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くすぶらせる日々はまだ

田中裕士

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煙の向こうに見えたのは、 誰かを“拾いたい”って気持ちだった。 少年と女が交わすのは、 ほんの少しの言葉と、 少し遅れて届く優しさ。 火をつけるのは簡単だ。 でも、くすぶらせるには少しの覚悟がいる。