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月間ルーキー賞 2016年7月期 受賞作発表

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月間ルーキー賞20167月期 受賞作発表 残念ながら低調!もう一息の奮起を!

ランキング上位10作品から編集部の審査で選んだ月間ルーキー賞の発表です!
ルーキー賞について詳しくはこちら

ブロンズルーキー賞

「少年ジャンプ電子版」もしくは「少年ジャンプ+」連載枠に掲載 賞金¥100,000-

月間ルーキー賞ランキング2

フェイバリット

パパラッチをパパラッチする漫画です

ダン

編集部コメント

パパラッチという題材のセレクトと、その扱い方にアイデアもあって面白く読めました。また敵キャラの描写も上手に感じました。しかし、全体的に読みにくさがあり、もったいなさも感じました。次回作では、ネームをきる際に、構図、フキダシの配置、読者視点キャラの使い方など注意して書いてみてください。

最終候補作

月間ルーキー賞ランキング1

編集部コメント

最近短編もので常連となっているだらく氏の5月投稿作品の長編版となった今作。WEBとの相性の良さや、読みやすさなどは相変わらずで、さらにページも増えて読み応えもアップしている為1位となったのも納得です。しかし前作同様に、キャラクターの不在を感じました。その為、ページ数は増えましたが内容としては薄まってしまった印象です。今後、連載などを目指す為にもキャラクターを中心に物語を動かして欲しいと思います。

月間ルーキー賞ランキング3

編集部コメント

絵柄も含めて独特の雰囲気があり、謎の提示もあったため読まされました。 オチはややわかりにくかったですが、ひねりがきいていて意表をつかれました。読者を驚かせることは漫画において非常に大切なことであり、そこを意識しているのはよい点です。今後はその驚きをいかに大きくしていくか、それも読者を嫌な気持ちにさせるのではなく、楽しくなるような驚きを作れるよう考えていって欲しいです!

月間ルーキー賞ランキング4

編集部コメント

動画投稿という題材や、過激なことを実行するという切り口もWEBマンガにあっているように思いました。主人公のキャラクターを中心に作ろうとしているのはよかったのですが、キャラデザなど好感度が足りないように感じました。また、2位の作品同様、こちらもネームの読みやすさについては課題が残ります。

月間ルーキー賞ランキング5

編集部コメント

こちらは今月3作品ランクインしただらく氏の得意とするショート作品。設定はありきたりながら、恋の甘酸っぱさがうまく表現出来ており読み味の良い作品でした。しかし、こちらも設定で物語を作っており、キャラクターがないのが残念です。設定で物語を作ることが決して悪いわけではないのですが、連載を目指すには設定だけで話を作るとどうしても限界がきてしまいます。そういった面でもぜひキャラクターを意識した作品作りを期待します。

月間ルーキー賞ランキング6

編集部コメント

こちらはホラー要素が強いだらく氏の作品。短いながらゾッとさせる演出力はさすがと言えます。しかし、今月最終候補に入っている他の2作品同様にキャラクターで物語を作ることにチャレンジして欲しいと思います。

月間ルーキー賞ランキング7

編集部コメント

明るさ・勢いと、スポーツという投稿の少ない題材が好印象でした。主人公が活躍できるのがなぜ卓球なのか、読者と近い立場の視点を入れること、また何となく対決するのではなく相手との因縁を作っておくことなど、足りない部分も目立ちましたが、次回作に期待したいと思います。

月間ルーキー賞ランキング8

編集部コメント

8Pというとても短いページ数、かつほぼサイレントという作品でありながら、きっちり物語を読者に伝えられている点は評価できます。ただ、この作品はあくまでも上に描いたような表現を試す為の作品です。力は感じますので、次回は是非良い意味での「普通」の作品を描いて欲しいです。

月間ルーキー賞ランキング9

編集部コメント

4コマ漫画ということですが、特殊なコマ割りで変わったことをしようとしている所は評価できると思います。しかし、漫画として続きが気になる、斬新的で読者を引き込ませるなど、もっと読みたいと思う以上のものは感じ取れず。内容としても普通の4コマ漫画といった印象です。やはりルーキー賞獲得を目指す、さらには連載を目指すからには企画としてもギャグとしてもさらなるレベルアップをして欲しいと思います。

月間ルーキー賞ランキング10

編集部コメント

可愛い絵柄とテンポのいいネーム運びで、いい意味でサラッと読めました。ただ、欲をいえば「何か読者の中に残る部分」をもう少し探して欲しいです。現状ギャグと女の子の可愛さが魅力の漫画だとは思いますが、その両方ともウリとまで磨き上げられていないと感じてしまいました。

編集部からの総評

残念ながら低調!もう一息の奮起を! 残念ながら、今月は全体的に低調な印象でした。その中で、企画の面白さやその描き方などで読者を意識した「エンターテイメント」として評価できた「フェイバリット」を受賞とさせて戴きました。全体の印象としては「漫画というよりアイディアそのまま」な作品が多い様に感じました。勿論、企画やキャラなどの根幹は「アイディア」です。ただそれをどれ位上手く「加工」「配置」「展開」「演出」出来るかが漫画作品です。
それが数ページ~数十ページの読切や第一話を越えて「続きが見たい。同じキャラの別の展開が読みたい」と読者が欲する作品を「連載に耐えうるキャラや作品」とし、またそれを描ける作家さんを「連載できる作家さん」と評価させて戴いてます。
勿論、問答無用で面白ければ何を置いても受賞です。ただ漫画家の仕事はやはり「連載」なので、投稿作を通して「作品、作家が将来連載した場合の期待度」が評価に大きく関わります。それからすると「アイディアそのまま」の作品は評価が辛くなります。
アイディアは面白ければ面白いほど良いです。でもアイディアの面白さは「まぐれ当たり」があります。小説家の星新一先生など「まぐれ当たり」レベルを必然で連発できる希少な天才ならば問題ないのですが、そうでなければ「アイディアのまぐれ当たりだけで、加工や展開の腕がない人は連載が出来ない」と編集者は経験上感じています。なので基本「アイディア」だけの漫画は作家さんの実力を判断・評価しにくいです。是非、面白いアイディアを基に面白い「漫画」を作って下さい。その過程で漫画へ加工する腕も磨いて我々に見せ付けて戴きたいです。
勿論、ルーキー賞は「即連載」レベルのみ求めている訳ではありません。ブロンズ賞は未来が感じられる「新人作品」であれば十分です。ただ投稿者の中には漫画ではなく良いアイディア「のみ」を追い求めていそうな方がいる印象を受けたので、このままでは危険だと考え今回書かせて戴きました。