本日、2023年2月期ジャンプ+連載争奪ランキングの結果を発表!
ランキング上位の1作品が「ジャンプ+インディーズ連載」の連載権を獲得しました。
2023年2月期ランキング結果はコチラ
ジャンプ+連載争奪ランキングは毎月開催しているマンガ賞で、現在は2023年3月期のランキングを更新中です。
ジャンプ+連載争奪ランキングについて詳しくはコチラ
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こんにちは!
いきなりですが、最近 “小説” を読んでいますか?
新人さんは勉強のためにマンガはかなり読んでいる印象ですが、
小説を読んでいる方は少ない気がします。
確かにマンガと違う面も多いですが、実は参考になることが多いんですよ!
そこで、今回は小説を読む習慣がないという新人さんに
小説から得られる面白いマンガづくりのヒントをご紹介していきたいと思います。
さて、どんな小説を読めば良いかですが、正直どんな作品でもOKです!
とはいっても、そう言われると選べないという方には
“過去1年間に発売された色々なジャンルの面白い作品を読める”
『本屋大賞 ノミネート作品』をオススメします!
本屋大賞は「売場からベストセラーをつくる!」をコンセプトした賞で、
審査は全て全国の書店員さんの投票で行われます。
本に詳しい書店員さんたちが「面白い」「読んでほしい」と思う作品を選ぶので、
ノミネートした10作品には選ばれる何かがあるんですよね。
それでは早速、今年のノミネート作品を例に
小説から学べるマンガづくりのポイントを見ていきましょう!
テーマと題材選びの工夫
新しい作品を描くとき、使いたい題材が他の作品でも使われてきたものであることは多いと思います。その時に、題材を他の人と同じように描いてしまうと作品に新鮮さが欠けてしまいます。
そんなとき、他作品との差別化を計る方法として「題材を描く視点を変える」を試してみてください。例えば、サッカーを題材にしたとき「選手」の視点で描くのではなく、「監督」や「マネージャー」「サポーター」などを視点にしてみると、サッカーを新しい形で描くことができます。
「川のほとりに立つ者は」(寺地はるな/双葉社)では題材を変わった視点から描き、そうしなければ見せられない部分を見せています。こういった工夫があると他作品と同じ題材でも十分新鮮に見せることができます。
また、題材の切り口を変えるのも重要です。
ではどうすればそういった発想が出るのか、といった時にまず試して欲しいのが題材について深く調べることです。両作品とも参考文献が多いことが特徴的でした。最近興味のある題材について、まずは深く調べてみると作品づくりのヒントが見つかるかも知れません。
題材やモチーフの組み合わせが良いと作品のテーマが読者に伝わりやすくなります。例えば、「月の立つ林で」(青山美智子/ポプラ社)では、いる場所が違えど見えるものは同時「月」と、どこにいても同じ内容を聴くことができる「ポッドキャスト」の組み合わせで、人と人との繋がりを描きました。
展開の爽快感
意外な展開でありつつも、期待外れでないラストは読後に爽快感を得ることができます。そういった展開づくりはまとめ上げるのがかなり難しいのですが、「#真相をお話しします」(結城真一郎/新潮社)、「方舟」(夕木春央/講談社)では鮮やかな裏切りを見ることができました。
キャラクターの見せ方
答えのないテーマを描く時、結末を決めるのが難しいことはないでしょうか。そんな時、キャラクターに結末の説得力を上げてもらえることがあります。
「汝、星のごとく」(凪良ゆう/講談社)、「光のとこにいてね」(一穂ミチ/文藝春秋)では、答えを出すのが難しいテーマを描いていましたが、読後にモヤモヤはなく、素直に感動を得られました。
自分とは全く違うタイプなのに、深く共感できるキャラクターと出会ったことはありませんか?「宙ごはん」(町田そのこ/小学館)ではそんな体験ができました。
深く共感できるキャラクターの逆で、異質なキャラクターも作品の魅力を高めることがあります。「爆弾」(呉勝浩/講談社)ではミステリー要素の面白さに加え、魅力的なヒール役がいました。
以上、10作品からマンガづくりに活かせるポイントの例を紹介しました!
本当はもっと語りたいところなのですが、今日のところはここまでとします。
今回は小説を紹介しましたが、世の中には様々なコンテンツがあります。
ぜひ、貪欲な気持ちで色々なことを吸収した上で素敵な作品を作ってください!
■現在募集中!
『U23ジャンプ+マンガ賞』はコチラ
『少年ジャンプ+漫画賞 2023年春期』はコチラ↓
『ジャンプ+連載争奪ランキング』はコチラ↓
『少年ジャンプ+』への持ち込みはコチラ↓
少年ジャンプ+でヒットを目指す新人作家、求む!
「少年ジャンプ+漫画賞 2023年春期」募集開始!
「SPY×FAMILY」や「怪獣8号」など、次々とヒット作を生み出している少年ジャンプ+。
少年ジャンプ+は、次世代のヒットを担う新しい才能を求めています。
本漫画賞は季節ごとに年4回締切で、いつでも応募ができる常設の賞です。
春期の特別審査員は、TVアニメも大好評配信中!『阿波連さんははかれない』を「少年ジャンプ+」で連載中の水あさと先生です!
賞の詳細や応募方法については、こちらをご覧ください。
締切は2023年5月31日(水)!
少年ジャンプ+連載を目指す第一歩!
未来の漫画界を担うアナタのご応募、お待ちしております!
※2月28日(火)締切の「少年ジャンプ+漫画賞 2022年冬期」の結果発表は、2023年5月頃を予定しています。
3/3(金)にジャンプルーキー!出身作家のジャンプコミックスが発売!!
◆一ノ瀬家の大罪【1】 タイザン5
一ノ瀬翼は、事故で記憶を失ってしまった中学生。無事に家族と対面するも、驚きの事実が明らかになり…。
この家族、全員訳アリ!?『タコピーの原罪』のタイザン5が贈る、新時代ホームドラマ!
1巻試し読みはコチラ
◆レンタル105【1】山本棗
霊が視え、己の身体をレンタルしてあげられる不思議な少年・透吾。
人と霊を繋ぐ霊媒師としてウツギ荘の105号室で彼は幽霊案件を解決していた。
ある日、彼のもとに悩みを抱えた霊の少女が訪れ…?
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◆ぼくと仁義なきおじさん【1】百世渡
突如降ってきたのは"可愛い"が好きな極道のイケオジ!?
心優しき少年のお留守番コメディ開幕!
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◆幼稚園WARS【1】千葉侑生
イケメンに弱い絶賛彼氏募集中のリタ先生──…ある日、園児を狙って現れたのは超イケメンの殺し屋で…!?
イケメン殺し屋を見てリタ先生は──…?
1巻試し読みはコチラ
本日8回目の「ジャンプ+読切ネーム大募集!」応募受付を開始しました!
「他誌ではボツになってしまったネームがある」
「今、担当が付いている雑誌と合わないかも…」
「より多くの人に自分の作品を読んでもらいたい」
etc.
どんなネームでも商業誌未発表の新作であれば応募可能です。
<今回の応募は30歳までの方を募集>
いつもは年齢制限なく募集をしている本企画ですが、今回は特別企画として30歳以下の方に特化して募集させていただきます。
通常よりチャンスが増えるこの機会に皆様の投稿をお待ちしています。
締切は2023年5月31日(水)です。
ご応募お待ちしております!
※こちらはジャンプルーキー!への投稿ではなく、応募受付フォームから応募していただく企画です。
→くわしくはコチラから