【第40回】「ジャンプルーキー!」投稿者への広告収入100%還元を、アプリのみからWEBにも拡大しました!

こんにちは。編集部の「ルーキー!」担当M山です。

5月に「ジャンプルーキー!」は、
アプリ広告収入の投稿者への100%還元を始めました。

クリエイターの皆様に
「ルーキー!」で自由に連載して収入をたくさん得てほしい、
という思いからでした。

結果、予想を超える反響をもらいました。
日々、新しいマンガの投稿があり「ルーキー!」はおかげさまで、
どんどん活性化しています。

これまで投稿された作品は、16000作品を超え、話数で数えると54000作品にもなります。

こんな凄い反響をもらえるのだったら、
さらにクリエイターの皆様の期待に応えたい!

そこで、広告収入100%還元する対象を、
アプリだけでなく、WEBにも拡大することにしました。

本日9月3日より、投稿していただいたマンガがどんな環境で読まれても、
全ての広告収入を投稿者に還元します。

「ルーキー!」では閲覧数がアプリよりもWEBの方が遥かに大きい作品がほとんどです。
また、「ルーキー!」はたくさんの読者が集まる「少年ジャンプ+」から
読むこともできますが、その時表示されるのはWEB版です。

つまり、広告収入も、これまでより遥かに大きくなります。

よりクリエイターが創作をし続けて、読者に読んでもらうために、
理想的な環境を「ジャンプルーキー!」は追及していきます。

利用できるアドネットワークは、
アプリ版は、AdMob。
WEB版は、i-mobileとAdSenseです。

たくさんの投稿を今後ともお待ちしています!


自分の作品から広告収入を得るための設定方法はコチラ

「ジャンプルーキー!」
・iOSアプリはコチラ
・Androidアプリはコチラ
・WEBサイトはコチラ

少年ジャンプ+にルーキー出身作家の読切作品が登場!!

少年ジャンプ+でルーキー出身作家の読切作品が掲載決定!
掲載スケジュールは、以下の通りです。

◆9/7(金)「D-SHIELDER」 飛ヶ谷ケンスケ
“シールダー”それは万物を退ける者・・・。鋼のシールダーの誇りを持った男が一番守りたいものとは・・・!?
聖なる勇者のギャグファンタジー読切!!

作品はコチラからご覧ください。
[少年ジャンプ+]D-SHIELDER

◆9/10(月)「むとうとさとう」 赤塚大将
女子力が異常に高い男の子・武藤くん。彼には憧れの眼差しを向ける一人の女の子がいた!
女子力高い男子×男勝り女子のドキドキLOVEコメディ!!

作品はコチラからご覧ください。
[少年ジャンプ+]むとうとさとう

少年ジャンプ+にルーキー出身作家の読切作品が登場!!

「ジャンプPAINT画力マンガ賞」の結果を発表しました

「ジャンプPAINT画力マンガ賞」の選考結果を本日発表しました。

「ジャンプPAINT画力マンガ賞」はジャンプPAINTから応募可能な、完全に画力のみを評価する賞です。
たくさんの応募をいただき、ありがとうございました。
編集部が選んだ作品は…? 結果を、ぜひチェックしてください。

「ジャンプPAINT画力マンガ賞」の選考結果はコチラ

「ジャンプPAINT画力マンガ賞」の結果を発表しました!!

2018年7月期のルーキー賞受賞作を発表しました!

本日、2018年7月に投稿された作品のランキング上位10作品の中から、ジャンプ編集部の選んだ月間ルーキー賞受賞作品を発表しました。

2018年7月期 受賞作発表はコチラ

受賞作はもちろん、最終候補作となったランキング上位10作品の全てに編集部がコメントしていますので、受賞作と合わせてご覧ください。

なお、8月期の月間ルーキー賞からは賞金5万円の「編集部期待賞」を新設いたします。
これは、最終候補のランキング10位以内に含まれない作品の中で、編集部が特に推したい作品に与えられる賞です。

月間ルーキー賞は毎月開催しているマンガ賞で、現在は2018年8月期のランキングを毎日更新中です。月間ルーキー賞について詳しくは「月間ルーキー賞とは」をご覧ください。

ルーキー出身作家の新連載が少年ジャンプ+で8/14スタート!

ジャンプルーキー!出身美麗絵師・かざあなとシリーズ累計400万部突破の『怨み屋本舗』栗原正尚がタッグを組み、禁断のSFサスペンス新連載が開幕!

