月間ルーキー賞2025年5月期 受賞作発表 ブロンズ賞2本 期待賞1本出る！もう一度会いたくなるキャラを目指そう！
ブロンズルーキー賞
「少年ジャンプ＋」連載枠に掲載 賞金￥100,000-
月間ルーキー賞ランキング1位
ブロンズルーキー賞
「少年ジャンプ＋」連載枠に掲載 賞金￥100,000-
月間ルーキー賞ランキング2位
編集部コメント
短いページながら、シュールな読み味で面白かったです。細かいキャラ描写が上手いのも、力を感じました。もう少し1～2人のキャラにフォーカスして、魅力が出るように描写できると、さらに読み応えのある作品になるかと思います。次回作も期待しております。
編集部期待賞
賞金￥50,000-
編集部コメント
この作品は当月期のブロンズルーキー賞に届かなかった作品でしたが、複数の編集者の強い期待を集めたので「編集部期待賞」を贈呈します。ルーキー賞の仕組みはこちらを参照ください。マスコットシールの表情が豊かで楽しかったです。また、主人公の心情の変化も丁寧に描かれていてドラマ性が感じられました。一方で、絵柄にやや古さを感じる場面もあり、デフォルメ絵の多用が要因のひとつかもしれません。全体で使用箇所を見直すと、よりバランスの取れた仕上がりになると思います。シールがめくれる演出がユニークなのも良かったです。次回作も楽しみにしています。
月間ルーキー賞ランキング3位
編集部コメント
主人公の男の子を巡る3人ヒロインの構図が上手くまとまっており、コメディとして楽しく読めました。この3人の掛け合いを見るのが楽しいので、物語の軸をブラさずに展開できると良いと思います。一方で、ヒロインの可愛さを際立たせるには研究が必要です。自身が可愛いと感じたキャラや人気作のデザインを分析し、線や構図に活かしてみてください。引き続き頑張ってください。
月間ルーキー賞ランキング4位
編集部コメント
12ページと短いページ数ながら、しっかりストーリーにオチをつけられていて構成力の高さを感じる作品でした。今作は展開のアイデアでお話を作ってしまっていたので、次回作では、セリフやデザイン等、キャラクターをユニークかつ魅力的に描くことも意識してみてください。応援しております。
月間ルーキー賞ランキング5位
編集部コメント
読みやすく、優しい雰囲気が特徴的な作品でした！一方で現状の第1話では、主人公たちがどのような魅力を持ったキャラなのか、まだはっきりとはわからない状態だと感じました。初見の読者にも主人公たちキャラの人間性が伝わるような描写をしっかり入れていけると、より2話以降への期待が高まる作品になると思いました。
月間ルーキー賞ランキング7位
編集部コメント
真面目な雰囲気からの、家庭教師のオチが面白かったです。最後、読後感よく終わっていたのも良かったです。全体的に表情の引き出しを増やせると、読者からするとよりキャラクターに共感できるかと思いました。また、ギャグとして読むと、もっとシュールさを全面に出して、テンポよく話を進められたほうが、充実感のある読み味になるかと思います。次回作も期待しております。
月間ルーキー賞ランキング8位
編集部コメント
能力・性格共に、対極のキャラクターを置くことで、読者からすると応援したくなる関係性になっていて、楽しく読ませていただきました。クルクがちゃんと活躍できる展開なのも良かったです。アクション多めの題材なので、動きにもう少し躍動感をつけるよう意識できると、画面としてより楽しめる作品になるかと思います。次回作も期待しております。
月間ルーキー賞ランキング9位
編集部コメント
モノローグのセンスが光る作品でした。悪いキャラが倒される、スカッとする展開も良かったです。主人公、格好いいキャラだったのは良かったのですが、行動原理が分からないまま話が進んでしまったのがもったいなかったです。展開だけでなく、キャラクターに共感させることを意識しながら作品づくりをしてみてください。次回作も期待しております。
月間ルーキー賞ランキング10位
編集部コメント
優しい雰囲気とキャラで、ほっこりと読むことのできる作品だったと思います！このテイストは活かしつつ、絵柄やキャラのギャップ、展開の驚きなど何か一つ意外性のあるような次回作も、ぜひ拝見したいと思いました。
月間ルーキー賞ランキング11位
編集部コメント
終盤の展開で驚きを作ろうとする強い意識を感じる作品でした！今後は画力の向上に努めていただければと思います。また物語の内容については、読者がキャラクターの魅力をしっかり知る前に展開が動いている印象を受けました。主人公2人の人間的な魅力の描写をしっかり入れた上でこの展開ができると、なお多くの読者の胸を打つ作品になっていくと思います。
月間ルーキー賞ランキング12位
編集部コメント
