか?

A:少しでも読みやすくなるように心がけました。構図などもそれをもとに決めていった感じです。どこまで実現できたかは分かりませんが…。
それと、テンポが速くなりすぎないように気をつけました。

大胆な構図、ゆったりした画面構成が、独特の世界観・雰囲気を作り出している。

Q:作画の際に使用しているソフトは何ですか?

A:使っているソフトはComicStudioです。
自分はデジタルが性に合っていたようで、おかげで完成させることができました。

Q:最後に、これからの目標や展望をズバリ教えてください!

A:面白い漫画を描くことです。

本当にズバリですね(笑)ありがとうございました!
シルバー賞に輝いたsasa先生の言葉、今後の創作の参考にしてみて下さい。
また、併せてsasa先生の担当K氏からも一言もらいました!

よっしゃシルバー賞じゃい!と気合の入るK氏。新たな才能探しに余念が無い。

担当K)sasa先生の今回の受賞作「高原の耳長族」は正直「ザ・ジャンプ漫画」ではありません。
ですが、編集部と担当編集はsasa先生の才能にほれ込んでます。
「ジャンプっぽくないから、投稿しても無駄だよな」と思わず、自分なりの好み・歪み・性癖などを詰め込んだ作品をドシドシ投稿して戴ければ幸いです!
投稿者さんも編集部もおおっぴろげには公開しませんが、実は結構な数のルーキー投稿者さんに声かけてます。

「少年ジャンプルーキー」は、WEB・アプリの世界だけに留まらず、雑誌・コミックス等の紙媒体への道筋が明確な点が、他の漫画賞と大きく異なる利点です。
皆さんも臆す事なく、自分自身の個性をどんどんルーキー賞にぶつけ、未来を掴んでください!
いざsasa先生に続け!

6月期 シルバールーキー賞「高原の耳長族」はコチラ
http://rookie.shonenjump.com/series/FlR8CfEBtus

【第3回】「ルーキー」から読切デビューを果たした3名の作家&担当にインタビュー!

編集部ブログ、3回目の更新です!

今回は「少年ジャンプ+」での新作読切掲載を果たした、3名のルーキー投稿作家&担当編集者にインタビューをしてみました。

質問内容はコチラです!

◆投稿作家さんへの質問:
「ルーキー」投稿作は、どんなことを意識して作品作りをしましたか?
◆担当編集への質問:
投稿作を読んで、どんな点に期待して「担当につきたい!」と思いましたか?
きっと投稿者の方の参考になるはず!
必見の回答を以下ご覧下さい!

まずは、8月21日に『うちのタマはちょっと変!!』が掲載される、そら蒼先生と、担当Bへのインタビューです。

Q:「ルーキー」投稿作は、どんなことを意識して作品作りをしましたか?
A:初めに描きたいシーンがあり、そこを起点に盛り上げるためにはどうすればいいかな?とお話を考えることが多いです。
主要キャラクターは対照になるよう意識しています。
あと女の子は可愛い可愛いと念じながら描きます。(そら蒼先生)

Q:投稿作を読んで、どんな点に期待して「担当につきたい!」と思いましたか?
A:そら蒼さんの作品を初めて拝見したのは、『飛竜の子』でした。感じた事は女の子が可愛いという点でした。
次に1月期ルーキー賞で6位になった『守護霊のいる世界』を読んで、そら蒼さんの幅の広さを感じ、この可愛い雰囲気を活かして何か作れないかと思い担当につかさせていただいた所存です。(担当B)

次に、8月22日に『アキと君代の次回決闘!!』が掲載される、梶川岳先生と、担当Sへのインタビューです。

Q:「ルーキー」投稿作は、どんなことを意識して作品作りをしましたか?
A:ルーキー投稿作は、しっかり起承転結と展開して、ちゃんとおわる様に、適したエピソードを当てはめて作りました。
型にはめることを意識しました。
ただデビュー作になったのは勢いで描いた作品でした。 (梶川岳先生)

Q:投稿作を読んで、どんな点に期待して「担当につきたい!」と思いましたか?
A:最初は梶川さんの温かみのある絵柄に惹かれて投稿作を読み込みました。
そしてどの作品にも何かひとつ読者を驚かせる仕掛けが施されていることに好感を持ち、お声がけさせて頂きました。
梶川さんに限らず、投稿段階では作品の完成度よりもその作家さんの「個性」や「とがり」が出ているかを重視しています!(担当S)

最後に、8月23日に『悪魔のメムメムちゃん』が掲載される四谷啓太郎先生と、担当Yへのインタビューです。

Q:「ルーキー」投稿作は、どんなことを意識して作品作りをしましたか?
A:ジャンプルーキーに投稿した作品は、3年ほど前に制作したもので、キャラクターを軸に漫画を描きたいなと思いやり方を模索しながら描いておりました。しかし当時は作品の出来に自信がもてなくて自分の中でボツにしてしまい漫画の賞レースには投稿していなかったのですが、ジャンプルーキーの存在を知り、どうせなら人の目につくところに作品を置いておこうと思い投稿しました。
最近はTwitterなどで1ページのショート漫画を描いていますが、今でもキャラクターを軸に描こうという考えはかわっていません。
ショート漫画の場合、キャラクターを紹介する時間も少なくキャラを起てたところですぐ話が終わってしまうので、読み手をちゃんと笑わせられるオチやネタの方が重要な気もしますが、どんなに短いページ数でも「キャラクターを好きになってもらうにはどうしたらいいか」という事を意識して描いていたので、その積み重ねが技術の習得につながり、ジャンププラスの読み切り掲載枠をいただけたのだと思っております。(四谷啓太郎先生)

Q:投稿作を読んで、どんな点に期待して「担当につきたい!」と思いましたか?
A:実は四谷さんとの出会い方はちょっとイレギュラーでして…
一番最初は、四谷さんがTwitterにたくさん上げていた1ページ漫画がきっかけでした。
1ページできちんと企画とキャラ性出せるなんて力あるな~、どんな人なんだろうと思ったらプロフィール欄に「ジャンプルーキー投稿中」とあって。
ルーキーに送っているなら漫画家を目指しているんだろうなと思い、そこからコンタクトを取りました。
ルーキー投稿作自体はまた全然違うジャンルだったこともあり、その作品だけでは四谷さんの力に気づけなかったかもしれませんので、ぜひ皆さんはルーキーを活用して色んな芸風を見せて頂ければチャンスが広がると思います!(担当Y)


どのように、「少年ジャンプルーキー」投稿から、「少年ジャンプ+」での新作読切掲載に至ったのか、参考にしてみてください。
力作を引き続き編集部一同お待ちしております!