ジャンプルーキー!出身作家・あんねこ先生の連載がジャンプ+で4/21(日)からスタート!
◆4月21日(日)「バイバイバイ」 あんねこ
僕の名前は青葉大嗣。何でも出来てクラスでも人気者な小学5年生。
優しくてヒーローみたいな僕には悲劇のヒロインが必要なんだ。彼女の名前は暁咲茉さん。
僕が可哀想な彼女に告白すれば全てうまくいくと思っていたのに…。
・あんねこ先生の少年ジャンプ+掲載作品はコチラ
少年ジャンプ+でルーキー出身作家の読切作品が掲載決定!
掲載スケジュールは、以下の通りです。
◆4月10日(水)「3つの願い」サクラミナト
天才投資家で、世界有数の富豪のギルバート氏は、「どんな願いでも3つだけ叶える」という伝説のアイテム、「悪魔の首」を手に入れた。
彼が願った、衝撃の願いとは――……!?
◆4月11日(木)「テセウスの船の本懐」kuuu
交通事故により、脳と体の一部が機械になってしまった主人公。
機械と肉体との接合部から、少しずつ腐食が進んでいく。いずれ全てが機械となってしまう。極限の状況で、主人公が取った選択とは――?
◆4月12日(金)「気に食わない女の話。」齋ソウ太
老人ホームで生活する冬子は、無愛想なスタッフの犬塚といつも言い合いに。
そんな冬子にとって、近所の少女・わーちゃんと料理をする時間が唯一の癒しだった。しかし、幸せな時間は突然に終わりを迎え…
◆4月14日(日)「結婚まであと○センチ。」湯切優
大好きなあの子を守るために強くなった総司。
しかし久しぶりに彼の前に現れた大好きなあの子は、まさかの成長を遂げていて…!?
これまでにジャンプデビューしたルーキー出身作家の実績はコチラ
本日、2024年3月期ジャンプ+連載争奪ランキングの結果を発表!
ランキング上位の1作品が「ジャンプ+インディーズ連載」の連載権を獲得しました。
2024年3月期ランキング結果はコチラ
ジャンプ+連載争奪ランキングは毎月開催しているマンガ賞で、現在は2024年4月期のランキングを更新中です。
ジャンプ+連載争奪ランキングについて詳しくはコチラ
ジャンプ+インディーズ連載について詳しくはコチラ
少年ジャンプ+で今年1月から連載が始まり、最新話更新時にはXでトレンド入りするなど、話題沸騰中の『ふつうの軽音部』。
本日4月4日にコミックス1巻が発売されるのを記念し、原作者のクワハリ先生に緊急インタビューを実施!
知る人ぞ知る(!?)ジャンプルーキー!投稿時代のことから、創作論まで、たっぷり話を伺いました。
『ふつうの軽音部』(原作:クワハリ/漫画:出内テツオ)
ちょっと渋めの邦ロックを愛する新高校1年生・鳩野ちひろが、大阪にある高校の軽音部に入部し、日々の部活動や人間関係に奮闘する様子を追った青春ドラマ。実在の楽曲を使用した歌唱シーンや、リアルで等身大なキャラクター描写、予測不可能な展開で、注目度急上昇中の本作は、原作担当クワハリ氏が2023年1月〜9月にジャンプルーキー!で連載しSNS等で話題を呼んでいた『ふつうの軽音部』をベースに作られている。
コロナ禍で「何か新しいことに挑戦したい」と、絵の練習を始めた一環で、「自分が小さい頃から好きだったマンガを描いてみよう!」と思ったのが最初のきっかけでした。
ただ、自分の力ではゼロからストーリーを作れる気がしなかったので、1作目は自分の高校生活を題材にしたエッセイマンガを作ってTwitter(現X)上に連載形式で公開していたんです。
高校生活をひと通り描き終えたときに、「よりお話に起伏を作れるフィクションを作ってみたい」と思い、企画を考える中で生まれたのが『ふつうの軽音部』でした。
題材としては、自分自身が経験していて詳細に描けるものとして「軽音楽部」を選び、「大人数の軽音部を扱った作品はなく、差別化できるのでは」と考え、今の設定にたどりつきました。
