審査委員長・うすた先生が選んだ「うすた京介 漫画賞」の結果発表です! 準大賞が2本、奨励賞が6本出ました。
「うすた京介 漫画賞」について詳しくはこちら。
うすた先生コメント
席替えネタとしては変わり種で発想は面白い。ラストの見せ方も良い。できれば冒頭から「いつもはみんなが憧れる31番席だが今回は女子の隣を狙う」という主人公のスタンスを明確にした方がその後の展開がより活きたと思う。あとは画力の向上。
うすた先生コメント
まあ別にギャグだからいいんだけど、やっぱりデッドボール1発食らったら進塁というルールを無視してる部分はちゃんと漫画の中で消化させないといけない。世界全体をなぁなぁで描いてしまうと誰がオカシイのかぼやけてしまう。
うすた先生コメント
変な世界観持ってるし、良い話です。
単純に画力はいかんともしがたいものがあるので、しっかり磨いた方がいいでしょう。原作という手もあるけど自分の世界観はできるだけ自分の絵で表現した方がいい。
うすた先生コメント
これは続き物?発想自体も既視感あるのでこれだけではなんとも評価しがたい…。
ただこの後驚くような展開を考えてるとしたら評価が変わる可能性はあるけど。
うすた先生コメント
ネタがほぼ芸能人とか有名人イジリなので、そこにハマれないと笑えない。
もっと色んなパターンで笑わせる努力をしよう。
うすた先生コメント
2作品あったことで、こういうくだらない青春をテーマに描きたいんだなという事がわかったし、自分の中に一貫したテーマがあるのは良い。
ただここまで1ネタ勝負で来るならもっと全身全霊で持てる力を注ぎこまないと読者はそう簡単には笑ってくれないと思う。
うすた先生コメント
非常にオーソドックスな作りだが、全体的に雑な感じは否めない。
あまり練りすぎても良くないけど、もう少し1つ1つのネタを丁寧に作り込む努力が必要。
webでの漫画賞と言うことで、他の漫画賞と違い画力は低いけど何か光るモノを感じさせる作品が多かったなという印象です。
そういう意味ではとても楽しくできました。ただハードルは下がっても僕が基準として見ている漫画家としての可能性の評価は変わりません。
なので受賞者の方には今後とも高い意識を持って精進してほしいと思います。
うすた先生コメント
高い画力とシュールな世界観はサブカル系雑誌等に載っててもおかしくないレベルではある。
ただ手術というテーマはやっぱりグロイし、どうしても先にそっちの倫理的な部分が気になって笑わせ損ねてる感はある。