本日、2024年8月期ジャンプ+連載争奪ランキングの結果を発表!
ランキング上位の1作品が「ジャンプ+インディーズ連載」の連載権を獲得しました。
2024年8月期ランキング結果はコチラ
ジャンプ+連載争奪ランキングは毎月開催しているマンガ賞で、現在は2024年9月期のランキングを更新中です。
ジャンプ+連載争奪ランキングについて詳しくはコチラ
ジャンプ+インディーズ連載について詳しくはコチラ
本日、2024年8月期ジャンプ+連載争奪ランキングの結果を発表!
ランキング上位の1作品が「ジャンプ+インディーズ連載」の連載権を獲得しました。
2024年8月期ランキング結果はコチラ
ジャンプ+連載争奪ランキングは毎月開催しているマンガ賞で、現在は2024年9月期のランキングを更新中です。
ジャンプ+連載争奪ランキングについて詳しくはコチラ
ジャンプ+インディーズ連載について詳しくはコチラ
2023年7月、ジャンプ+にて同名読切が公開されると瞬く間にSNSでトレンド入り。閲覧数130万&コメント数6000件超(2024年8月現在)と話題をかっさらった『シバつき物件』が、今年6月、ついに連載としてカムバック!
『シバつき物件』以前にも、『たぬきとたまき』『人間テスト』など、動物のキャラクターが登場する作品を発表しては、その可愛さで読者を骨抜きにしてきたジャンプルーキー!出身作家の大森えす先生に、「可愛い動物の描き方」をテーマにインタビューを敢行しました!
――連載開始おめでとうございます! 毎話「可愛い」という反響がすごいですね!
ありがとうございます! とても嬉しいです!
――大森先生の描く動物たちの生き生きとした可愛さに、かなりの動物愛を感じます。
最近よくそういっていただきますが、自分が特別に動物好きだとは自覚していませんでした。大半の人は、動物が好きだろうと思っていたので…(笑)
ただ今回インタビューのお話をいただいて、これまでの人生を振り返ってみると、たしかに幼少期から、絵本やアニメなど動物ものばかり好んで触れていたことに気がつきました。
――動物ものを「観る」から「自分で描く」に変わったのはなぜでしょうか?
最初期に遡ると、幼稚園時代に動物のキャラクターが出てくる絵本を模写し始めたのが始まりだったと思います。
自作の動物キャラクターを絵本の中に勝手に描き加えたり、最終ページの先にオリジナルストーリーを付け足したりして注意されていた記憶があるので、動物ものの創作のきっかけは絵本なのかもしれません。
その後、小学生の頃には、オオカミやトラなどかっこいい動物に憧れ、動物図鑑の模写をするようになりました。よく考えると、動物図鑑って超リアルな動物画集なんですよね…。
図鑑の模写をしていたのが、自分の動物の絵の基盤になっているのかもしれません。
――『シバつき物件』には「柴犬っぽさがリアル」という声がよく届いていますね。
7歳の時から柴犬と暮らしていたので、そのおかげだと思います。
幼い頃から愛犬を日々たくさんスケッチしていましたし、小学校の自由研究で行動観察レポートを書くぐらい本当に大好きでした。
――「柴犬のここが可愛い!」というシーンが大森先生の中にたくさん蓄積されているんですね。
そうですね。でも、自分が感じる可愛さをなかなか絵では表現しきれないので、いつも四苦八苦しています。
――模写だけでは到達できない何かがあったということでしょうか。
はい。何度スケッチして模写が上手くなっていっても、全然目の前にいる犬のようには可愛くならなくて…。
「写真を撮ってトレースすれば本物と同じぐらい可愛く描けるはずだ!」と試してみたものの、それでも可愛くならず…。
「どうしてもこの可愛さを再現したい…!」と、試行錯誤する中でたどり着いたのが「デフォルメ」なんだと思います。
例えばですが、「後ろ足ふんばってるかんじが可愛いのに、伝わらない…」と思ったら、実際よりも足を広げて誇張するように描いたり、「ほっぺのここがぷくってなってて可愛い!」と思ったら、その「ぷくっ」を誇張したり。
自分がリアルに感じる「ここが可愛い!」を誇張(=デフォルメ)し始めて、ようやく「伝わるように描けた」という実感が少しずつ得られるようになっていきました。
――デフォルメすることでリアルな可愛さが伝わる、というのは一見逆説的ですが、とてもわかりやすいですね。
「見たそのまま描く」のではなく、「観察して好きなところを自分の中で言語化し、誇張して描く」という考え方は動物に限らず、ほかのものを描くときにも意識していけたらなと思っています。
――動物のデフォルメ表現は何を参考にしましたか?
