ルーキー出身作家の新連載が少年ジャンプ+で10/31(木)スタート!

ジャンプルーキー!出身作家・アンギャマン先生の新連載がジャンプ+で10/31(木)からスタート!

◆「夜ヲ東二」 アンギャマン
この永遠の暗闇を人は“夜”と呼んでいる。遥か遥か昔には、“夜”とは対の存在があったという…。ランプよりも明るく、人類にとっての希望の光。男は独り探し求める。忘れ去られた<朝>を――。
光を求め、常闇を往くSF冒険譚。

◆読切版「夜ヲ東二」はこちら

ジャンプルーキー!出身作家の新連載「夜ヲ東二」

「プロ漫画家のためのNEXTステップ」作品募集開始!

「少年ジャンプ+」ではプロの漫画家の方の作品を募集します。

本日「プロ漫画家のためのNEXTステップ」作品応募受付を開始しました!
「少年ジャンプ+ってどんなところ?」
「話だけでも聞いてみたい」
そんな気軽な気持ちで構いません。
少年ジャンプ+での掲載・連載をほんの少しでも考えている方、ぜひご応募ください。

作品は非公開。アナタから応募があったことは私たち以外にわかりません。
過去に掲載された原稿でもOKです。
連載会議で落ちたネーム、打ち合わせで上手くいかなかった作品、読切として1度掲載されたが連載まで行かなかった原稿、家で眠っているオリジナル同人誌、なんでも大丈夫。

期間中に応募された作品、全てに返信いたします。

締切は2019年11月25日(月)です。
アナタのご応募お待ちしております!
※こちらはジャンプルーキー!への投稿ではなく、応募受付フォームから応募していただく企画です。

→くわしくはコチラから

「プロ漫画家のためのNEXTステップ」作品応募受付を開始しました!

2019年9月期のルーキー賞受賞作を発表しました!

本日、2019年9月に投稿された作品のランキング上位10作品の中から、ジャンプ編集部の選んだ月間ルーキー賞受賞作品を発表しました。

2019年9月期 受賞作発表はコチラ

受賞作はもちろん、最終候補作となったランキング上位10作品の全てに編集部がコメントしていますので、受賞作と合わせてご覧ください。

月間ルーキー賞は毎月開催しているマンガ賞で、現在は2019年10月期のランキングを毎日更新中です。月間ルーキー賞について詳しくは「月間ルーキー賞とは」をご覧ください。

少年ジャンプ+にルーキー出身作家の読切が掲載!

ジャンプルーキー!出身作家の読切「デッドプール:SAMURAI」が、10/16(水)少年ジャンプ+に掲載!

◆「デッドプール:SAMURAI」 原作:笠間三四郎 作画:植杉光
ジャンプ+にて連載していた『ツギハギクエスト』のコンビが再び集結!
「MARVEL」と「少年ジャンプ」のコラボに無責任ヒーロー“DEADPOOL”もまさかの参戦!? 好き勝手やりたい放題の33ページ!!
新人作家コンビ・笠間&植杉が贈るハチャメチャMARVEL時代劇、開幕――!!

・ジャンプ+にて連載していた『ツギハギクエスト』はコチラ
 [少年ジャンプ+]ツギハギクエスト
・【MARVEL】×【少年ジャンプ+】SUPER COLLABORATION!!の詳細はコチラ

ジャンプルーキー!出身作家の読切「デッドプール:SAMURAI」が少年ジャンプ+に掲載!

ルーキー出身作家の読切作品が週刊少年ジャンプ46号のショートギャグ祭に掲載!!

ジャンプルーキー!出身作家の読切が、10月12日(土)発売の週刊少年ジャンプ(46号)ショートギャグ祭の1本として掲載決定!

◆見かけ倒しの御影さん 原作:老村 勝/作画:佐々木宣人
クール美人の一ノ瀬御影は、みんなが思うような才女とは、ほど遠い見掛け倒しの女の子で…⁉︎

・ジャンプ+に掲載された佐々木宣人先生の読切作品はコチラ
[少年ジャンプ+]LOVE THE WARZ

ルーキー出身作家の読切作品が週刊少年ジャンプ46号のショートギャグ祭に掲載!!

第1回「少年ジャンプ+」超連載グランプリ 準グランプリ作品の連載開始が決定!

第1回「少年ジャンプ+」超連載グランプリ 準グランプリ作品の連載開始が決定!

◆10/8(火)連載開始
「おはようサイコパス 」あおみ現場
ある日訪れた、少年とアンドロイドの出会い。それは“命”を知る出会いだった。

・10月スタートの少年ジャンプ+新連載の詳細はコチラ
・あおみ現場先生が準グランプリを受賞した、第1回「少年ジャンプ+」超連載グランプリの結果はコチラ


連載グランプリの準グランプリ受賞作「おはようサイコパス 」が10/8より連載スタート

【第57回】漫画描き始めの作家が読んだら役立つ本3選

こんにちは あるいは こんばんは。少年ジャンプ+編集部の林士平です。
担当作品は少年ジャンプ+で『SPY×FAMILY』『HEART GEAR』『ドリキャン!!』『ムーンランド』『彼女と彼』
週刊少年ジャンプで、『チェンソーマン』を担当させて頂いております。

僕は漫画が大好きです。沢山、面白い漫画を読みたいから、多くの方々が、漫画家を目指してくれたら嬉しいな、と思って編集者人生を送っております。

この記事が少しでも漫画家志望者の方々のお役にたてば、幸いです。

さて、今まで僕が漫画家さんを担当してきて、新人時代から売れっ子までたどり着いた漫画家さん達と打合せをしてきて、とある共通している点があることを、知りました。
何だか、分かるでしょうか?