「ナノハザード」 原作:栗原正尚 作画:かざあな
善悪の狭間で紡がれる未曾有の戦慄。
決して超えてはいけない領域を描き出す、禁断のSFサスペンス。

作品はコチラからご覧ください。
[少年ジャンプ+]ナノハザード


8月スタートの少年ジャンプ+新連載の詳細はコチラ

かざあな先生の「ナノハザード」が8/14より連載スタート

ルーキー出身作家の新連載が少年ジャンプ+で8/13スタート!

ジャンプルーキー!出身作家・ブーメランパンツ野郎先生の新連載がジャンプ+で8/13(月)からスタート!

「邪図」 ブーメランパンツ野郎・作
2018年最大の衝撃作!! あのブーメランパンツ野郎が放つ渾身の怪奇譚!
読めば最後、貴方も不条理で奇奇怪怪な世界へと引きずり込まれる・・・

作品はコチラからご覧ください。
[少年ジャンプ+]邪図

・8月スタートの少年ジャンプ+新連載の詳細はコチラ
・ブーメランパンツ野郎先生の前連載作品はコチラ
[少年ジャンプ+]群馬アイドル神話 馬セブン


ブーメランパンツ野郎先生の「邪図」が8/13より連載スタート

【第39回】イラストレーター兼、ジャンプ+連載作家!高村真耶(MAYA)先生による“画力”向上インタビュー!

いつもジャンプルーキーへのご投稿ありがとうございます!

今回は、漫画家さんの多くが悩んでいるであろう<画力>についてのブログになります。是非参考にしてみてください!


先日、ジャンプルーキーでジャンプPAINT画力マンガ賞を募集しました。編集部が“画力”だけを評価して、優れた方には賞金と読切掲載権を授与するコンテストです。


どれだけ面白いストーリーだったとしても、絵が拙ければ、その漫画の面白さは読者には伝わりません。言うまでもなく、漫画を描く上で“画力”はとても大事です。

今回は特に“画力”に焦点をあてて、ジャンプ+でヨルの鍵を連載している高村真耶(MAYA)先生にお話を伺いました。

コミックス1巻はコチラ!

元々、大手ゲームメーカーでイラストレーターとして活躍し、その圧倒的な“画力”で描く世界観が漫画家・高村先生の最大の魅力になっています。
「絵がなかなか上手くならない…。」「絵は自信あるけど、漫画が描けない…。」と悩んでいる漫画家、イラストレーター必見のインタビューです!


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―――イラストレーターとして2冊画集を出版されていますが、イラストと漫画を描くときの違いは何ですか?

イラストは一枚の中に心情と物語や世界観を凝縮して、それをインスピレーションで感じてもらう、想像して頂くことが前提になるのですが、漫画はそれを更に言葉やしぐさ、流れや時間でも表現できる…、説明できる…という違いが一番大きく感じています。
漫画はイラストでは諦めていた伝えたいことの半分は出せるというか…。
でもイラストの「なんとなく、こう!」という瞬発力のあるパワーも大好きです。


―――どうやって絵の練習をしていましたか?

後にも先にも「練習」という言葉に当てはまりそうなのは、高校生のときにやったデッサンです。
それ以外は好きでただ描いているとしか言いようがないんですが、既に描けなくもない好きなものばかり描いていても上達するわけもなく…。ただ、たまに描きたい!と思ったものが想像だけでは全く描けない…と壁にぶち当たって、その時やっと資料を見てみるというのを繰り返していたのが大学生の頃だったかと思います。
仕事をするようになってからは要求があるので見ないと描けないものが多くて、資料をちゃんと見ることが習慣になりました。今もそれは続いていて、漫画はイラストと違って今まで描いてこなかった背景があるので、もうとにかく資料探しです。

「独特」「自分の世界」なら資料は見ずに自分の頭の中に蓄積されたものを描くべきと思いますが、「基礎力」の部分はやはり、ちゃんとこの世にあるものをしっかり見て描くことが上達の早道だったのだろうなぁ…と今更思います。


―――キャラクターを描くコツを教えてください。

想像…というよりは気持ち悪いくらい妄想するしかないかなって思っています。漫画はイラストよりキャラクターを動かせるので詳細を想像しやすいです。
私は(独学ですが)アニメーションも描いていたせいかどうかは分かりませんが、頭の中でキャラクターが動いている姿を想像するのが好きです。

