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月間ルーキー賞 2017年2月期 受賞作発表

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月間ルーキー賞20172月期 受賞作発表 「連載」を意識する気概や良し!ただしクオリティは今一歩…。

ランキング上位10作品から編集部の審査で選んだ月間ルーキー賞の発表です!
ルーキー賞について詳しくはこちら

ブロンズルーキー賞

「少年ジャンプ電子版」もしくは「少年ジャンプ+」連載枠に掲載 賞金¥100,000-

月間ルーキー賞ランキング1

0号室の幽霊殺し

学生寮の0号室には心霊事件を解決してくれる、趣味で幽霊を殺している「幽霊殺し」がいる。学園ホラー、sq新人賞編集部特別賞作品/2016年春執筆・P40

藤津一

編集部コメント

演出やページの構成の巧さなど、漫画としての完成度が高い作品でした。ただ、1話ごとの締め方に違和感を感じてしまいます。今一度、読者の目線を意識して、次の話も読みたくなるよう丁寧な作品作りを心がけてみてください。

最終候補作

月間ルーキー賞ランキング2

編集部コメント

画力が非常に高いです。また、タイトルのつけ方も秀逸ですね。テーマもニッチではありますが、中々良い狙い所をついていると思います。
が、いかんせん物語の起伏が無く、「何もない話」になっている印象です。もっと少女と老人の心の交流をしっかり描く、二人のキャラクターをより強くするなどし、読み応えのある作品にして欲しかったなと思います。

月間ルーキー賞ランキング3

編集部コメント

ミステリアスなキャラクターの魅力で話を引っ張っているのですが、『不幸の手紙』等のキーアイテムの取り扱いについて説明不足です。そのアイテムをどう解決するのか、どのような困難にぶつかるのか。そういった要素も掘り下げて描くと更に良くなると思います。

月間ルーキー賞ランキング4

編集部コメント

面白い発想の企画であり、キャラを中心に話が進む点や、テンポの良さなど最後まで楽しく読むことが出来ました。ただ読み進めていくほど、主人公たちのキャラの好感度の低さが気になりました。「面白い」「キャラが立っている」という点では評価できても、「好き」「見続けたい」というところまで昇華出来ないと「商品」としては難しいと思います。より良いキャラ作りを模索してみてください。

月間ルーキー賞ランキング5

編集部コメント

寝ている間に謎の行動をとってしまうという物語のとっかかりは、入りやすい舞台設定も含めてよかったです。しかし、多重人格の主人公の好感度と、各人格の描写の仕方に課題も感じました。特に、主人公のキャラクターや、そのマンガならではの設定については、読者がより魅力を感じられるよう次回作では工夫をしてみてください。

月間ルーキー賞ランキング6

編集部コメント

感情移入しやすい主人公で、ストーリーもほのぼのと読後感のいい作品でした。
ただ普通の主人公が普通の日常を送るだけでは読者の興味を引きにくいという面もあるので、今後は(栄子が想い人の星月君と距離が縮まるなど)「気持ちのいい奇跡」を盛り込むとよりいい作品になるでしょう。

月間ルーキー賞ランキング7

編集部コメント

作品や作者自身の中に世界観と雰囲気があるのは非常に良いんですが、もう少しそれの入り口を一般読者のために作って欲しいです。
どこか魅力を感じるのですが、楽しみにくいというのが素直な感想です。

月間ルーキー賞ランキング8

編集部コメント

テンポ良く読めました。作家さんの実力をしっかり感じます。キャラクターも企画もあるのですが、本音を言うと「もう一歩オリジナリティ」が欲しいです。
主人公の立ち位置、性格、相手の職業など、どこかで工夫があればすぐ受賞やその先へ行けると思います。

月間ルーキー賞ランキング9

編集部コメント

しっかりとしたドラマになっており、演出力は評価出来る点でした。作中の背景が「作品の味」になっており、自分の中で創り上げた世界観をうまく表現できていると思います。しかし、主要人物の作画が安定せず、時間経過することで読者にとっても解り辛く、感情移入し辛くなってしまうところが残念でした。

月間ルーキー賞ランキング10

編集部コメント

ソフトテニス部の顧問を主人公においた題材で、切り口が斬新で話に引き込まれました。その後、王道のスポーツ漫画に変遷していく際にキャラクター(部員たち)の描き分けに注力していただきたかったです。
個性、容姿、口調、性格、様々な要素を意識して魅力的なキャラクターを作っていくことを今後の作品で期待しています。

編集部からの総評

「連載」を意識する気概や良し!ただしクオリティは今一歩…。 今月は上位陣に、複数の話を投稿していただいた「連載」作品が数多く見られました。その中でも、完成度の高さで「0号室の幽霊殺し」をブロンズ賞とさせていただきましたが、正直、作品のレベルとしては、まだまだ、という印象です。一つのネタやキャラ、物語の仕掛けなどで「読切」は押し切れるかもしれませんが、連載となると、より強い作品としての力が求められます。もちろんプロを目指すものとして連載を志向するのは良いですが、まずは読切で実力を磨いてからで遅くはないはずです。
ルーキーという、多くの読者に作品を見られるフィールドを利用し、自分の作家としてのストロングポイントを磨いていって下さい。