月間ルーキー賞2018年4月期 受賞作発表 絵のレベル高し！個性光る2作品にブロンズ賞！
ブロンズルーキー賞
「少年ジャンプ電子版」もしくは「少年ジャンプ＋」連載枠に掲載 賞金￥100,000-
月間ルーキー賞ランキング6位
ブロンズルーキー賞
「少年ジャンプ電子版」もしくは「少年ジャンプ＋」連載枠に掲載 賞金￥100,000-
月間ルーキー賞ランキング2位
編集部コメント
ノラが可愛く、言葉が通じない2人が仲良くなっていく様子がとても面白かったです。絵に関しても瞳の描き方が細かくて魅力的に感じました。妖怪についての設定が唐突に現れ、盛り上がりきらずに終わった印象もあるので、伏線と見せ場について次回作ではこだわってみてもらえたらと思います。 次回作を楽しみにしております。
最終候補作
月間ルーキー賞ランキング1位
編集部コメント
工夫やアイディアがある作品でした。 ただ、それは「ジャンプルーキーでいいジャンを獲得するための」であり、「漫画を面白くするための工夫や読んだ人をファンにするようなアイディア」ではないので、漫画作品として今作は評価できるものではありませんでした。 次回作はぜひその工夫やアイディアを正攻法で使って素晴らしい作品を投稿して欲しいです。 月間ルーキー賞が「漫画の面白さや魅力を競う場」としてより機能するよう、編集部もシステム等を検討させていただきます。
月間ルーキー賞ランキング3位
編集部コメント
キャラを意識した作りなので、ページも少ない中でも楽しく読むことが出来ました。 4コマでサクサク読めてしまうところもウェブ向きですし、コンセプトもわかりやすくて良かったです。ただキャラの可愛さが勝負の漫画だと思うので、その点「ウリ」としてもっと可愛さを追求して欲しいのと、展開として飽きさせない工夫が今後さらに必要になってくるかと思います。
月間ルーキー賞ランキング4位
編集部コメント
ファンタジーの壮大な世界観がしっかり描かれていて、非常に好感が持てました。ただし、特殊な設定や固有名詞を詰め込みすぎていて、読者を置いてきぼりにしてしまっています。 もっと自分が何を一番見せたいのかを意識しての要素の整理に努めてみてください。
月間ルーキー賞ランキング5位
編集部コメント
原稿がとても丁寧で読みやすく、力を感じました。可愛いおじいさんというアイデアも目を引いて良いのですが、現状のキャラクター配置だと、その美味しさを感じづらいように感じました。やや要素が多く、何を楽しむべきか見えづらい印象もあるので、一番読者に楽しんで欲しいポイントを絞ると更に良いと思います。
月間ルーキー賞ランキング7位
編集部コメント
絵も演出も全体的に丁寧で好印象でした。特に横顔に色気があるのと、背景も含めた感情の描写にはこだわりを感じました。 一方で物語に関しては、ルーシーが最終的に何者だったのかが、やや不明瞭で、オチを感じづらいのが気になりました。ルーシーの設定と関係性をさらに掘り下げられると良かったように思います。次回作に期待しております。
月間ルーキー賞ランキング8位
編集部コメント
色使いも綺麗で、非常に好感が持てる絵柄でした。 設定や企画に関しても面白いと思います。しかし、読者と同じ視点役のキャラがいないため非常に読みづらさを感じてしまいます。読者が共感出来るつくりを意識した次回作を期待しています。
月間ルーキー賞ランキング9位
編集部コメント
個性的なキャラクターの掛け合いを描いたドタバタコメディ。キャラも多彩で、どのキャラも活き活きとしており、好感度も高かったです。 ただ、出したいキャラが多すぎてさばききれていない印象がありました。特にメインキャラである悪魔ヒロインの登場が遅いことは、連載形式であろうが読切形式であろうが明らかにマイナスポイントです。最初は一番強く推したいキャラ2人、多くても3人程度にしぼって、そのキャラの魅力を徹底的に掘り下げることにこだわってみてください。
月間ルーキー賞ランキング10位
編集部コメント
麻雀を知っているかどうかで、感想が分かれそうな作品でした。 独自の視点や麻雀のネタの使い方に面白さを感じましたので、ぜひ次回作では仮に麻雀を舞台にするとしても、知らない人も含めて楽しめるような切り口を探してほしいと思います。 また、絵柄についても読者によって反応が分かれそうに思いました。個性は残しつつ、広い読者に好まれやすい絵柄を模索してほしいです。
編集部からの総評
絵のレベル高し！個性光る2作品にブロンズ賞！ 今月は全体的に絵のレベルが高い月となりました。投稿者の方々の画力がだんだんと上がってきていることは編集部として嬉しい限りです。その中でも、独特の雰囲気に魅せられた『華と西妖』、王道の中でも新しいことにチャレンジしている『アシタガァル！！！』がブロンズ賞を受賞しました。 画力が高い作品が揃う中で、抜け出すためには自分だけの武器が必要です。斬新な企画を考える、まだ見ぬ世界観を描く、魅力的なキャラを生み出す、方法は無数にありますが、画力にもう一つプラスとなる自分の個性を見つけて「どこでも読んだことのない」作品が生まれることを期待しています。
編集部コメント
王道の中でも新しいことにチャレンジしている作品だと感じました。恋、スポーツ、タイムループ、複数ある要素をテンポよく読ませる力を感じます。主人公も、他の登場キャラも好感度が高く描けています。 ただ駆け足でストーリーが進むため、コマ割りが細かい部分が多く、画面として見にくい部分もありました。場面が変わった際にヒキの絵を挟んであげるなど、読者がスムーズに読むための工夫を考えるようにしてみてください。