本日、2023年11月期ジャンプ+連載争奪ランキングの結果を発表!
ランキング上位の1作品が「ジャンプ+インディーズ連載」の連載権を獲得しました。
2023年11月期ランキング結果はコチラ
ジャンプ+連載争奪ランキングは毎月開催しているマンガ賞で、現在は2023年12月期のランキングを更新中です。
ジャンプ+連載争奪ランキングについて詳しくはコチラ
ジャンプ+インディーズ連載について詳しくはコチラ
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いつも編集部ブログを読んでいただき、ありがとうございます!
漫画家の皆さんは、担当編集との打ち合わせや漫画賞での講評で「もっと個性を!」と言われたことはあるでしょうか。
「そう言われても、具体的にどうすれば個性的な作品になるんだ…」と悩まれた経験もあるかもしれません。
そこで今回は、よく言われる漫画の「個性」って結局なんなのか…について、少年ジャンプ+で圧倒的な独創性を放つ『シバタリアン』を連載中のイワムロカツヤ先生に伺います。
驚きあり、納得感ありのご回答をいただけました!
ズバリ「個性的な作品を目指していない作品です」!!!
理由は次の質問で説明します。
ちなみにこれが「掴み」と言って、漫画の教科書があるならほぼ最初に書いてある基本的な技術です。
考える事は大切ですが悩まなくて良いと思います。
「個性的な今までに無い作品を描く!」とデカくて曖昧な事をやろうとするほど同じ事を考える人は多くなるし、思いつく事なんて同じ人間なので大差ないです。
どんなダメだと言われる漫画にも個性的な部分はどこかにあります。
ただそれが読んだ人に伝わっていないだけです。
何故伝わらないのかは基本を守ってないからです。
基本って何かと言うと、漫画の描き方とか脚本術みたいな本10冊読んだ時に共通して書いてある事です。
それらは全て読む人に伝えるための技術です。
だから「読みやすさ」とも言い換えられます。
視線誘導をしっかりやるとか、ページの最後のコマは引き、大事なコマは大きくとか、主人公は1番変化する人物とか、オープニングとラストは対になるとか……まだまだあと100個位はあります。
そんな事知っていると思うかもしれないですけど、連載してヒットしてる漫画ですら全部できている作品は少ないと思います。
もちろん僕も全然できてません。
漫画の常識を変えたとか、この先生にしか描けないとか、大袈裟な事を言われている作品ほどそういう基本を守って普遍的な「皆と同じ事」をしっかりやっていると思います。
だからあんまり個性的なものを描こうと思わずにちゃんと伝わる漫画を描く事が大切で、それができた時に初めて小さな個性の輝きを、読んだ人が勝手に見つけてくれるんじゃないでしょうか。
つまり「個性的な作品を目指さない事が個性を伝える一番の方法」だと、赤ちゃん漫画家の僕は信じてます。
企画は小さな経験を大きな話にする事を意識していて、キャラの服と髪型はそのキャラクターがそれを選んだ理由とか考えてます。
あとは心の声とか、モブキャラの語りでキャラの説明をするのは最終手段だと思って描いてます。
できるだけセリフや行動、服とか立ち方、姿勢、座り方、走り方とか、そういう事で伝える努力をしてます。
これは僕の好みですからやる必要は無いです。
こういうやらなくても良いのにやってしまう事が個性的と言うのかもしれないと今思いました。
まずホラーを描いてみようって決まって、
大群って怖いなぁ → 何が増えたら怖いだろう → 学校で一緒だったけど名前も顔も思い出せない人が怖い
そんな感じで膨らませていった気がします。
1人になる、人と話す、運動をする、乗り物に乗る、寝る、風呂に入る、線一本でいいから描いてみる、自分の漫画を読み返す、一度諦める……などなどしながらひたすら苦しんでます。
楽しいです。
イワムロ先生、ありがとうございました!
