ヨコに読みます
あとがき
ワールドメーカーで作った作品になります。 以下補足。 牾蔡和尚がお酒を飲ませたのは、三々九度と言われる婚姻の儀式になります。 和尚はヤコを妖怪と見抜いていましたが、祓うほど高尚な和尚ではないので、 儀式による契約で魂を縛りました。 しかし、常時発動型の呪いである野狐は、儀式により力が貯まっていき、 弥太郎が傷ついた時に「身を挺して弥太郎を守る」と言う契約に基づき 貯まった呪いが解放されました。 本来であれば長い月日をかけて不幸を呼ぶ呪いだったのですが、一気に解き放たれたことで 村そのものを沈めるほどの力に成長してしまいました。