2025年4月期ジャンプ+連載争奪ランキングの結果を発表しました!

本日、2025年4月期ジャンプ+連載争奪ランキングの結果を発表!
ランキング上位の1作品が「ジャンプ+インディーズ連載」の連載権を獲得しました。

2025年4月期ランキング結果はコチラ

ジャンプ+連載争奪ランキングは毎月開催しているマンガ賞で、現在は2025年5月期のランキングを更新中です。
ジャンプ+連載争奪ランキングについて詳しくはコチラ
ジャンプ+インディーズ連載について詳しくはコチラ

「少年ジャンプ+漫画賞2025年5-6月期」の応募受付を開始しました

少年ジャンプ+でヒットを目指す新人作家、求む!
「少年ジャンプ+漫画賞2025年5-6月期」募集開始!

『SPY×FAMILY』や『怪獣8号』など、次々とヒット作を生み出している少年ジャンプ+。
少年ジャンプ+は、次世代のヒットを担う新しい才能を求めています。
本漫画賞は今2か月ごとに年6回締切で、いつでも応募ができる常設の賞です。

5-6月期の特別審査員は、少年ジャンプ+にて『クソ女に幸あれ』を大好評連載中!! 岸川瑞樹先生!!

賞の詳細や応募方法については、こちらをご覧ください。

締切は2025年6月30日(月)!!

少年ジャンプ+連載を目指す第一歩!
未来の漫画界を担うアナタのご応募、お待ちしております!

※4月30日(水)締切の「少年ジャンプ+漫画賞2025年3-4月期」の結果発表は、7月15日(火)頃を予定しています。

「少年ジャンプ+漫画賞2025年5-6月期」の応募受付を開始

「ジャンプ+インディーズ」連載が5/1連載開始!

「ジャンプ+連載争奪ランキング」にて連載権を獲得した作品が少年ジャンプ+で開始!
インディーズ連載とは、編集部のネームチェックを経ずに自由に連載できるジャンプ+の連載枠です。

2025年5月の連載開始スケジュールは、以下の通りです。

◆5月1日(木)「気になる来見さん!」楠渚生
美しすぎる少女・来見に憧れている地味系男子・藤森。
注目されると声が出なくなる性格のせいで彼女と話したことは一度もなく、接点もないはずが…?
トンデモ激重美少女と陰キャ鈍感男子のすれ違いラブコメ開幕♡

6月以降も、新連載開始に向けて現在準備中です。
インディーズ連載権の獲得を目指してさらに多くの方が連載争奪ランキングにエントリーしてくれることをお待ちしています!

・ジャンプ+インディーズ連載の詳細はコチラ
・ジャンプ+連載争奪ランキングの詳細はコチラ
・開催中のジャンプ+連載争奪ランキングはコチラ

 「ジャンプ+インディーズ」連載がスタート!

ルーキー出身作家のジャンプコミックス5/2(金)発売!!

5/2(金)にジャンプルーキー!出身作家のジャンプコミックスが発売!!

◆イマニン 【1】 原作:馬渕朝子 作画:安藤コウヘイ
悪の蔓延る今の世で、平和を守る“忍”務開始!!
三日月りおは、現代に生きる新米ニンジャ=イマニンジャ!日々、ハイテク忍具を駆使して悪を退治している。
三日月の相棒、先輩・五十嵐一は、昔ながらの“忍術”を使える、数少ない生き残り=ムカシニンジャ。
だけど先輩は、なぜか三日月だけには忍術を見せてくれない…!! 五十嵐が“忍術”を見せないのには、ある“恥ずかしい理由”があって…!? 
シゴデキ後輩×ポンコツ(?)先輩のイマドキ忍者ラブコメディ、開幕!!
1巻試し読みはコチラ

