ファンタジー

誰そ彼のキオク

4時半

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毎朝、姉である「ほたる」の姿を見るたびに 弟「カズマ」はホッと胸をなでおろす。 この、安堵感はなんなのだろう?「カズマ」は、大切な何かを思い出せないでいた。 そんなカズマの前に 1匹の野良猫が現れる。 遥かなる記憶の物語が 静かに紡ぎだされようとしていた。