口の開け方、髪の毛の重さ、まつ毛は影を落とすくらいなのか。指先は繊細で器用に動きそうだな、とか。投げ出された足に重そうだな、背は高そう、だとか。
3DCGみたいに360度眺められる空間で、その場で本人にちょっと回ってみてもらうと、それだけでキャラクターは全然違う動きをします。
しゃららんと優雅に回る、しぶしぶドスドス回る、嫌ですと首を振る…。だんだん匂いや声まで聞えるような気もしてきます。
キャラクターは我が子同然というのは本当だなぁと思います。それをまた手で描いて表現する、というのが難しいのですが、とにかくたくさん想像して、その半分だけでも表現できたらいいなと思っています。


―――現在、使用されている機材やソフトについて教えてください。

WindowsCLIP STUDIOで描いています。使い始めて約1年、特にカスタマイズも何にもしていません。デフォルトのままでとにかくすぐ描き始めることができます。素晴らしいソフトです。
カラーはPainter2018を。ずっとPainterを使ってイラストを描いていたのでCLIP STUDIOでカラーも描きたいのですがなかなか慣れなくて、まだ練習中です。サムネイルのイラストや13話の冒頭カラーはCLIP STUDIOで描いています。
ペンタブはintuos 5 touchを使用しています。液晶タブレットとか最新タブレットとかでは全くないです。もう何年の付き合いか分からないですが、壊れるまでは買い替えないかと思います…。もう1枚あるので当分買い替えどきは訪れないかもしれません…。(ペンは1本しかないのですが)


―――『ヨルの鍵』が初めての漫画連載ですが、漫画を描く上で気をつけていること、大変なことは何ですか?

質問とちょっと外れているかもです。すいません…。
編集さんの話をちゃんと聞く!!
気をつけているというより気になるというか…。連載が決まった段階で、「コマ割りは5コマくらいまで」「情報入れすぎない」「効果線ってね…」※画像1・2 「オノマトペって分かる??」※画像2・3 という、おそらくかなり低次元の話をしていただいたのですが、もう目からウロコがぼろぼろで、描き方教えて頂いたら漫画らしい漫画が描けちゃったよ!なんだか読みやすくなったよ!という衝撃がとにかくすごくて…。
「話を聞く」というのと「言うことを聞く」のという違いは間違えないようにしなくてはとよく自分を言い聞かせてはいます。

画像1
画像2
画像3
この、編集さんという存在が制作の上でイラストとは一番違っていて、一緒に作品を作ってくれる存在というのはイラストだけやってきた私にとって本当にある意味ショッキングでした。
イラストは「こういうイラスト」と依頼されて、ラフを描いて提出して完成までストイックに描き上げる。その工程中に作品に干渉されることは滅多になかったのですが、漫画は一転してダメ出し必至!(私がまだまだ未熟なせいかと思いますが)
ただこれがとにかく刺激的で、「これが描きたいです!(提出)」「ダメです!」「ほげー!!」「理由はね…」
リテイクを頂く、それに付き合ってくださる、ダメな理由を教えてくださる、何かよくなった。
「成長した!!!」というこの瞬間がたまらなく嬉しくて、今、刺激的です。面白いなあと。

先日編集さんに、「まやさんはもう漫画やめられないと思うよ…」と言われた時、呪いの言葉か何かか…と思ったのですが、んーそうかなあ、…そうかもしれないなぁ……そうかもしれないなぁ…と二三度同じことを逡巡しました。


―――漫画家を目指している人にオススメの“画力向上法”等があれば教えてください。

漫画が描きたい人が絵を描くことが好きかって、もしかして必ずしもそうでもないのかな…?と最近思うことがあって、でもやっぱり絵を描くことが好きと思えたらいいなぁ…と。
私は絵を描くことはもちろんなんですが、線を引くだけで楽しいので…。
「好き」が一番だな、と。

これは、漫画のいいところ!と勝手に思っていることなのですが、

絵が描きたくない…そうだプロットをやろう!

話が思い付かないからキャラデザしておこう!

緻密に描きたくないときはネームに限るよね!

とやりたくないことから脱出して、気分転換しながら作れるところだなーと思っています。


*****


高村先生ありがとうございました。

インタビューにもあったように“基礎”がとても大事です。自分が描きたいキャラクターや世界観を漫画として上手く表現するためには、<デッサンをする><資料を見て描く><人に意見を聞いてみる>、といったこと等を繰り返し、“基礎力”を上げることが“画力向上”の近道だと思います。
是非、皆さんの今後の画力の研鑽の参考にしていただけると嬉しいです。


少年ジャンプ+で絶好調連載中!! 『ヨルの鍵』はコチラ!