そもそも自分は絵が下手で、プロのマンガ家なんてなれるわけがないと思っていて、「描ける範囲で楽しく描いてみよう」と、あまり気負ってなかっただけだと思います…。
ジャンプルーキー!(以下「ルーキー」)での連載中も、描き続けるモチベーションになっていたのは、創作欲というよりも徐々に増えていった読者の方々からの反応だったという意識の方が強いです。
『ふつうの軽音部』は3話までは自分のTwitter上で公開していたのですが、もっと多くの人に読んでもらいたいと考え、ルーキーにも同時に投稿を始めました。そこからTwitterでもルーキーでも読んでくれる方が増えていったのですが、最新話をアップするたびにいただくコメントがいつも本当に嬉しくて…。コメントがなかったら描き続けていなかったかもしれませんね。
ルーキー経由で、ジャンプ+編集部の方から連載会議にチャレンジしませんかと連絡をもらいました。
自分の作画のペース的にもスキル的にも、また、当時フルタイムで仕事をしていたこともあり、商業誌での連載は難しいとお伝えしたところ、作画担当として出内テツオ先生を紹介していただき、自分は原作に専念するという条件で、連載会議に挑戦することになりました。
連載が決まってからは、すでにルーキー上で公開していたお話をベースに、各話のペース配分を練り直し、キャラクターデザインなど相談しながら準備を進めていきました。
出内先生の表現力は本当にすばらしいのですが…特に、ビジュアル面での細かなアイデアは自分では思いつかないようなものばかりでいつも感心しています。読者の方々からも反応のあった、11話の体育祭でのキャラごとに異なるハチマキの巻き方も、自分では絶対に思いつかなかったですね…。
ルーキーでは各話8ページで連載していましたが、あれは実は自分の作画力の限界で仕方なく8ページになっていたんです…。各話約19ページになったことで、やむなくはしょっていた部分を今はしっかり補完して描けているなという実感があり、ネームを組み直す作業も楽しいです。
主人公の鳩野はかなり自分を投影していますが、他の登場人物は、「この主人公とバンドを組むとしたらこんな子がいたらいいなあ」とか「ライバルにはこんなキャラで…」と、主人公を中心に配置を考えていきました。
あまり論理的には考えているわけではないのですが…
各キャラクターを「明るい」とか「クール」とか、ざっくりとした第一印象で考えておいて、その第一印象だけだとありがちになってしまうので、二面性を与えられるようにエピソードを作っていったというイメージかもしれません。
例えば、鳩野に入学早々に話しかける(内田)桃は、ぱっと見は「明るい元気な子」ですが、実は恋愛に対してコンプレックスやトラウマを抱えていて…というエピソードが9話〜10話にかけて出てきます。
また、(幸山)厘は「クールなキャラ」として考え始めていたのですが、話を描いている途中で、「展開を進めてくれるような力のあるキャラクターが欲しいぞ」と思い、「第一印象がクールな子にその役割を負わせたら面白いのではないか?」と考え、今のキャラクター像になりました。
リアルと言っていただけることが多いのですが、「リアルに描こう」という意識は全然なく……もともと山本さほ先生や福満しげゆき先生などのエッセイマンガを読むのが好きなので、もしかしたらそれがリアルさに影響しているかもしれません。
あとは、実際に会ったことのある人や触れてきた創作物のキャラのエッセンスが混じってはいると思うのですが、どのキャラも明確なモデルはなく、自分の思考回路や性格、経験を投影しているという意識が一番強いかもしれないです。
恥ずかしいですが、例えば、ヨンスのちょっとキモいデートの誘い方は、昔自分がやってしまったことそのままですし、
桃が舞伽に逆ギレっぽく返信をするエピソードがありますが、その拗ね方もすごく自分っぽいんです(笑)。
そういった自分の経験や感覚を用いてエピソードを入れているのが、リアルと言っていただける理由なのかもしれないですね…。
