月間ルーキー賞 2023年11月期 受賞作発表

月間ルーキー賞202311月期 受賞作発表 研ぎ澄まされた演出力が光る2作品がブロンズルーキー賞受賞!

ランキング上位10作品から編集部の審査で選んだ月間ルーキー賞の発表です!
投稿者は受賞作品と編集部によるコメントを比較して作品作りに活かそう!
ルーキー賞について詳しくはこちら

ブロンズルーキー賞

「少年ジャンプ電子版」もしくは「少年ジャンプ+」連載枠に掲載 賞金¥100,000-

月間ルーキー賞ランキング3

エセ関西弁で喋んな

久しぶりに兄と再開するはずが、 兄になりすました他人が現れた話 (流血の表現があります。苦手な方はお気をつけください)

善中いつき

編集部コメント

「なぜか兄を殺そうとしている弟」「その兄に成り済ました、鳩の被り物をした別人」という強いキャラを序盤にしっかり立てていることで、読者の興味を引けていると思います。キャラの表情からも熱量を感じました。今後は人物画/背景画共に基礎的な画力を向上させるのはもちろんのこと、キャラの位置関係がわかりやすい構図を意識していくことも重要だと思います。加えて、ページ数に対して時系列の転換や、ストーリーの情報量が多い印象も受けました。ページ数に見合った内容で作品をまとめていくことを目指していきましょう。

ブロンズルーキー賞

「少年ジャンプ電子版」もしくは「少年ジャンプ+」連載枠に掲載 賞金¥100,000-

月間ルーキー賞ランキング6

編集部コメント

シンプルで分かりやすい企画で、ハッタリと分かりやすさを両立した演出力が際立った作品でした。同じような展開が続くにも関わらず飽きさせない、めくりの使い方も見事です。次回作はさらに展開で読者を驚かせるような作品を期待したいです。

編集部期待賞

賞金¥50,000-

君は僕のすべて

造られた男の子の話です。

夏野おわり

編集部コメント

この作品は最終候補の10位以内に含まれない作品でしたが、複数の編集者の強い期待を集めたので「編集部期待賞」を贈呈します。ルーキー賞の仕組みはこちらを参照ください。わかりやすさと引きの強さを兼ね備えた企画だったと思います。感情描写も丁寧で主人公に感情移入しやすかったですし、ページのめくりを活かした演出で読者をドキドキさせたりと演出力も光っていました。次回作以降では、さらに独自性が現れた企画や構成を期待しています。

最終候補作

月間ルーキー賞ランキング1

編集部コメント

主人公とヒロイン2人の、思春期ならではのやりとりが上手く描かれていました。周りを気にしてしまい、それを乗り越えて思いを伝えるまでを丁寧に描写していて、共感を呼ぶ物語になっていると思います。物語を綺麗にまとめる力はあるので、様々な題材・テーマを選んで、作品の幅を広げると、より面白い作品が生まれると思います。次回作も期待しております。

月間ルーキー賞ランキング2

編集部コメント

古典を下敷きにしつつ、絵・演出にたっぷりアイデアが込められた意欲作でした。高い画力は大きな強みだと思います。またラストの追加エピソードなどのオリジナル要素も楽しかったです。切り口自体の新規性はまだ薄めなので、キャラ解釈・設定解釈をもっと自由な視点で掘り下げてみても良いのではと思います。次回作も期待しております。

月間ルーキー賞ランキング4

編集部コメント

キャラを好きになる心理を非常に細かく描いていて、共感できる読者は確かにいると思える作品でした。ただ、実際の作品にフォーカスを当てすぎてしまい、個々のキャラクターが弱くなってしまった印象を受けました。

月間ルーキー賞ランキング5

編集部コメント

70ページという大作でしたが、セリフ運びとコマ割りがうまく、最後まで手を止めることなく読むことができました。絶望からハッピーエンドへの流れも綺麗で気持ちの良い読後感を演出できています。読みやすさを武器に、今後は画力を磨きつつ、魅力的なキャラや世界観を作れるようになると、可能性が広がると思います。頑張ってください。

月間ルーキー賞ランキング7

編集部コメント

髪を通して人の印象・生き様が変化していく様子が丁寧に描かれていました。カットのシーンは良く調べられていて、分かりやすく、迫力がありました。所々、コミカルなシーンを入れているのも、キャラの好感度が高くて良かったです。しかし、物語の核となる、真くんのカットシーンに至るまでが冗長で、全体的に間延びしている印象です。必要な要素を、適切なページ数で描き切ることを意識してみてください。次回作も期待しております。

月間ルーキー賞ランキング8

編集部コメント

大胆なコマ割り・個性的な構図や演出が面白く、絵的なアイデアに溢れた快作でした。テーマの掘り下げが丁寧で、「痛風」を知らない読者にも伝わりやすくなっているかと思います。お話としてはまだ情報不足で、特に後半は少々唐突な印象を受けました。物語のリアリティラインに気をつけ、読者がキャラに共感・理解しやすいようにしましょう。次回作も期待しております。

月間ルーキー賞ランキング9

編集部コメント

神様と少年の心を通わすエピソードが丁寧に描かれており、キャラの好感度も高く穴のな い作品でした。次回は受賞を目指して画力の向上と共に、より読者に強く刺せる武器を意識して、さらなる良い作品を期待します。

月間ルーキー賞ランキング10

編集部コメント

インパクトのあるツカミが作れていました。クスッと笑えるオバケのモノローグとホラー演出のギャップが魅力的です。シンプルなオチは作れていますが、読者があっと驚くようなアイデアと捻りのある展開を入れられるとより作品に奥行きが生まれると思います。頑張ってください。

編集部からの総評

研ぎ澄まされた演出力が光る2作品がブロンズルーキー賞受賞! 今回は2作品がブロンズルーキー賞受賞、1作品が編集部期待賞受賞となりました。 今回受賞した『エセ関西弁で喋んな』と『666番目の死神』はどちらも演出力が際立っていた印象です。上記2作品は物語に必要な情報を読者に伝えるに留まらず、一コマ一コマで読者にどんな印象をどのように強く与えるか、考え抜かれているように感じました。皆様も、読者が忘れようにも忘れられない演出を詰め込んだ作品をお待ちしております。