確かに、持ち込み作品や漫画賞投稿作品を拝見する際も、いわゆる「読みやすい(=セリフ量が多すぎない、コマ割りがわかりやすくメリハリがある、視線誘導が丁寧、etc…)」作品の方が、キャラの魅力的な特徴や驚きのあるストーリー構成といった良さを見つけやすい気がしました。
ご自身の作品の「個性」に悩まれている方は、物語をわかりやすく伝える工夫について再考してみると、突破口が開けるかもしれません!
■現在募集中!
『少年ジャンプ+漫画賞 2023年冬期』はコチラ↓
『ジャンプ+連載争奪ランキング』はコチラ↓
『少年ジャンプ+』への持ち込みはコチラ↓
「ジャンプ+連載争奪ランキング」にて連載権を獲得した作品が少年ジャンプ+で開始!
インディーズ連載とは、編集部のネームチェックを経ずに自由に連載できるジャンプ+の連載枠です。
2023年12月 の連載開始スケジュールは、以下の通りです。
◆12月4日(月)「ギャルと委員長が偶然再会する話」琢磨美友
用事を終え、帰りのバス停へと向かう真莉奈。ところがそこで泥酔した高校時代の元委員長と偶然再会する。
自分のことは覚えていないと思いながら、酔った委員長を介抱していると「昔は避けられてたのに…」と意味深発言されてしまい…!?
◆12月13日(水)「BIG FACE」士雄崎山
突如、原因も治療法もわからない不可思議な病が流行、周囲へ甚大な被害が出ることから患者は殺処分となった。
――数年後、特殊人災処理班という病の対処をする班に属し正反対の考えを持つ2人が波乱を巻き起こす…!?
2024年1月以降も、新連載開始に向けて現在準備中です。
インディーズ連載権の獲得を目指してさらに多くの方が連載争奪ランキングにエントリーしてくれることをお待ちしています!
・ジャンプ+インディーズ連載の詳細はコチラ
・ジャンプ+連載争奪ランキングの詳細はコチラ
・開催中のジャンプ+連載争奪ランキングはコチラ
少年ジャンプ+でヒットを目指す新人作家、求む!
「少年ジャンプ+漫画賞 2023年冬期」募集開始!
「SPY×FAMILY」や「怪獣8号」など、次々とヒット作を生み出している少年ジャンプ+。
少年ジャンプ+は、次世代のヒットを担う新しい才能を求めています。
本漫画賞は季節ごとに年4回締切で、いつでも応募ができる常設の賞です。
冬期の特別審査員は、「少年ジャンプ+」にて『2.5次元の誘惑』を大好評連載中の橋本悠先生!!
賞の詳細や応募方法については、こちらをご覧ください。
締切は2024年2月29日(木)!!
少年ジャンプ+連載を目指す第一歩!
未来の漫画界を担うアナタのご応募、お待ちしております!
※11月30日(木)締切の「少年ジャンプ+漫画賞 2023年秋期」の結果発表は、2024年2月頃を予定しています。
「ジャンプ+連載オーディション2023」の募集を締め切りました。
ご応募誠にありがとうございました!
受賞作品の発表は、2024年2~3月頃を予定しております。
※募集期間内に投稿された作品でも、締切以降に作品を削除・内容変更した場合は選考の対象外になりますのでご注意ください。
※賞の選考に関するお問い合わせには一切お答えできません。ご了承ください。
12/4(月)にジャンプルーキー!出身作家のジャンプコミックスが発売!!
◆ディアスポレイザー 【上】 温井雄鶏
魔術で武装する野蛮な銀河の侵略者“魔導士”!
その魔導士たちを葬り去る危険極まる老人と“邪道魔導士”の少年が、奇妙な成り行きで出会ってしまう!!
二人は魔導士の力と鎧を得たチンピラ兄弟と戦う事になるが──…!!?
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歴史オタクの大学院生・司馬朔太郎は、コロナ禍で世界から取り残され、恋愛も研究も“ステイホーム”状態!!
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