「少年ジャンプ+」での読者投票を経て、連載&単行本化に直結の漫画賞「超速!連載グランプリ2019」のゴールドグランプリ作品と、短期連載確約のシルバーグランプリ作品が決定!
そして次回も「連載グランプリ」の開催が大決定!みなさまの力作をお待ちしています!!
講評
1話1話のヒキ、読者を驚かせる仕掛け、3話だけでなく連載を考えた時に続きが気になる展開、がしっかりと作れていました。
主人公の目的意識がハッキリとしているのも、読者から票を集めた理由かと思います。
ただ、どうしても説明過多な部分もあるので、連載に向けて絵とセットで必要な情報をどのように伝えるのか、もっと突き詰めていって欲しいです。
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賞金総額214,342円
- 編集部バッジ賞 各10万円[画力][ストーリー]+いいジャン!賞金 14,342円
講評圧倒的な画力と、それに支えられた魅力的なキャラクター、特にヒロインが印象的な作品でした。主人公の内面も丁寧に描写されており、「怖いけど良いやつ」という性質を上手く表現できていると感じます。
ただストーリーの展開には強引さを感じてしまいました。
「キスをしなければ眠ってしまう」というファンタジー的な設定と、大学生活というリアルな題材を上手く調和させる工夫が必要です。 -
賞金総額214,342円
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賞金総額205,573円
- 編集部バッジ賞 各10万円[キャラクター][構成力]+いいジャン!賞金 5,573円
講評鬼退治に向かった烏間と喪々太郎。しかし喪々太郎が連発するうっかりミスに即座にツッコミを入れるテンポの良さ、ギャグセンスも秀逸で、二人の掛け合いがとても面白かったです。
1話目はキャラクターのインパクトが強く、引き込まれました。ただ2話目以降は1話以上のインパクトはなく、二人の掛け合いだけで無難に終わってしまったような印象。もっと破天荒な展開になると、さらに面白かったと思います。 -
賞金総額205,573円
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賞金総額205,346円
- 編集部バッジ賞 各10万円[画力][演出力]+いいジャン!賞金 5,346円
講評特殊な世界観に対して説得力を持たせる絵や演出が出来ていたと思います。
ただ、動きが無いシーンでのコマ割りや、セリフ回しなどが単調になってしまっているのが残念でした。
また、「フキダシが小さくセリフが読みづらい」など細かなところですが、読者が離れてしまう原因となりますので、次回作ではより完成度を追求してみてください。 -
賞金総額205,346円
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賞金総額204,917円
- 編集部バッジ賞 各10万円[オリジナリティー][キャラクター]+いいジャン!賞金 4,917円
講評イケメンなのに、絶妙に笑いのセンスがないキャラと、真っ直ぐ芸人の道を究めんとするキャラの二人は、素直に面白かった。
ギャグ漫画としての間、キャラの関係性と特性の噛み合わせが上手い作品でした。
画力や、ネタの飛躍、盛り上がりが少し薄めだったのが、惜しかった点です。センスがある作風なので、企画とキャラを練り込んだ、次回作に期待しております。 -
賞金総額204,917円
編集長からの総評
『ハイパーインフレーション』がダントツの面白さでした。
ファンタジックな世界観にはある意味不似合いな能力を駆使する主人公に、一気にのめり込みました。
絵柄も独特かつ迫力があり世界観にマッチしています。この後の面白さがインフレしてくれることを期待します。
『KILLER FRIENDS』は絵と雰囲気がとても素敵ですね。リアルなハードボイルドものかと思いきや、予想を裏切る展開にワクワクしました。雰囲気を出すためのシーンと意味のあるシーンが未整理に感じたので、カッコ良さと読みやすさのバランスを意識すると良いかと思います。
『おはようオオカミくん』は、ありがちなラブコメと思わせて、絶妙な設定バランスで読ませるものになっています。
主人公が不幸になる未来しか見えませんが、それがまた引きになっていて楽しみです。
今回も非常にレベルが高く、またバリエーションに富んでいて読んでいて楽しかったです。
百花繚乱のアプリ・マンガで抜きん出るには、その作家さんにしか描けない個性が必要です。個性的な作品、次回もお待ちしています!
詳細は今後のジャンプルーキー!で!
- 「少年ジャンプ+」超速!連載グランプリ2019
- [「少年ジャンプ+」超速!連載グランプリとは!?]
- [応募のきまり]
- [一次審査結果]
- [一次審査会議の内容]
- [二次(最終)審査結果]
講評何より目を引く独特の絵柄はどの作品よりもセンスが光っていました。
その絵柄に負けることなく、作者が思うカッコいいがつまった作品はそうそうありません。
さらにキャラクターもミステリアスで、どういう存在なのか読者が知りたくなるような絶妙なさじ加減だったと思います。ですが、全体的に情報不足もあり、読者を置いてけぼりな印象も受けました。
どこまでをネタばらしとして入れ込み、どこを驚きに変えるかの取捨選択ができれば、さらに面白い作品になると思います。