日頃から「ジャンプルーキー!」へ投稿いただきありがとうございます。
今回は、現在少年ジャンプ+で『深東京』を連載中、過去には『enigme【エニグマ】』『ラブデスター』を連載していた榊健滋先生にインタビューします!
週刊少年ジャンプでも連載経験のある榊先生に、読者を引き付ける展開やテンポ感の作り方を聞きました!
――『enigme【エニグマ】』『ラブデスター』など、読者の興味を誘うコンセプトの作品を手掛けていると思いますが、どのようなことを意識して企画を立てていますか。
スリルを大事にしているので、最初に絶望的状況から始まるようにしています。


――『深東京』では、テンポよく物語が進んでいくと思いますが、テンポ感を出すためのポイントはありますか。
畳みかけるように絶望を与えていき、キャラクターに目の前の状況を打破することに集中させています。説明は後回しにしています。
――長く連載を続けるうえで、新しく、物語に関するアイデアを出していく必要があるかと思いますが、どのようなことを意識していますか。
一つは友人と好きなものについて語りまくる事です。
自分が興味を持っているものがあぶり出されてきます。
もう一つは漫画以外の作品にたくさん触れることです。
海外ドラマや小説など話題のものがおすすめです。
――WJ時代を含め、これまで週刊連載を主として来たと思いますが、連載中の日々の作業時間や過ごし方などを教えてください。
〈作業時間〉
・ネーム2日
・一日の作業枚数は5-7枚
空いた時間に他の細々した仕事をする
〈過ごし方〉
・徹夜はしない(睡眠時間6~8時間は取る)
・雨の日以外はランニングをする
・朝晩の食事は作る
・家族との時間を作る
――漫画家を目指す新人作家にアドバイスをお願いします。
〆切ギリギリで進めると精神的に追い詰められ、かなりきつい事になります。
自分に最適なペースを知っておくことをお勧めします!
榊先生、ありがとうございました!
先が気になる展開を生み出すには、展開が動きやすいような状況を作り、説明をしすぎないことが重要だと分かりました。
■現在募集中!
『少年ジャンプ+漫画賞 2024年夏期』はコチラ↓
『ジャンプ+連載争奪ランキング』はコチラ↓
『少年ジャンプ+』への持ち込みはコチラ↓