少年ジャンプ+にルーキー出身作家の読切作品が掲載!
◆8/28(金)「無花果と陰日向 」 めかぶ
人付き合いが苦手な永井は、ある日クラスメートの女子に詰め寄られ、とある秘密を知ってしまう。それをキッカケに二人は仲良くなるのだが…!?
今、読むべき現代青春友情物語…!
少年ジャンプ+にルーキー出身作家の読切作品が掲載!
◆8/28(金)「無花果と陰日向 」 めかぶ
人付き合いが苦手な永井は、ある日クラスメートの女子に詰め寄られ、とある秘密を知ってしまう。それをキッカケに二人は仲良くなるのだが…!?
今、読むべき現代青春友情物語…!
本日、2020年7月に投稿された作品のランキング上位10作品の中から、ジャンプ編集部の選んだ月間ルーキー賞受賞作品を発表しました。
2020年7月期 受賞作発表はコチラ
受賞作はもちろん、最終候補作となったランキング上位10作品の全てに編集部がコメントしていますので、受賞作と合わせてご覧ください。
月間ルーキー賞は毎月開催しているマンガ賞で、現在は2020年8月期のランキングを毎日更新中です。月間ルーキー賞について詳しくは「月間ルーキー賞とは」をご覧ください。
少年ジャンプ+で「 お盆に轟く読切連弾!」が8/7(金)から配信スタート!ジャンプルーキー!出身作家が4名登場します!!
掲載スケジュールは、以下の通りです。
◆8/10(月)「ファーストピリオド」 夏目尚祈
目覚めるたびに別人として生きている主人公。誰かの体を間借りしながら、永遠のように生きていたのだが…!?
人格と時空を超える新時代SF!
◆8/12(水)「イマジナリークエスト」 宮木真人
主人公ショースケにだけ見える、ゲームキャラ・ハンナに、初めて一目惚れをした相談をするのだが…!?
少し不思議な小さな恋と友情の物語
◆8/15(土)「蛭音さんはグロくない」 桃ノ目メメ乃
人々に害をなす邪神を狩る巫女・蛭音さん。戦いの中、足が切れたり、顔が焼けても大丈夫!メンタルさえ安定していればすぐに元通りになる、それが邪神巫女!ある日、蛭音さんは学校一のイケメンに恋をしてしまい…!?
◆8/17(月)「シュガーパニック」 森賀春人
連続爆破される人気洋菓子店。自他ともに認める甘党のアデルは、最高のスイーツを追い求めていたのだが…!?
新時代スイーツアクション読切!
毎日配信される読切作品をお楽しみに!
「お盆に轟く読切連弾!」の詳細はコチラから。
異色の恋愛マンガ『さっちゃん、僕は。』の作者・朝賀庵先生はルーキー出身!
繊細な心理描写と魅力的なキャラクター作りの秘訣とは?
はじめまして! ジャンプ+編集部1年目、新人のF田です。初めての編集部ブログにドキドキしておりますが、よろしくお願いします。
突然ですが、皆さん、『さっちゃん、僕は。』という漫画をご存じですか?
ジャンプ+で連載されている異色の恋愛マンガ『さっちゃん、僕は。』。「クズ」と評される主人公が繰り広げる歪んだ恋愛模様が描かれ、繊細な心理描写と危うくも魅力的なキャラクターが評判です。
作者・朝賀庵先生はまだ21歳。ルーキーに投稿してから1年半で、ジャンプ+での連載を開始しました。今回は朝賀先生、そして担当編集のTさんに、作品作りにあたって心がけていることや、新人時代の心構えについてお聞きしました!
<Q:朝賀先生ってどんな方?>
昔から絵を描くことは好きだったんですけど、ちゃんと漫画を描き始めたのは高校からだと思います。そのあたりに画材を集め出して、原稿用紙にGペンで漫画を描き始めました。
そうですね、一番最初に触れたのは、ちゃお。絵柄とかはそこから影響を受けたのかなと思うんですけど。
『きらりん☆レボリューション』…あとはもりちかこ先生が好きでしたね。それから、中学生になったらジャンプなどの少年向け作品を読むようになって。『家庭教師ヒットマンREBORN!』とか、『黒子のバスケ』も好きでしたね。
そうですね。
お若い時に北海道の出張編集部で出会ってて、その時は19歳。そこから1年半で連載やって、という感じだったんですけど、当時から年齢にそぐわない大人っぽいものを描く人だなっていう印象でしたね。センスとしては女性向けの雑誌の方が向いているんですけれども、僕は一緒に仕事したいなあと思って、頑張った記憶があります。
うーん、出張編集部に女性誌の方がいなかったのと、自分がどこで書けばわからないという状況だったので…。とりあえず、自分と一緒に作品を作ってくれる人と作ってみたいという気持ちの方が大きかったですね。
<Q:朝賀先生の作品作りについて>
色んな人の恋愛観を聞いたり、自分の考え方と擦り合わせたりして、生まれることが多いですかね。
同年代の友人ですね。Tさんとも、打合せで恋バナをしましたね。
しましたね、恋バナ。
自分が人間関係で間違えた部分をキャラクターに受け継がせてしまっている部分も、多いかなと思います。
そうですね、間違えまくりですね(笑)
