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眼の先に

春天

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時は平安末期。 源氏と平家の争いが集結しようとしていた。 平家方の女武士・樺山 水(かばやま みな)は、目が大きく母の身分も賤しいことから武士として育てられた。 その力量は男にも勝り、殺しへの躊躇いのなさに周りから恐れられたり妬まれたりしていた。果たして、源平争乱の末に彼女が選ぶ道とは――。