◆ラブイズオーバーキル 【1】 アストラ芦魔
殺し屋の俺は、殺人の罪で処刑されたはずだった――。
スモア・ミルウォーキーの天才的な手術によって、死から蘇生した凶悪犯=デッド・ペインキラー。
彼はまだ、これから我が身に降りかかる、ほんとう(?)の愛(オーバーキル)を知らない…。
鬼才・アストラ芦魔が贈る超スリリング新婚LOVEコメディ、開幕!!
1巻試し読みはコチラ

◆星交O者 【1】 一ノへ
幼馴染で大親友のオクトちゃんの死を受け入れられず引きこもりになってしまった少年・よおた。
絶望の夜に禁断の願いを叫んだ彼の眼前に現れたのは――!?
シン感覚ファンタジー超友戦記第1巻!!
1巻試し読みはコチラ

ルーキー出身作家のジャンプコミックス発売!!

【第128回】オーディション番組から考察!読者に「好きになってもらう」キャラの作り方

いつも編集部ブログをお読みいただき、ありがとうございます!
少年ジャンプ+編集部のT橋です。

さて、皆さんは「オーディション番組」はご覧になるでしょうか?
「なぜ『ジャンプルーキー!』の編集部ブログでオーディション番組の話を…」と思われるかもしれませんが、
「見ず知らずの状態から出演者を応援してもらう」というオーディション番組の見せ方は、
「見ず知らずの状態からキャラクターを好きになってもらう」という漫画の見せ方にも通ずるところがある…と私は思っています。

今回は昨年から今年にかけて大きな話題を呼んだオーディション番組『timelesz project -AUDITION-』を参考に、「『読者に好きになってもらう』ためのキャラの作り方」について考察していきたいと思います。特にキャラ作りに難しさを感じている新人作家さんの参考になれば幸いです!
(なお本記事は、『timelesz project -AUDITION-』の番組終盤の展開についても一部言及しています。完全なネタバレを避けたい方は、番組をご覧になってから本記事をお読みいただくことを推奨いたします。)

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www.netflix.com
※『timelesz project -AUDITION-』(以下、略して『タイプロ』)
STARTO ENTERTAINMENT所属の男性アイドルグループtimelesz(旧名:Sexy Zone)の、追加メンバー決定オーディションの様子を描く番組。
Netflixにて配信中。オーディションへの応募総数は18,922件。
結成12年超えの人気グループとしては異例となるオーディション企画は、国内で大きな話題を呼んだ。


ダンストレーナーの描写から「ギャップ」を考察する
まずはtimelesz候補生にダンスのレクチャーをしていたダンストレーナー、NOSUKEさんに注目してみたいと思います。

NOSUKEさんは数々の人気アーティストのライブに出演経験のあるダンサーで、
timelesz/Sexy Zoneの多くの楽曲の振り付けを担当するなど、timeleszとの関わりの強い振付師でもあります。

『タイプロ』内でも、候補生に対して「僕が一番 より厳しい目で見るつもりでいます」「もう入れさせない目で見てます」と、
長くtimeleszと関わり、グループへの強い愛情があるからこその厳しい思いを語ったNOSUKEさん。
番組内でも、厳しい言葉で候補生たちを叱咤激励するシーンが目立っていました。

そんな中話題になったのが、五次審査終了後の NOSUKEさんの涙でした。
五次審査の通過者と非通過者が発表された後、timeleszメンバーや候補生たちからは見られない場所で、NOSUKEさんは声を押し殺しながら激しく涙を流します。
長い審査を経て、厳しい課題を乗り越えてきたtimelesz候補生たちへの想いが溢れたであろう瞬間は、大きな驚きと話題を呼びました。

このシーンについては、
・候補生に対して厳しい態度を取ることの多かったトレーナーが
・審査結果の発表後に激しく泣いている

ので、そうではない人が泣いているのと比べて意外性が生まれたのかと思います。

このように「その人が持つイメージと真逆の行動をさせる」ことは、その理由がしっかり読者に共有されれば、漫画のキャラクターにおいても魅力的な「ギャップ」に繋がることは多々あります。