自分にない考え方をするキャラクターの心情について考えるときは、少しでも自分にリンクする感情を見つけて、そこから膨らませるようにしていますね。うーん、最近だと紫乃さんですかね。話し合えばすぐに解決するのに、悩んで本人には伝えられずに遠回りしてしまう。あとは…恋愛じゃなくても、自分の中で友情、友達関係などに置き換えるようなことはあったかなと思います。
<Q:異色連載『さっちゃん、僕は。』の裏側について>
Tさんから、「浮気」「女の嫉妬」「毒親」「カルト宗教」のどれかで読切を書いてみませんかという提案をいただいたことがきっかけですね(笑)
朝賀さんに関しては、いわゆるジャンプ系のセンスとは違う方だと思っていました。逆にその異色さがジャンプ+に載ることで目立つだろうと考えて、浮気や不倫などウェブ漫画で売れるようなものを描いてほしいと思っていました。そしたら朝賀先生もドロドロ系がお好きだったというね。
そうですね(笑)
ジャンプは、「友情・努力・勝利」の、夢がいっぱいの王道少年漫画というイメージでした。ジャンプでそんなものを描いていいのかなって思いました。びっくりしました(笑)
意識したこと…応援をされづらい異質な感じの存在になるだろうなってことは最初から分かっていたので、覚悟はいるのかなと思いましたね。
京くんはまさにそうでしたよね。しかも当初の話だと、もうちょっと京くんがひどい人になりそうな展開があったんですよね、朝賀さん。
そうですね、ありましたね(笑)
コメント欄で叩かれている京くんが、そこから先に行けたらいいなって思っていて。過ちを犯してしまったその先に何があるのかっていうことを、朝賀さんがどう見せてくれるのか楽しみです。物語は終盤に入っているんですけど、打合せでラストのアイデアを聞いた時にえーって言っちゃったからね。そんなこと想像もしてなかったんですけど、みたいな。頑張ってください。
ふふ、頑張ります、最後まで。
ジャンプ+の幅が広がることだと思います。ジャンプ+からこういう作家さんもデビューするんだ!っていうのがやりたかったんです、編集者としては。朝賀さんがいることで、ジャンプルーキー!の幅が広がっていることも確実にあると思うんですよね。それは絶対成功していると思う。
<Q:終わりに>
うーん、自分が専門学校に通っていて強く思ったのは、どんなに絵がうまく描ける人でも、作品を完成させないとスタートラインにすら立てないということ。自分が未熟で、実力が足りてないことを受け止めて、どんどん漫画を描いて完成させることが大事です。いろんな人に、恥ずかしがらずに見てもらうことが大切なのかなと思います。
自分がジャンプ+のブースに持ち込んだのも、何も深く考えずに、ただいろんな人の意見を聞いてみたいと思ったからです。絶対ジャンプ+に持ち込む作品ではないと思いつつ、見せに行って今につながっているので、いろんな人に自分の作品を見てもらうというのはとても大事なことかなと思います。
朝賀さんは漫画を描くことにストレスがないというか、楽しくて描いているんだろうなっていうのが良く分かります。
描けば描くほど上手くなりますし、編集者が全て目を通しているのがジャンプルーキー!です。光るものがあればすぐに声を掛けさせていただきますので、これからも投稿してくださると嬉しいですね。
いかがでしたか?デビューを目指すにあたって、とにかく作品を完成させること、そして恥ずかしがらずに色んな人に見てもらうことの大切さがお分かりいただけたかと思います。
ジャンプルーキー!ならコメント&「いいジャン!」機能で読者の反応が丸わかり!編集者も全ての作品に目を通し、才能を感じたら即スカウトしています!皆さんのご投稿を今後もお待ちしています。
朝賀先生、Tさん、ありがとうございました!
■『さっちゃん、僕は。』コミックス3巻まで好評発売中!
■現在募集中!
『「少年ジャンプ+」連載グランプリ2020』はコチラ↓■少年ジャンプ+への持ち込みはコチラ↓
「少年ジャンプ+次世代少年漫画賞」の募集を締め切りました。
みなさまたくさんのご応募ありがとうございました。
受賞作品の発表は、2020年10月頃を予定しております。
※賞の選考に関するお問い合わせには一切お答えできません。ご了承ください。
2020年6月10日まで実施していた「ジャンプルーキー!寄付プロジェクト」の寄付金 1,839,488円 を日本赤十字社に寄付いたしました。
たくさんのご投稿と閲覧にてご賛同いただき、ありがとうございます。
今後ともジャンプルーキー!をよろしくお願いいたします。
→くわしくはコチラから
「少年ジャンプ+」連載グランプリ2020の応募受付を開始しました。
必ず1作以上、コミックス化確約!!
特別審査員は藤本タツキ先生!
ジャンル、ページ数ともに無制限、ひとり何作品でも応募可能!
「少年ジャンプ+」連載グランプリは特別審査員&編集部の審査と読者投票で「少年ジャンプ+」の連載作品が決まる漫画賞です。
応募に必要なものや応募方法については、応募のきまりをご覧ください。
締切は2020年10月31日(土)23:59です。
あなたの力作の応募をお待ちしております!!