入選 賞金100万円&「少年ジャンプ+」掲載
Jack&Liar
妖怪学校ホラー禁止
林場琉賀(23歳)
[編集部コメント]
画面の読みやすさ、世界観の伝え方、ストーリーの展開など漫画としての好感度が非常に高くて評価を集めました。ラストの驚かしもしっかりと用意されていて、漫画としてもしっかりと面白かったです。主人公が頑張る動機部分を早めに提示してあげると、さらに読みやすくなると思います。この賞をきっかけにさらなる飛躍を期待します!
9月7日に掲載決定!
色彩フレンド
ショウリ(21歳)
[編集部コメント]
色によって感情表現をするというアイデアと、細かな演出が上手い作品でした。ドラマをしっかりと作り、主人公の感情の変化を描けているのも好印象です。ただ、主人公とヒロインの関係性作りや、感情の変化が急に感じてしまう部分もありましたので、より説得力のある原稿作りを目指して、漫画内での時間の使い方など意識してみてください。次回作での成長に期待しております。
9月8日に掲載決定!
刻まれた名前
中谷友美(13歳)
[編集部コメント]
13歳という若さで、70Pの青春物語を描ききっていることに驚きました。漫画を描くことを楽しんでいるのが伝わってくる原稿でした。
全体的に、しっかり読みやすくは描こうとしているのですが、まだまだ効果演出等の仕上げの拙さは目立ちます。ドラマ作り・感情の流れの描き方にも課題があります。若さは武器です。漫画創りの基礎を学びつつ、沢山楽しんで描いていくことが最優先です。将来が楽しみな才能なので、しっかり磨いていってくださいね。期待しています。
reader
菜々しらす(15歳)
[編集部コメント]
15歳という年齢でありながら、自分の描きたい世界観をしっかりと漫画の形に落とし込もうという工夫が感じられる作品でした。
ただ、漫画の設定の大部分を主人公に語らせてしまっているなど、まだまだ拙い部分も多くありました。絵も話もこれから次第でいくらでも伸びますので、これに満足せず、さらに上の賞を狙って成長を続けて下さい。次回作、楽しみにしております。
生神さんは生きるを説く
Gaku(18歳)
[編集部コメント]
ストーリーラインや、キャラクターなどはまだまだ未熟なところは見られますが、18歳と若い年齢ながら非常に魅力的な演出力で他との差を感じました。
画力の向上、オリジナリティ溢れるストーリーやキャラクターなど、未熟な点をしっかりと見据えて今後の活躍を期待しています!
さる芝居
しおりほんの(29歳)
[編集部コメント]
キャラクターの表情が豊かで、演出もしっかりとしていました。
特に主人公が自分の殻を一つ破るために演じたゴリラの演技は、思わず笑いがこぼれるくらい印象に残りました。今後は少し物足りないストーリーと構成を磨いて、さらに作品をワンランク上に押し上げていってください。期待しています。
ゴイスー☆class クラス
苺キヨコ(19歳)
[編集部コメント]
独特な笑いのセンスが光る作品でした。個別のキャラや、見せ方に工夫があり、オチまでの構成力もあると思います。ただ、セリフが多いページや、めくりを効果的に使えていないページなどがあり、その部分はもったいなかったです。漫画にも面白く読んでもらえるテンポ感がありますので、読者の読み進める早さを考えつつ、漫画を作れるとよりレベルアップできると思います。
断絶島
尾崎可奈(21歳)
[編集部コメント]
少年たちが断絶された島から脱出することだけを描いた一作。物語の始まり方など、その発想力に驚かされました。最後まで丁寧に描かれており、画力の高さも感じます。しかし、設定に無理を感じてしまう部分も散見された為、佳作とさせていただきました。
でんでんむしむし
お面職人(23歳)
[編集部コメント]
狂言の「蝸牛」をもとに描いた一作というだけあって、セリフ回しや演出にとてもセンスを感じました。
デザインも秀逸でキャラも魅力的なのですが、画力に関しては研鑽が必要です。この唯一無二な世界観を活かすために<原稿に描く>回数を増やしてみてください。
受賞まであと一歩
- 『Courage Ninja』漫画:メガノ(19歳)/原作:伊東(18歳)
- 『ハ咫ノ祓イ』脇山圭祐(19歳)
- 『吸血の庭』井田華野子(21歳)
- 『海獣』小須田大地(22歳)
- 『蝶の緑青』星加瞬(22歳)
- 『ロシアンルーレット』ひでのり(25歳)
第4回のアナログ部門賞、ご応募有難うございました。
若い作家の意欲作を中心に、非常に多くの投稿作が集まり、今回は、入選作1本、準入選2本、佳作7本を選出することが出来ました!
挑戦的な作品、遊び心溢れる作品 、丁寧に丁寧に紡いだ作品等、今回も審査させていただいて楽しい回でした。
紙とペンさえあれば、漫画は描くことが出来ます。勿論iPadや板タブレット等で、見様見真似でも漫画を描くことは出来ます。あなたが描きたいと思った「初期衝動」を是非に全力で原稿にぶつけて頂いて、作品を応募してみてください。
プロの道は、「描いてみようかな」という小さなスタートから始まることもあります。あなたの運命が変わる1作、心から楽しみにしております!
第5回は12月31日締切です。沢山のご投稿をお待ちしております。
[編集部コメント]
「貧民街出身の日系二世の殺し屋」という渋いキャラをテンポ良く、丁寧な演出で描き出していて、切なくも心に残る良い作品でした。アクションのカメラワークも心地よく、静と動のリズムがとても良かったです。会話劇のセンスも光っていました。キャラの感情と言葉が集約する結末も素晴らしかったです。
1点、暖かみのある絵ではあるのですが、まだまだ線の魅力・精度は引き上げられると思うので、沢山描いて、成長してほしいです。次回作も期待しています。
9月6日に掲載決定!