ただ、自分としては、リアルさを追求するよりも、フィクションとしての盛り上がりや面白さを優先して大事にしていきたいと思っています。
これもあまり計画的には考えていなくて…文化祭や進級などのイベントを軸に大きな流れを先までざっくりと想定しつつ、各話の展開は話ごとに描き進めながら決めていっています。
基本的には「このキャラとこのキャラがぶつかったらどんなことが起こるかな」というところから考え始めることが多いかもしれません。というより、自分がネガティブな人間なので、違うタイプのネガティブな人間同士がぶつかったらどんなことが起こるかをつい想像してしまうというか…。
あとは、今は鳩野のバンドメンバーが揃っていく過程が配信されていますが、「このキャラはどういう流れでバンドに加わることになるだろうか」とキャラありきで、想像を膨らませてエピソードを作っていっているという意識です。
例えば、「桃はキャラクター的に、入学時から鳩野と同じバンドを組みそうにはないから、最初は別のバンドに入れよう」「主人公のバンドがあっさりと序盤で解散してしまうというのも、他の作品にはあまりない展開なので良いかも」…という思考回路だったように思います。
ありがたいことに、8話以降のドラマが動く話でも何度かトレンド入りしたりと、たくさんの反響がいただけてとても嬉しいです。本当は「1話で主人公の行動原理をしっかり見せてがっつり読者をつかむ」ということができたら良かったのですが、キャラの考えていることをためてから明かしたかったのと、1作目に描いていたエッセイマンガのノリを引きずっていた部分はあるかもしれないです…。
ルーキー版の最新話にはまだ追いついていないですが、追いつくまでの話でもどんどん新要素を出していく予定です。追いついた後も、部活の話をしっかり描いていきたいと思っています!
応援してくれる読者の皆様のおかげで成り立っている漫画です!! まだまだ描きたいことが沢山あるので今後ともお付き合いいただければ幸いです!!
『ふつうの軽音部』コミックス第1巻は本日4月4日発売!ぜひお買い求めください!
最新話は毎週日曜0時配信! ぜひ少年ジャンプ+でチェックを!
■現在募集中!
『キミの強みだけ審査!一点評価漫画賞』はコチラ↓
『少年ジャンプ+漫画賞 2024年春期』はコチラ↓
『ジャンプ+連載争奪ランキング』はコチラ↓
『少年ジャンプ+』への持ち込みはコチラ↓
少年ジャンプ+でルーキー出身作家の読切作品が掲載決定!
掲載スケジュールは、以下の通りです。
◆4月3日(水)「教科書売りの少女とオッサン」小串カズ
国から見捨てられたエリアで、ボランティアが置いていった教科書を売り日銭を稼ぐ少女。
そんな姿を見かけたオッサンは少女に勉強を教えることを提案して――
◆4月5日(金)「仮想の僕と彼女たち」月野夜路
仮想空間「HOUSE」で複数人の"彼女"とデートに興じる高校生・シオン。
ある日、現実世界で自宅に血塗りの手紙が届き――!?
◆4月6日(土)「向かいの学校でデスゲームやってるっぽい」タカモリ
警察にかかってきた一本の110番。それは「向かいの学校でデスゲームをやっているらしい。」という内容で――!?
デスゲームの外側に迫るスクールドラマ!
◆4月7日(日)「あなたはジーニアス」品川一
日本領・マゴニア島。ここでは、梨木博士が生んだ人工生物・キメラが生息している。
禁忌の研究の果てに博士が出した答えとは――。
これまでにジャンプデビューしたルーキー出身作家の実績はコチラ
4/4(木)にジャンプルーキー!出身作家のジャンプコミックスが発売!!
◆ふつうの軽音部【1】 原作:クワハリ 漫画:出内テツオ
ちょっと渋めの邦ロックを愛する新高校1年生・鳩野ちひろ。
新品のギターを背に、軽音部の門を叩くも――!?
超等身大のむきだし青春&音楽奮闘ドラマ、スタート!