『タイプロ』内ではその他にも強い「ギャップ」を持つ出演者が数多く登場しますので、
「その人のどのようなギャップが魅力につながっているか」を考えて言語化すると、漫画のキャラクターにも活きるかもしれません。


候補生の描写から「共感」「憧れ」を考察する
今回は見事timelesz の新メンバーとしてデビューを果たした、元候補生の寺西拓人さんに絞って考察していきたいと思います。
『タイプロ』への参加発表前は5.5万人ほどだった寺西さんのInstagramのフォロワーは、現在は130万人を突破しました。

寺西さんは2008年、事務所に入所。timeleszメンバーの菊池風磨さんとは同期入所でした。
バックダンサーの仕事を中心にキャリアを積んだ後、『タイプロ』までグループに所属することはなく、俳優としての仕事をメインに活躍されていました。

一方で菊池さんを初めとする同年代がグループでアイドルとして活躍していく中、
「芝居をやりたいという気持ちも嘘ではないが、やはり歌って踊るアイドルへの想いも捨てきれない」と今回のオーディションに参加。

オーディション中はバックダンサーや俳優の経験で培った圧倒的なスキルで他の候補生をリードし、
芸歴十数年の経験値からくるアドバイスで悩める10代の候補生を導いたり…とそのスキルのみならずリーダーシップも高く評価されていました。

このように
共感できるポイント:同期が活躍していく中、かつての夢に未練を感じている
憧れられるポイント:とはいえ目の前の仕事には全力で向き合ってきたので、スキルも自信もしっかり身についている

と「共感」「憧れ」どちらもしっかり立っているのが寺西さんの魅力の一つだと感じています。

このような「共感」「憧れ」を軸としたキャラの立て方は漫画内でもよく見られるものです。
『タイプロ』をはじめとしたオーディション番組で、
好きな出演者の「共感できるポイントはあるか」「憧れられるポイントはあるか」を探してみるのも、良い思考実験になるかと思います。

*****

最後に
ここまで読んでいただいた方には、現実世界の人気者には「ギャップ」「憧れ」「共感」など、
漫画のキャラクターにも活かせそうな好感度の上がるポイントが少なからずあることが少しでも伝わったのではないか、と思います。
キャラ作りで迷ったら、自分の好きな実在の人物の「どこが好きなのか」を突き詰めて考えるのもいいかもしれません!



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少年ジャンプ+にルーキー出身作家の読切が続々掲載!

少年ジャンプ+でルーキー出身作家の読切作品が掲載決定!
掲載スケジュールは、以下の通りです。

◆4月29日(火)「ミュータン」山下もみよ
歯科医がある日出会ったのは、命を持った虫歯菌…!?
さらになぜか一緒に暮らすことに…!?
『マッチングアプリで知り合った人と今日死ぬんだ』の奇才・山下もみよが贈る、予測不能・虫歯系ギャグコメディ!!

◆5月2日(金)「賢者のごとく」三上カン
孤独が才能を育てる…。
高校生の貞春は、偉人を愛し、偉人を目指し慎重な学生生活を過ごしていた。
そんな彼の心を乱す存在が現れ…!?

これまでにジャンプデビューしたルーキー出身作家の実績はコチラ

 少年ジャンプ+にルーキー出身作家の読切が続々掲載!

少年ジャンプ+にルーキー出身作家の読切が掲載!

少年ジャンプ+でルーキー出身作家の読切作品が掲載決定!
掲載スケジュールは、以下の通りです。

◆4月25日(金)「でも美優ちゃんには僕がいないと」青木ミズ
依存体質で、束縛気質で、激重の、世界一わがままな美優ちゃんと、それに付き合ってしまう僕。
『まい子と池田』『花のようなわたしたち』の新鋭が描く依存な関係39ページ。

これまでにジャンプデビューしたルーキー出身作家の実績はコチラ

 少年ジャンプ+にルーキー出身作家の読切が続々掲載!