第二回少年ジャンプに絶対載るギャグ賞 結果発表

第一回少年ジャンプに絶対載るギャグ賞!!

ジャンプの大ヒットギャグ漫画「ボボボーボ・ボーボボ」「銀魂」「磯部磯兵衛物語」「斉木楠雄のΨ難」の初代担当編集者で選んだ 第二回少年ジャンプに絶対載るギャグ賞!!の発表です! ギャグ賞について詳しくはこちら

少年ジャンプに絶対載るギャグ賞 No.1

4プラ (4コマ+)

4コマとは言いつつも、ちょっとした後日談的イラストが毎ネタ添えられた実質5コママンガ…それが4コマ+!略して4プラ!

オイユウタ

審査員コメント

大西ギャグ自体の「新しさ」は乏しいものの、読み進めると段々と面白く思えた。4コマ後のカットがいい味出してる。

相田物凄く笑えるということはないが一定のレベルにある。「5コマ目」を有効的に使おうとする工夫は良い。

井坂センス感じます。流行のネット系4コマだがベタもいけそう。ただシュールに寄りすぎな感じも…。

少年ジャンプ本誌電子版11月号に掲載!! 賞金¥100,000-

最終候補作

審査員コメント

井坂面白く笑えましたが外した笑いが多かった。なので、もうちょっと基本を押さえた笑いを狙って欲しい。

大西設定は面白いが活かし切れず。主人公の好感度をもっと高め、設定をもっと工夫すればさらに良くなるはず。

相田とんでも設定の割にそこを上手く活かしきれてない印象でギャグとして勿体ない。オチも投げっぱなし感がアリあと一歩。

審査員コメント

相田校長のキャラは良かったです。ただ下ネタはハードルが高くなりがちで、そこを超えるには至らなかった。

服部「魁!!︎クロマティ高校」に近いものを感じた。ただ、下ネタばかりも良いがまずはキャラをしっかりと作って欲しい。

大西絵は比較的に描けているが、ギャグ自体のパワー不足とワンパターンなのが少し気になった。

審査員コメント

相田目の付け所は良かった。もっとビジュアルや表情など工夫の余地があるので頑張って欲しい。

服部最初のインパクトは良いが、「オタサーの姫」というその設定をもっと絡めて面白いものに出来たはず。

井坂コンセプトは良いが、やはり出落ち感が強くなってしまう。もっと設定を上手く活かせれば良くなるはず。

審査員コメント

相田オチに意外性があるところが評価できる。また絵にも下手ウマのパワーを感じた。

井坂悔しいけど笑っちゃうところもあった。それはそれで凄いことだと思う。

大西その力強い絵からは、なんとなく笑えるという空気感が出ており良かった。ただ今の絵のままだと、好き嫌いがハッキリ出そう。

審査員コメント

大西候補作の中でギャグ自体は一番笑えた。作り的に4コマではなく普通の短編にした方が良かったと思う。

服部キャラがあるのとツッコミのテンポが4コマらしくないところが面白い。後半同じネタが続いたので、他のネタで勝負していって欲しい。

井坂4コマ雑誌にありそうな漫画で一定のレベルにはあると思う。もっとキャラを強めればさらに上を目指せる。

審査員コメント

相田作品によりアタリ外れがあるが、メイン(?)ネタの2匹のシリーズが面白かった。そのネタだけで良かったのでは。

大西絵の向上はもちろん必須だが、ギャグのキレをさらに身につければさらにもっと良くなると思う。

井坂面白さはわかるのだが、既視感があるのでオリジナリティをもっと出して欲しい。

審査員コメント

相田ギャグマンガ的な発想の飛躍があって良かった。しかし、ちょっとリアリティが無く一発ネタに感じてしまう。

服部コンセプトがしっかりしているところが評価できる。5話目と6話目を入れ替えたら尚良いのでは。

井坂一発ネタなので完成度をもっと高めて欲しい。

審査員からの総評

未来のジャンプギャグ漫画を担う作品が生まれることを期待して次回開催決定!! 第二回の開催ということでしたが、前回よりも多くの方が投稿していただきました。投稿者の方々は本当にありがとうございました。
全体として第一回よりもレベルが上がっており、審査員もそれぞれ推す作品が分かれ白熱した審査会となりました。毎月行われているルーキー賞などとは一味違うものとして存在意義のある賞と再確認できた『第二回少年ジャンプに絶対載るギャグ賞』となりました。
ただ、審査員から「あと一歩」として多く要望が上がった点としては、全体的にギャグのキレや絵のレベルなどが足りなかった点です。ギャグ漫画としてキャラクターはもちろん、絵や演出など何でも良いので、読み手側にインパクトを与えるものを意識した作品が少なかったと思います。
そんな中でも、今回グランプリに選ばれた『4プラ (4コマ+)』は、作風にあったギャグや、4コマ漫画に+αのコマを使って工夫を凝らして笑いを狙ったところが評価を集めグランプリに選ばれました。
第二回も審査員の編集者たちは好感触でした。次回の開催時期は未定ですが、ぜひこの賞から未来のジャンプを担うような面白いキャラや笑える作品が生まれる事を期待しております!! 次回もたくさんのご応募お待ちしております!!