第2回縦スクロール漫画賞結果発表
結果発表
大賞2本、準大賞2本、佳作4本
縦スクロール限定の漫画賞、第2回ジャンプ縦スクロール漫画賞の結果発表です!
日中併せてたくさんの応募をいただきました。
その中から、両国編集部の審査により「少年ジャンプ+」で連載確約の大賞が2本決定しました!
第2回ジャンプ縦スクロール漫画賞の詳細はこちら大賞
大賞 賞金100万円 「少年ジャンプ+」で連載確約
※「少年ジャンプ+」「テンセント動漫」双方で連載となります。
あらすじ
かつて生意気だった天才選手がある日徹底的に潰されてから、立ち直ることができなかった。月日が流れ、何年間も経ったが、なんと在りし日の強敵に再び直面しなければならないとは!成長していく過程を描く熱血青春物語である。
提供:テンセント動漫
作品を読む編集部コメント
本作品は珍しき卓球を題材にしたスポーツ漫画です。青春時代と学園生活のロマン、流暢性のあるネーム、強いインパクトを与える画面を呈しています。内容的に、これまでの「努力して上達させる」という流れにばかり注目しているスポーツ漫画とは違い、少年が成長していくなか直面すべき挫折と乗り越えるための努力に重点を置いています。日中両国の文化を上手く融合させた深みのある作品です。続きを楽しみにしています。
提供:テンセント動漫
準大賞
賞金30万円 「少年ジャンプ+」で連載確約または「少年ジャンプ+」で受賞作掲載
※連載または掲載する媒体は、「少年ジャンプ+」と「テンセント動漫」双方となります。
あらすじ
帝王剣が再び世に現れ、上古妖魔の封印が解かれてしまいそうな神州大地はまさに戦乱に満ちている。かつて仙人の眷属であった二人は、一人が狂い、もう一人が死んで輪廻に入り、すべてを忘れた。没後千年、彼は少年として生まれ変わった。三界を救うという過去の責務を果たし直していくなか、前世の記憶蘇って、一度絶った縁もつながれるようになった。
提供:テンセント動漫
作品を読む編集部コメント
中国古代神話をバックグランドにもち、ロマンチックな画風と華やか構図だけでなく、中国らしい俗離れしている風貌に美を感じます。キャラクター設定と建築のスタイルは独特であり、序章だけで人物の性格と複雑な人間関係を表し、読者の想像力を湧かしました。しかし、物語はまだ展開していなくて、メインラインと世界観も未完成でしょう。
提供:テンセント動漫
佳作
賞金20万円 「少年ジャンプ+」で受賞作掲載
※掲載する媒体は、「少年ジャンプ+」と「テンセント動漫」双方となります。
編集部コメント
崩壊後の世界の陰鬱な雰囲気と少女の明るさに意外性があり、興味を持って読み進めることが出来ました。そんな彼女と一緒にいたことが死に繋がるという皮肉も良かったです。キャラクターについては二面性を出すことを意識してもらうと良いと思います。
編集部コメント
韓国的な男性向きのバトル縦スクロール漫画です。ネームのセンスはとてもよくて迫力に富んでいます。爽快感を感じる激烈な戦闘のシーンなどから、高い画力が見えてきます。物語の設定にもっと工夫し、またキャラクターの個性が鮮明でないため手入れが必要だと思います。
提供:テンセント動漫
あらすじ
平凡な大学生だった藤琳は、卒業してから親に言われた通りに、遠くにある親戚である狂気の叔父さんのところ・本家の骨董坊で手伝うことになった。働き始めたら、そこはただの骨董坊ではなく、魑魅魍魎や幽霊鬼神が遊走する「駅」でもあることに気づいた。実は藤一族は魂魄の記憶が見える能力を持ち、そして、その能力を生かし、魑魅魍魎と「取引」することを代々の生業としている。
提供:テンセント動漫
作品を読む編集部コメント
ネームの描き方と画力がハイレベルです。中国の骨董文化と京劇文化を取り上げた上、さらに「異術」と結びつき、物語全体が神秘感に満ちています。元素の設定は独創的でそれぞれの特色があります。ただし、キャラクターは個性をかけています。続きの展開はオムニバス形式の漫画になる恐れがあり、ストーリーの展開が限られているのではないでしょうか。また、主人公とおじさんとの関係、および物語のメインラインについてもっと工夫してほしいです。
提供:テンセント動漫
あらすじ
言い伝えでは、こういう人たちがいた。彼らにはそれぞれ特別な能力を持ち、時には世間から身を隠し、時には人々のために、己の力を振るう。歴史の転換点が訪れる時、人々はいつも彼らの暗踊する姿をかぎつけることができる。たとえそれぞれ別の存在であっても、人々は同じ名前で彼らを呼ぶ。それは、「奇人」という。
提供:テンセント動漫
作品を読む編集部コメント
中国らしい武侠を題材にした男性向きの作品です。画風は独特でキャラクター設定に魅力を感じます。バトルの演出と構図が評価できます。ただし序章にしては登場人物がやや多すぎるではないでしょうか。また、「奇人」についての説明は明確とは言えないが、期待できる未来性のある作品です。
提供:テンセント動漫
編集部コメント
一見、シンプルなラブストーリーかと思いきや、抜群のコメディセンスで終始笑わせていただきました。設定の面白さ、キャラクターの魅力、ネームの構成、全てにおいて非常にレベルの高い作品でした。