主人公2人の会話が活き活きとした魅力的なものになっており、この2人だからこその「推せる」関係性をしっかり構築できていたと思います！今後は画力の向上に努めていただき、このような内容をより絵的に印象付けられるようになると、なお多くのファンが増えそうな作家さんだと感じました。
月間ルーキー賞ランキング13位
編集部コメント
分かりやすいモチーフで、キャラの掛け合い上手く、面白かったです。全体的に、１コマの中でのフキダシ、セリフ量が多く、読みにくいのが気になりました。また、コマにメリハリももう少し意識できるかと思います。「読みやすさ」を意識して、セリフなど整理してみてください。次回作も期待しております。
月間ルーキー賞ランキング16位
編集部コメント
非常にわかりやすい企画で、肩の力を抜いて読める作品でした！今後は画力の向上に努めていただければと思います。またこの方向のギャグのオチで畳み掛けるのであれば、ヒロインが本来はどれほど真面目にこの仕事に取り組むつもりなのか/毒味役という仕事がどれほど真面目な仕事か、というフリをより強く描写できると、更なるオチとのズレが生まれより笑いに繋がりやすくなると思いました。
月間ルーキー賞ランキング17位
編集部コメント
鯉が人間を食べる場面など、線に躍動感があり迫力を感じました。一方で、特殊な設定が複雑かつ多いため理解のハードルが高く、能力の難しさやリスクが伝わりにくかった印象です。また、設定由来のキャラ属性が前面に出ていたため、主人公ならではの個性や魅力がもう少し見えると良かったと思います。全体の文字量も多めだったので、スマホでの閲覧を意識した調整も意識してみてください。次回作も楽しみにしています。
月間ルーキー賞ランキング18位
編集部コメント
主人公の特別性が面白く、状況に対して積極的な様も楽しめました。また世界観のディティールが魅力的でした。導入部分、テンポはいいもののキャラを好きになる前に展開が進んでしまうので、やや性急に感じます。説明台詞も減らしつつ、大勢の読者にとって入りやすい1話ができるといいかと思います。応援しております。
月間ルーキー賞ランキング19位
編集部コメント
強い、モテるなど、読者にとってわかりやすい長所がある主人公で、見ていて気持ちが良かったです。テンポの良さも魅力的でした。主人公のステータスに対して性格面がやや掴みづらく、キャラクターにまだ改良の余地が見られます。憧れ・共感など、「読者が好きになってもらう」ことを目的としてキャラの言動を見直してみましょう。応援しております。
月間ルーキー賞ランキング20位
編集部コメント
主人公の心の機微を短いページ数ながらも見事に描き切っていて、良かったです。図書委員長のセリフの言葉選びも素敵でした。ただ、セリフだけで埋まっているコマが多く見受けられます。セリフと併せてキャラの表情の絵を載せることで、より印象的なセリフになるよう意識してみると良いかもしれません。次回作も期待してます。
月間ルーキー賞ランキング21位
編集部コメント
読みやすい絵柄と勢いのあるセリフ回しで、読後感が爽快な作品でした。アメーンのキャラデザもかわいらしくて素敵でした。一方でアメーンに対して主人公の好感度がやや低いのが気になります。主人公の好感度調整も意識して作れば、なお多くの読者に読んでもらえるような作品になると思います。次回作も期待してます。
月間ルーキー賞ランキング22位
編集部コメント
登場人物をマスコットキャラ的なデザインにすることで、リアルな題材を飲み込みやすくできていると思います。1話としてはスロースタートな印象で、せっかくタイトルに「リケジョ」というキーワードがあるので、1話内でもリケジョならでは視点等を織り交ぜられると、他のエッセイ作品との違いを読者も認識でき、2話以降への期待感を高められるのではないかと思いました。頑張ってください。
編集部からの総評
ブロンズ賞2本 期待賞1本出る！もう一度会いたくなるキャラを目指そう！ 今月はブロンズルーキー賞2本、編集部期待賞1本という結果となりました。どの作品も楽しく読ませていただきましたが、全体的に設定に頼った展開が目立った印象です。物語をより魅力的にするためには、設定だけでなくキャラクター自身がストーリーを動かしていく構成を意識すると良いでしょう。読者がキャラの行動や心情に引き込まれることで、作品全体の引力が増していくはずです。今後の挑戦にも期待しています。
編集部コメント
「天使と悪魔」という定番のモチーフを、自分なりの切り口で魅力的に落とし込めていました。演出や構図にも工夫があり、読み手を引き込む見せ方を意識できていたと思います。一方で、脚本や設定が先行し、キャラクターが作家さんの意図に沿って動いている印象を受けました。キャラ自身の矜持や性格が自然ににじむエピソードを盛り込むことで、より厚みのある人物像に育てられると思います。キャラたちの表情はとても魅力的でした。次回作も楽しみにしています。