月間ルーキー賞2017年11月期 受賞作発表 読み応えのある作品が多数!ブロンズルーキー賞3本選出!
ブロンズルーキー賞
「少年ジャンプ電子版」もしくは「少年ジャンプ+」連載枠に掲載 賞金¥100,000-
月間ルーキー賞ランキング4位
編集部コメント
構成がよく出来ているストーリーを丁寧に作画されていて、素晴らしいと思いました。また、見開きの演出にセンスを感じました。二人がお互いどんな点に惹かれたのかがエピソードで描かれていれば、もっと感情移入して読めたように思います。今後の成長に大いに期待します。
ブロンズルーキー賞
「少年ジャンプ電子版」もしくは「少年ジャンプ+」連載枠に掲載 賞金¥100,000-
月間ルーキー賞ランキング5位
編集部コメント
バカバカしいアイデアに全力で取り組んでいて大笑いしました。何で笑いを取るのかがはっきりして、かつ前半の掴みから後半にかけて横道に逸れずエスカレートしていく感じも良かったです。やや出オチ感も強いので、よりキャラクターギャグに寄せることを意識してください。
最終候補作
月間ルーキー賞ランキング2位
編集部コメント
シリアスな場面も軽快なノリで描かれていて、暗くなりすぎずに楽しめました。読後感がいいのも好印象でした。すべてのコマを背景までしっかりと描いていて、画面の密度はありますが、逆に読みづらさに繋がっているように感じました。見開き単位で抜くコマも作ってメリハリが出来るように意識してみてください。
月間ルーキー賞ランキング3位
編集部コメント
自分の描きたいテーマ・感情を絞って、しっかりとした構成力で描き切っていて好印象でした。ただ、数あるスポーツの中から、何故ドッジボールを題材に選んだのかは気になりました。そこに新しいアイデアがあれば、もっと興味を持ってくれる読者が増えると思います。絵はまだ拙いので、不断の努力を期待します。
月間ルーキー賞ランキング6位
編集部コメント
企画性があるのは非常に良かったです。ですが、メインであるヒロインの面白さ・魅力がそこまで見えてこなかったのが残念です。主人公のシリアス目の縦軸や他のキャラにページが割かれていて、ヒロインを弄りつくせてない気がします。また逆に主人公のドラマや群像劇がメインの漫画と考えても、そのための構成となっておらず、「この漫画の魅力を読者に分かってもらう」という所で欠点を強く感じてしまいました。
月間ルーキー賞ランキング7位
編集部コメント
たくさんの作品を拝見させていただいてますが、この題材は今まで見たことがありませんでした。その点がまず素晴らしかったと思います。ただ「じつ現実少女」を理解するのはなかなか難しかったです。また、人ではない主人公に読者を乗せていくのは大変ですが、「孤独」の感情が非常に上手く描かれていて、その部分で感情移入が出来たのが良かったです。
月間ルーキー賞ランキング8位
編集部コメント
全編通してキャラクターの表情力の高さを感じました。画面作りも丁寧で、密度もあり好感が持てました。お話は完結していないので、判断は難しいですが、回想と「世界は私を選ばない」というテーマがやや繋がりづらく感じたのは気になりました。ラストの読者を驚かせようとする意識が見えたのも良かったです。後半も楽しみにお待ちしています。
月間ルーキー賞ランキング9位
編集部コメント
短いページ数ながら、しっかりとまとまりのあるお話でした。単調になりがちな部屋のカットでも、読者を飽きさせないようなカメラワークに挑戦しています。ただ、テンポの良さや画面の見やすさという部分では課題も感じます。次回作では、読者にとって読みやすい作品作りを意識してみて下さい。
月間ルーキー賞ランキング10位
編集部コメント
ツンデレな女の子の可愛い魅力が伝わり、狙いもシンプルなので非常に読みやすかったです。ただ既視感のあるジャンルと、よくある女の子のタイプなので創意工夫は必要かと思います。また作画の点では女の子の表情のパターンの少なさも気になりました。この漫画の武器を再度見つめて、最大限に高めるよう努力してみてください。
編集部からの総評
読み応えのある作品が多数!ブロンズルーキー賞3本選出!
今回は難しい題材に挑戦している作品、読み応えのある長編作品が多い回だったように思います。
バリエーションも豊かでレベルの高い作品が多いのは嬉しく思いますが、シルバールーキー賞以上を出せるような突出したアイデアを持った作品はありませんでした。
投稿者の皆さんには、それぞれ自分の良い部分を生かすために多くの思考と時間を割いて、弱点は短期間で克服していくように意識して日々努力してもらえたらと思います。
粗削りでも、まだ見たことがない作品を期待したいと思います。
編集部コメント
起承転結がしっかりしていて、非常に読みやすい作品でした。主人公とヒロインの好感度も高く、読後感も良かったです。ただし、この作品を商業的に考えるのであれば、あと一歩物足りないのも事実です。ヒロインの凛とした強さなのか、主人公の男気なのか、手話というコミュニケーションの美しさなのか、もっと読者の胸を打つような演出を研究してみてください。