それは、
「賞、読切作品、連載、どの段階でも、
 ずっと変化(成長)し続けていること」
です。


描ける絵が増え続けて、描ける物語の引き出しが増え続けて、扱える感情のパターンが増え続けたら、いつか必ず、賞、読切掲載、連載獲得、に辿り着きます。

では、人が変化・成長するためには必要なこととはなんでしょうか?

人が変わるには、以下の3つの方法しかない、と僕は考えます。

・付き合う人間を変える
・住む場所を変える
・見るものを変える

この中で一番、心のハードルが低いのが、
「見るもの」を変えること、
でしょう。

同じような作品を描き続けていると、どこかしらの壁にぶち当たって止まってしまうことが多く、漫画家を目指すこと自体を辞めてしまう人も少なくありません。

漫画家を、目指す人は、常に変化成長をし続ければ、必ず、賞や、読切や、連載にたどり着きます。

見るもののクオリティをしっかり吟味して、集中してインプットし続けて、変化。成長を楽しめば、自ずと漫画家の道は拓ける、と僕は信じております。

ということで、前フリが長くなりましたが、今日は、ルーキーブログを読みに来ている、漫画家志望の作家さん達の変化・成長に繋がる「本」入門編の3冊を、紹介をしようと思います。

*****

まず、1冊目は、『藤子・F・不二雄のまんが技法(小学館文庫)』です。

描くぼくが楽しみ
読んでくれる人も楽しむ
そんな漫画がずっと
ぼくの理想なんだ。

     藤子・F・不二雄

そんな言葉から始まる、藤子先生が考える、漫画への向き合い方、作り方を説明してくれている本です。

『ドラえもん』のネーム、コマを例示にした、キャラの作り方や舞台の資料探しの方法、シナリオ(物語発想方)の説明は、明快で非常に分かりやすいです。

藤子先生が、細部に渡ってプロとして、ここまで考え抜いて漫画を創っているのか、と思わされます。

藤子先生は漫画を読むことが、とても好きだったのだな、そして、その好きな「漫画」を沢山の人に描いてもらいたいのだな、という熱意と愛が全部のページから伝わってきます。
(藤子先生のその気持ちに僕もメッチャ共感して働いております…!面白い漫画、読みたい!ので是非に、みんな漫画描いてみて下さい!)

基礎的なことから、本質的なことまで網羅している素晴らしい本ですので、漫画家志望者だけでなく、創作を志す人には是非に読んで欲しい本です。


『マスターショット100 低予算映画を大作に変える撮影術』

僕は、「漫画家という仕事は、一人で世界に届く映画を撮るようなものだ」
と、よく新人作家さんに伝えています。

物語は脚本家の仕事。
主役キャラは主演。
助演、エキストラと画面に出るキャラは全て描き出さなきゃいけない。
CG効果、クリーチャーデザインなんかも、全部自分。
大道具、美術、照明など(影の入れ方にウソを付くのかリアルに行くのか等まで…!)
描き文字は、まるで音響効果。
構図を決めるカメラマンの仕事も重要です。

漫画家は、個人で描いて、世界に届く、総合芸術エンターテイメント。
とても素晴らしい仕事であると同時に、学ばなければならないことは山程あるのも事実です。

その中で、執筆初期に学習すると良いなと思うのが
「構図」です。

映画やゲーム、アニメ等の「構図」に関して体系化された教則本は、豊富にあります。
「構図」が読者・視聴者に与える心理を解説した本を、積極的に吸収して、成長していきましょう。

『マスターショット』は、シンプルな構成で解説された本で、入りやすい一冊です。
登場や会話のシーン、格闘やホラー、キスシーンやベッドシーンまで。
映画やドラマが、どのくらい計算されて、アングルを決めているのが分かる、良い本です。
この他にも構図で参考になる本は多数ございますが、まずは入門としてこちらを是非に。


『骨は珊瑚、眼は真珠』

3作目は、少し毛色を変えて…。
池澤夏樹先生の短編集です。
魅力的な短編小説が9本収録されています。
僕は個人的には『北へ』という短編が、美しくて切なくて好きなのですが、今回、ご紹介したいのは『鮎』という短編の作者による「註記」部分です。

この話、もとはどうもスペイン語圏の民話らしい。しばらく前に英訳で読んだ覚えがあるのだが、細部は忘れてしまった。
〜〜
なお、芥川龍之介の「魔術」という話がほぼおなじからくりだから、どこかにすべての原点というべき話があるのだろう。

是非に『鮎』という作品自体を読んでから、この註記全文を読んで欲しいので、一部抜粋しての引用です。
電子書籍も出ているので是非に。

元になったスペイン語圏の寓話のような物語と、
この考え方に基づいて池澤夏樹先生が書かれている短編小説を読んで、
「面白さを分解して再利用して、新しい作品を創る」
という創作の面白さと、考え方を学んで欲しい、
僕は、そう願っております。

*****

今回の記事は、以上です!

新人作家との打合せの際に、伝えたいことや、読んでみたら、こう考えてみたら、とお伝えする一部を書きました。
本当に極々一部の話です。

担当作家さんには、打合せの共通言語を増やすため&成長してほしいので、僕が良い!と思った作品の数十タイトルのインプットリストをお渡しすることもあります。

自分が成長するためには何を読んだら、見たらいいのか、知りたい!気になる!という方がいらっしゃったら、
是非に、少年ジャンプ+編集部へ持ち込みに来てみて下さい! Twitterでも持ち込み大歓迎です。

少年ジャンプ+編集部の僕らは、
面白い漫画を描こうとする作家の味方であり、伴走者でありたいと願っております。

林士平


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