子どもの頃好きだった絵本の影響が大きいかもしれません。よく読んでいたのは、芭蕉みどりさん、いもとようこさん、山脇百合子さん、いわむらかずおさんの絵本です。また、Janell Cannon さんも好きで、現実では苦手な人も多そうな蛇やコウモリなどの動物を、デフォルメしすぎるでもなく、リアルな感じを残したまま可愛らしく描いていらっしゃるのが憧れです。
――最後にブログを読んでいる漫画家志望の方々へメッセージをお願いします!
漫画を描き始めたころ、自分はよく題材で悩んでいました。
担当さんからは「とにかく自分が好きなもの」を描いていいと言われていましたが、その頃は自分の好きなもの自体がわかりませんでした。
何作か書くうちに「動物と食べ物が好きだ」と気が付きましたが、好きなことって、意外と自分では当たり前になっていて自覚できないものなんだなと思ったんです。
なのでもしも今、漫画の題材で悩まれてる方がいらしたら、ご自身の周りで「当たり前」になっているものに注目してみるのもいいかなと思います!
――大森先生、ありがとうございました。
『シバつき物件』記念すべきコミックス1巻は9月4日(水)発売! 大森先生の柴犬の可愛さへのこだわりがぎゅぎゅっと詰まった一冊になっています。ぜひ手に取ってみてください。
■現在募集中!
『少年ジャンプ+漫画賞 2024年秋期』はコチラ↓
『10ページ作画すれば応募できる 10代のための漫画賞』はコチラ↓
『ジャンプ+連載争奪ランキング』はコチラ↓
『少年ジャンプ+』への持ち込みはコチラ↓
少年ジャンプ+でヒットを目指す新人作家、求む!
「少年ジャンプ+漫画賞 2024年秋期」募集開始!
「SPY×FAMILY」や「怪獣8号」など、次々とヒット作を生み出している少年ジャンプ+。
少年ジャンプ+は、次世代のヒットを担う新しい才能を求めています。
本漫画賞は季節ごとに年4回締切で、いつでも応募ができる常設の賞です。
秋期の特別審査員は、「少年ジャンプ+」にて『ふつうの軽音部』を大好評連載中!! 原作のクワハリ先生!!
賞の詳細や応募方法については、こちらをご覧ください。
締切は2024年11月30日(土)!!
少年ジャンプ+連載を目指す第一歩!
未来の漫画界を担うアナタのご応募、お待ちしております!
※8月31日(土)締切の「少年ジャンプ+漫画賞 2024年夏期」の結果発表は、2024年11月頃を予定しています。
9/4(水)にジャンプルーキー!出身作家のジャンプコミックスが発売!!
◆シバつき物件 【1】 大森えす
超好評読切がついにカムバック!! 新築1LDKで家賃4,800円!
そのワケは、“柴犬の地縛霊”…!?
クールで不器用な女子高生・氷と、クセつよ柴犬霊・むうちゃんの、わちゃもふハートフルコメディ開幕!
1巻試し読みはコチラ
◆ドランクバレット 【1】 高口楊
第一次世界大戦を終えた酒好きな帰還兵ギャリー。
しかし大戦後のアメリカでは「禁酒法」が制定されていた。
至高の一杯に命を懸ける酒飲みアクション冒険譚、堂々開幕!!
1巻試し読みはコチラ
少年ジャンプ+でルーキー出身作家の読切作品が掲載決定!
掲載スケジュールは、以下の通りです。
◆8月27日(火)「観葉妖精モンデリちゃん」秋本貴廣
父を亡くし独りっきりとなったミキ。数ヶ月が経ち日常が戻ったある日、父が大事に育てていた観葉植物が妖精化をして目の前に!姉と名乗るその妖精は孤独だったミキの心を癒し始める…!『ふたりぼっちの教室』でハートフルな作品を描いた期待の作家が再びジャンプ+に登場!!
◆8月30日(金)「ありあまる天使」言波
とある国の自然公園に突然現れた『天使』。その天使に触れた全ての生物は死んでしまう。
そんな天使を殺し、刑を免除してもらうため、囚人は天使のもとを訪れるが…⁉
◆8月31日(土)「花のようなわたしたち」青木ミズ
上手くやれているし、うまくいっていると思える日常。そんな中で隣の席のナスさんが少し気になる存在になり――⁉
『まい子と池田』の新鋭が贈る不器用な女の子の日常譚27ページ。
◆9月1日(日)「言葉の深海」むぎすけ
小さい頃から、自分の気持ちを表現するのが苦手だった宏樹。唯一本音に気づいてくれたのは愛犬のカロだけだった。
しかし高校生になったある日、カロが亡くなってしまい…
これまでにジャンプデビューしたルーキー出身作家の実績はコチラ