「楽しく解決」がモットーの生徒会長すずしろ。 　生徒には人気がある一方で、反感を持つ者もいた。 　そんな彼は冤罪の汚名でリコールされ会長の座を下される。 　急遽始まった次期生徒会選挙。 立ちはだかる《立候補者》達。 そして旧生徒会メンバー。 ──果たしてすずしろは無事汚名を晴らし生徒会長の座に戻れるのか？

2305年。帝を中心とする、一部の権力者達が住む火星と、環境破壊により住めなくなってしまった地球に残され、遺伝子操作をされて大人になれない「子供たち」。大学生の雄司は歴史を変える力があると見なされ、未来の地球を救う「候補者」の任命を背負い、2021年から仲間たちと2305年へタイムスリップし、火星政府と戦うことになる。

小学生の頃、自分の欲を優先する為お助けロボットのぴょんすけを見捨ててしまった大学生の雄司は、時空警察のレイから地球の未来を救うという契約を結べば、その見返りとして過去をやり直せると聞き〈候補者〉の任命を受ける。やがて雄司は恋人の京華や友人の武と共に〈子供達〉の住む地球対〈大人達〉が統治する火星の闘いに巻き込まれて行く。

雄司は「天才」と呼ばれていたが、それは子供の頃に「友達」を裏切って手に入れた力だった。友人の武、恋人の京華らと来たニューヨークで、雄司は「友達」を奪って行った「時空警察」と再会。人質となった京華を救い出す為、時空警察のレイが仕掛けた試練に挑む。死闘の末に京華の奪還に成功した雄司だったが、レイからある依頼を持ちかけられ…

運動部のトップである剣（つるぎ）を倒した風子は 病院に見舞いに行く。その裏では文化部統括立候補者演説が行われていた。