月間ルーキー賞 2015年11月期 受賞作発表

月間ルーキー賞201511月期 受賞作発表 「センス」に頼り切らない作品作りを!

ランキング上位10作品から編集部の審査で選んだ月間ルーキー賞の発表です!
投稿者は受賞作品と編集部によるコメントを比較して作品作りに活かそう!
ルーキー賞について詳しくはこちら

ブロンズルーキー賞

「少年ジャンプ電子版」もしくは「少年ジャンプ+」連載枠に掲載 賞金¥100,000-

月間ルーキー賞ランキング2

編集部コメント

審査した編集部の大人数が「ハマり」ました。ギャグ漫画なので、そんなシンプルな理由で受賞です。
ですが、「目に付いて読み捨てるもの」と考えれば充分面白いのですが、「わざわざジャンプ+に読みに来る」「コミックスを買う」ということを見据えると、現状では厳しいものがあるのも事実です。
この先を狙うには、その部分での進化・発展が必要です。

ブロンズルーキー賞

「少年ジャンプ電子版」もしくは「少年ジャンプ+」連載枠に掲載 賞金¥100,000-

月間ルーキー賞ランキング10

剣の道

半年ほど前に描いた漫画です。宜しくお願いします。

タカヒロホン

編集部コメント

今回1P漫画やギャグが多く見られる中で物語をしっかり描き切ったところが良い評価へと繋がったと思います。物語の中で人間ドラマを描き、主人公が剣道を通して成長していく様が描かれているのが好印象。ただキャラとしてはまだまだ弱いと感じます。どのキャラを取っても普通すぎる印象で、もしこの話が続いたとしたら漫画として苦戦するだろうというのが本音です。今後は得意とするドラマ部分もより成長させ、同時にずっと読み続けたくなる素晴らしいキャラを作り上げて欲しいと思います。

最終候補作

月間ルーキー賞ランキング1

編集部コメント

可愛らしく描かれた姫騎士と、よく描きこまれたオークの対比がよく効いている。短いページ数の中に驚きも盛り込まれた良作。
是非長めのページ数の作品にも挑戦して欲しい。

月間ルーキー賞ランキング3

編集部コメント

こちらも1位同様、1Pで何も分からない作品です。アイディアがないわけではないのですが、漫画のアイディアというより、ある種「ボケて」的な一瞬のためのアイディアやその場の台詞のためのアイディアでしかありません。11月期の受賞作はショート作品でも「キャラクター」「企画」など見えているので受賞にいたりましたが、それとは質や密度が違う作品なので評価は得られません。

月間ルーキー賞ランキング4

編集部コメント

「キャプテン翼」を使った、独特のブラックな切り口でのギャグにセンスを感じました。しかし、あまりにも既存の作品のパロディに頼りすぎた作品です。これでは高い評価が難しいです。他者に権利がある作品を(おそらく)無許可で使用するには、依存度が高すぎると感じました。パロディ部分を抜いても、読者を楽しませることができるような次回作を、期待しています。

月間ルーキー賞ランキング5

編集部コメント

ぼっちの勇者という設定はなかなかキャッチーであり、それが強さに繋がっているというのも面白いポイントだった。
若干絵に古さを感じるので、描きたい作品の魅力がより読者に伝わるよう、ファンタジー作品などプロの作品の絵を見て勉強して欲しい。

月間ルーキー賞ランキング6

編集部コメント

思いを残し、死んでしまった少女。彼女の願いを叶える為天使が…?
ありがちなストーリーですが、きちんと感動に落とし込めている点は評価できます。
ただ、あまりにもテンプレな物語ですので、独自の設定、キャラ等、どこで他作品との差別化ができるかが課題です。

月間ルーキー賞ランキング7

編集部コメント

キャラクターは立っていますし、企画も感じます。ただ「先を見据えると、一発漫画のキャラ・企画に感じてしまう」という弱点と、ギャグ漫画として今回2位の作品の方が「ハマった」人が審査員の中に多かったという比較で受賞には至りませんでした。作者自体に力があるのは間違いないので、今後よりよいキャラと企画を生み出して戴ければ、ジャンプ+などへの掲載も遠くはないはずです。

月間ルーキー賞ランキング8

編集部コメント

少女漫画の定番をパロディにして笑いを狙う今作。少女漫画キャラとは似つかわしくないラジカセを持ったラッパーを主人公に持ってくるなど狙いは面白いと思いました。企画や設定などは今までに無いものなので評価できると思います。ただ、ページが少なく構成や展開などは評価し難いです。短いものが全て悪いとは思いませんが、素晴らしい設定があるので、ぜひ次回は今回のような誰も考えないような企画で、ある程度物語として読めるものを仕上げていただきたいと思います。

月間ルーキー賞ランキング9

編集部コメント

マンガ初心者の状態での投稿作としては、特に、画力と楽しいコメディの会話のやりとりに評価ができる作品でした。一方、ストーリー展開とキャラクターについては課題が残る作品でした。ありふれた設定に加え、視点キャラクターにあまりにも関係のない部分でオチがつくところなどがマイナス点でした。次回作では、面白いキャラクターの一番「面白い部分」が山場になるよう、全体のストーリーを構成してみてはいかがでしょうか。

編集部からの総評

「センス」に頼り切らない作品作りを! 11月は、「センス」が光る投稿作が多い月でした。面白い漫画を作る上で、「センス」は非常に重要な要素です。ぜひ、「センス」を大事に、より光るような作品作りに努めてください。
しかし、「センス」だけの作品が多かった、とも言える月でした。編集部は、連載を紡いでいって読者の支持を得られる「キャラクター」を作れる可能性の持ち主かどうか、を重視しています。多くの漫画家さんは、そんな面白い「キャラクター」を読者に提示するために、ページを使ったストーリーの構成や、画力、演出力などいろんな方法で面白い「キャラクター」を見せられるよう工夫しています。
もちろん「センス」もそんな要素の1つではあります。独自の「センス」は大事にしながらも、それに頼り切ることない作品を期待しています。